トップ>2002演劇トピックス
ここでは、内外の演劇・芸術文化に関するトピックスを扱います
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ニューヨークで劇場での携帯電話禁止条例可決
ニューヨーク市議会は18日、映画館や劇場などでの携帯電話の使用を全面的に禁止する条例を可決した。
上演中に呼び出し音が鳴っただけでも50ドル(約6000円)の罰金とのこと。
日本経済新聞サイト
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20021219AT3K1901B19122002.html
021225更新
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現在、全業種の中で法人に対する支払いで源泉徴収されているのは芸能法人と馬主だけであり、芸能法人が免除されるためには、税務署から交付された源泉徴収免除証明書を提示する必要があった。名演の例会の上演料等の支払いも、証明書がない団体については、源泉徴収して支払っていた。
「芸能法人は信用できない」というひとつの現れであり、明らかな差別でもあるこの条項については、芸団協(社団法人日本芸能実演家団体協議会)で十数年来、撤廃を要望し続けてきた。
今回長年の要望が通り、12月13日にまとめられた与党税制改正大綱のなかで、芸能報酬にかかる法人源泉制度の撤廃が明記され、今後、年内には閣議決定となり政府方針が固まれば、次期国会で所得税法等の改正を経て、正式に公布・施行となる見込み。
税制改正大綱によれば、平成15年4月1日以降に支払を受けるべき報酬又は料金について適用される予定となる。
12月19日、芸団協と連名で要望書に名を連ねていた関係団体(社団法人日本演劇興行協会、 社団法人日本クラシック音楽事業協会 、社団法人日本音楽事業者協会、社団法人 音楽制作者連盟)や放送業界、広告業界などの代表の方々を交え、文化庁からこの間の経緯について説明を受けた。
撤廃の理由は、昨年制定された文化芸術振興基本法の「芸能法人の安定的な活動を促進し、文化芸術の振興を図るため」ということで、文化芸術振興基本法第6条「「政府は、文化芸術の振興に関する施策を実施するため必要な法制上又は財政上の措置その他の措置を講じなければならない」が契機となっているようだ。
芸団協ウェブサイト「法人に関わる芸能報酬等の源泉徴収制度の撤廃に関する要望」
http://www.geidankyo.or.jp/02kihon/02-18yobo1.htm
芸団協ウェブサイト NEWS-「芸術文化と法整備」
http://www.geidankyo.or.jp/02kihon/02_02fr.html
021220更新
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芸術祭賞発表
文化庁主催の平成14年度芸術祭賞が、12月17日に文化庁芸術祭執行委員会で決まった。授賞式は1月16日に赤坂プリンスホテルで行われる。
舞台関連の受賞者は下記の通り。
演劇
大賞
中村吉右衛門 芸術祭十月大歌舞伎「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」の演技
優秀賞
観世喜之 観世九皐会 秋季別会「卒都婆小町」の演技
木場勝己 燐光群「最後の一人までが全体である」の演技
毬谷友子 一人芝居「弥々」の成果
新人賞
中川晃教 ミュージカル「モーツァルト!」の演技
舞踊
大賞
バレエ シャンブルウエスト 第34回定期公演「タチヤーナ」の成果
優秀賞
吾妻節穂 「第二回 節の会」の成果
西崎緑 西崎緑舞踊団 創作野外舞踊公演「阿弥陀来迎」の成果
山村若祿次、山村久子 「山村若祿次・久子の会」の成果
新人賞
花柳乃三(はなやぎだいぞう) 「第6回乃三の会」の成果
演芸
優秀賞
桂あやめ 「あやめ二十歳ラクゴ会」の成果
桂む雀 「桂む雀独演会」における「高津の富」の話芸
澤登翠(さわとみどり) 「澤登翠活弁30周年記念公演“THE 活弁”」の話芸
初音家左橋(はつねやさきょう) 「第22回初音を聞く会」の成果
新人賞
神田山陽 「第一回神田山陽独演会」の成果
文化庁ウェブサイト「平成14年度(第57回)芸術祭」
http://www.bunka.go.jp/frame.asp?pr=sck.asp?id=1000014292&tp=dt
021220更新
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第37回紀伊國屋演劇賞発表
紀伊國屋書店主催の第37回紀伊國屋演劇賞が12月17日発表された。贈呈式は1月20日にホテルニューオータニ(東京・赤坂)で行われる。
審査委員は、村井健、小田島雄志、大笹吉雄、長谷部浩、松原治、の各氏。
・団体賞(賞金200万円)
文学座 『大寺學校』を始めとする3創立者記念公演などの成果
・個人賞(賞金50万円)
辻萬長 ひょうご舞台芸術『ロンサム・ウエスト』、こまつ座『雨』の演技
大竹しのぶ シス・カンパニー『売り言葉』、シアターコクーン『欲望という名の電車』、こまつ座『太鼓たたいて笛吹いて』の演技
松井るみ 遊機械オフィス『ピッチフォーク・ディズニー』の舞台美術、新国立劇場『太平洋序曲』の美術
坂手洋二 燐光群『屋根裏』『最後の一人までが全体である』、演劇集団円『BLIND TOUCH』の戯曲
寺島しのぶ シアターコクーン『欲望という名の電車』の演技
紀伊國屋書店サイト内 第37回 紀伊國屋演劇賞
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/37/37.htm
021220更新
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名演小劇場・映画上映 各紙で報道される
さる12月8日より、『チョムスキー911』の上映が始まった、名演小劇場。今後は映画を中心にした企画を行う予定。
現在上映中の『チョムスキー911』のあとは、『ジュラール・フィリップ映画祭』36歳という若さで亡くなったフランスを代表する俳優ジュラール・フィリップの生誕80周年記念特別企画。18作品一挙上映を予定している。
名演会員には引き続き割り引きあり。
中日・毎日の各紙で、映画中心の運営になることが報道されている。
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021212-00000006-mai-l23
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20021206/eve_____sya_____012.shtml
名演会館・シネサロン
http://homepage3.nifty.com/meien/cnesaron.htm
021215更新
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NPO法改正、国会で成立
12月11日(水)参議院本会議において、NPO法の改正案が全会一致で可決した。
この度の改正には、次の点などが含まれている。
(1)特定非営利活動の分野の追加(情報化社会の発展を図る活動や、消費者の保護を図る活動、経済活動の活性化を図る活動など、5分野の追加)
(2)設立や定款変更にともなう認証申請の書類の簡素化
(3)暴力団の排除の強化
(4)予算準拠の規定の削除
申請書類の簡素化や、柔軟で臨機応変な活動を妨げる「予算準拠の規定」の削除などは、NPO側から求めていたものである
詳しくは
「シーズ」(市民活動を支える制度をつくる会)ウェブサイト
http://www.npoweb.jp/news_info.php3?article_id=881
http://www.npoweb.gr.jp/news_info.php3?article_id=877
021215更新
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「文化芸術の振興に関する基本的な方針について」閣議決定
12月5日に、文化審議会から遠山敦子文部科学大臣に答申された「文化芸術の振興に関する基本的な方針について」(答申)が、12月10日、閣議決定になった。国の文化政策は、この基本方針にそって進められることになる。
なお、閣議決定された答申は、ここでも紹介した11月7日から21日の間に募集された「パブリックコメント」を反映し、11月28日の文化審議会で修正がはいり、公表された答申案から若干変わっている。
文化庁ウェブサイト(文化芸術の振興に関する基本的な方針(平成十四年十二月十日閣議決定)
http://www.bunka.go.jp/frame.asp?pr=sck.asp?id=1000015149&tp=dt
021215更新
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第8回劇作家協会新人戯曲賞、芳崎洋子氏が受賞
日本劇作家協会が主催する「第8回劇作家協会新人戯曲賞」の公開審査会(審査員、永井愛、清水邦夫、別役実、斎藤憐、鴻上尚史、坂手洋二、松田正隆)が12月8日に行われ、最終候補作5作品(吉田小夏『うちのだりあの咲いた日に』、明神慈『ピン・ポン』、芳崎洋子『ゆらゆらと水』、田辺剛『あたたかい棺桶』、石原美か子『魚眼パノラマ』)の中から芳崎洋子氏の『ゆらゆらと水』が選ばれた。正賞の時計と副賞賞金50万円が授与された。
芳崎氏は1996年、兵庫県伊丹市アイ・ホールの伊丹想流私塾第一期生として、北村想氏に戯曲の書き方を教わる。98年、『浅川町5丁目1番5号』で第14回名古屋文化振興賞戯曲部門入選(2000年6月に名古屋市天白文化小劇場で上演)。同年より劇団「糾〜あざない〜」の座付き作・演出担当となり、大阪を中心に活動してきた。第6回劇作家協会新人戯曲賞では第6回劇作家協会新人戯曲賞では『桜桃ごっこ』が最終候補作品に残り、第7回同賞では『沙羅、すべり』で佳作を受賞。
日本劇作家協会サイト http://www.jpwa.org/
main/
021215更新
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名古屋・納屋橋の名宝会館が12月1日、閉館。
名宝会館は1935年に、宝塚少女歌劇の公演と映画上映をする名古屋宝塚劇場として開場した。新劇の公演も行われていた。高度経済成長期以降は、広小路通りで遊ぶ「広ブラ」のシンボルとしても愛され、昭和30年代には一日の入場者数が1万人を超えることもしばしばあった。現在は67年の歴史を持つ名宝劇場と、名宝スカラ座、名宝シネマの三館のほか、ダンスホールなどが入居している。
跡地は2004年末、ホテル棟(11階建て)とオフィスビル棟(10階建て)が予定されている。
名古屋の映画の「殿堂」ともいえる、名宝会館の閉館は市内や郊外に広がる「シネコン」の集客により都心部の映画観客の減少の一つの象徴ではないだろうか。名古屋は既に名駅の「松竹座」「毎日ホール」「毎日地下」が駅前の再開発で閉館。栄の「名古屋東映」「東映パラス」も9月に閉館している。
名古屋の映画館の現状は、名演会館サイト内の「●劇的変化の名古屋映画館状況●」が詳しい。
http://homepage3.nifty.com/meien/topix2.htm
021203更新
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文化庁が「文化芸術の振興に関する基本的な方針について(答申案)」を公表
パブリックコメントを募集
6月5日に文部科学大臣から諮問され、文化審議会で検討されてきた「文化芸術の振興に関する基本的な方針(答申案)」が、11月7日に公表された。
文化庁(担当:長官官房政策課)では、この答申案に対し、広く一般からの意見を募集している。
省庁間協議を経て、文化審議会総会で検討されてきた段階の案に、さらに細かい修正が入っている。
この答申案は、意見募集を経て、再度、文化審議会で検討し、12月に閣議決定することを予定している。
基本方針案への意見提出については、文化庁長官官房政策課が提示している【ご意見の提出方法】の要領のとおり。
詳細は、文化庁のホームページの新着情報で見ることができるが、
一部をここに転載する。 (http://www.bunka.go.jp/)
【ご意見の提出方法】
1 提出手段 郵便・FAX・電子メール
(電話によるご意見の受付は致しかねますので、あらかじめご了承下さい。)
2 意見募集期間
平成14年11月7日(木)〜 平成14年11月21日(木)(必着)
3 宛先
住所: 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
文化庁長官官房政策課政策調整係 宛
FAX番号: 03-3595-2056
電子メールアドレス:singikai@bunka.go.jp
4 ご意見提出様式
文化庁長官官房政策課政策調整係 宛
「文化芸術の振興に関する基本的な方針(案)」に対する意見
(1) 氏名
(2) 所属組織/部署名
(3) 住所
(4) 電話番号
(5) 意見
注1) ご意見に対して個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。
注2) ご提出いただいたご意見(記載内容)は、住所、電話番号を除き全て公表される可能性があることをご承知おき下さい。
注3) 電子メールにてご意見を提出いただく場合には、ご意見を記入したテキストファイルの添付によりお願いします。
(以上、文化庁ウェブサイトより)
021107更新
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NHK衛星第1放送の討論番組『インターネット・ディベート』で、芸術文化に関する意見を募集中
NHK衛星第1の討論番組『インターネット・ディベート』では、“アートなくして景気回復なし!?”と題して芸術文化の振興をテーマにした番組を放送する。
日本再生の鍵は、アートが握っている? がテーマ。番組サイトより引用
「 今、景気回復の切り札としてアートが注目されています。小泉内閣の構造改革でも文化・芸術の振興が重点項目に挙げられています。アートは日本再生の鍵となるのでしょうか?秋の夜長、いっしょに考えてみませんか」
11月2日、23時に放映。
番組サイトでは下記の討論内容について、メールで意見を募集している。
募集内容
あなたは、どんなアートを振興してほしいですか?
アートの振興は、官が中心に行うべき?民が行うべき?
あなたは地元にある公立の劇場やホールに満足していますか?
自由投稿「あなたにとってアートとは」
詳しくは下のサイトを参照
NHK-BS1インターネット・ディベート http://www.nhk.or.jp/debate/
021026更新
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名演小劇場で12月8日より映画 「チョムスキー9・11」上映
名演会館で下記の話題の映画を上映。(名演会員は割引有り)
アメリカの外交政策を静かに批判し続ける反骨の知識人ノーム・チョムスキー
昨年の同時多発テロから1年。今もっとも求められている言葉を、21世紀の知
の巨人が誰よりも明快に語る。
監督=ジャン・ユンカーマン
企画・製作=山上徹次郎
35ミリ/カラー/74分/2002年シグロ作品
公式サイト http://www.cine.co.jp/
名演小劇場サイト http://homepage3.nifty.com/meien/indextop.htm
なお、名古屋都心部で映画館が激減している。名演小劇場のサイト「劇的変化の名古屋映画館状況」をご覧下さい。
021026更新
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名古屋市の千種区・中川区に小劇場オープン
10月23日千種文化小劇場がオープン(地下鉄「吹上」下車)、この劇場は客席数が251席。正8角形の中央舞台と間口7.5mの奥舞台が特徴的な円形劇場だ。千種区在住の文化関係者の運動によってこのような形態になった。2つの楽屋と広さ72平方メートルの練習室がある。オープン当初は開館記念公演(演劇1,2)が続き、一般利用は11月23日から。
11月1日には中川文化小劇場がオープン(地下鉄「高畑」下車)。中川区の図書館との併設で、1階と2階の一部が図書館部分、3・4階が客席数446席のホールになっている。2つの楽屋と広さ62平方メートルの練習室がある。開館記念公演(演劇)ののち、一般利用は11月30日から。
名古屋市文化振興事業団サイト http://www.culture.city.nagoya.jp/
021026更新
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栄バスターミナル「オアシス21」10月11日にオープンしました。
名演事務所がある、名演会館が便利になりました!!
既に管理人日誌でも書きましたが、栄のバスターミナルを集中し、あわせて公園化する計画が完成。
地下街から直接愛知芸術文化センターに出入りできる通路が完成。名演会館にとっても、地下街から愛知芸術文化センター地下を経由して、地上に出て名演会館へのコースができ、雨天の際は便利になる。
このコース意外に知られていないです。
愛知芸術文化センター、南東入口(錦通りに面してます)は右の写真。
http://www2.ocn.ne.jp/~sakaesin/(オアシス 21のホームページ)
東京グローブ座、ジャニーズ事務所が買収
新聞各紙の報道によると、ジャニーズ事務所は10月10日、休館中の東京グローブ座(東京・新大久保)を取得する契約が成立したことを正式に発表した。
改修工事を経て、来年秋ごろ正式開場となる予定。なお、「東京グローブ座」の名称は変えない方針だという。
http://news.lycos.co.jp/topics/entertainment/johnnys.html?d=18sankeient100&cat=7
(ジャニーズ“専用劇場”、今後の行方 (夕刊フジ)
021026更新
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東京グローブ座、ジャニーズ事務所が買収の模様
財政難のため、7月末で休館した東京グローブ座は、大手芸能プロダクションジャニーズ事務所が買収のための最終交渉に入っていることを、朝日新聞9月1日付朝刊が報じた。
http://www.asahi.com/culture/update/0901/001.html
020904更新
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政府の行革推進事務局が、公益法人制度改革の方向性について、意見募集中
8月2日に、「公益法人制度の抜本的改革に向けて(論点整理)」が内閣(行政改革推進事務局)から公表され、意見募集が行われている。
論点整理および意見募集のメールボックスは、「行政改革ホームページ」
内のURL(http://www.gyoukaku.go.jp/koueki-public.html)をご覧下さい。
意見集約の締切は、9月10日必着。
民法34条による既存の社団法人、財団法人、特定非営利活動法人(いわゆるNPO法人)、中間法人などが影響をうけることになるようだ。
政府は、この意見募集を踏まえて、今年度中に「公益法人制度等改革大綱(仮称)」をまとめ、17年度末までには公益法人等改革を行う方針を決めている。
020904更新
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公益法人制度の改正へ
政府の行政改革推進本部が、8月2日、公益法人制度の抜本改革への「論点整理」を公表。
それによれば、NPO法は、新たな公益法人制度の中に「発展的に解消」される模様。「税制優遇」についての
見直しも含め、芸術文化団体にも大きな影響がありそう。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/gyokaku/kettei/020802kouekih
onbun.pdf PDFファイルです
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名演会館・名演小劇場ウェブサイト開設
1972年の開館以来、名古屋の演劇界にあって、大きな位置をしめている名演会館が8月1日ウェブサイトを開設した。
名演会館は1972年に、当時の名古屋演劇鑑賞会の会員、演劇人、文化人、市民の手によって設立。客席154の小劇場がある。
http://homepage3.nifty.com/meien/
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山口情報芸術センター、大枠見直しだけで工事再開
新市長当選により、工事を中断して見直し論議を進めていた山口市の山口情報芸術センターが、設置した市民100名による委員会の提言を受けて7月24日から工事を再開した。
山口市ホームページ「山口情報芸術センター(YCAM)・見直し/提言書」
http://www.city.yamaguchi.yamaguchi.jp/bunka/ycam/teigen.htm
山口情報芸術センター提言の大半を否定 工事見直しに触れず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020807-00000003-mai-l35
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近鉄劇場存続を求める署名サイト
近鉄劇場・近鉄小劇場閉鎖の発表を受けて、観客有志によって発足した「近鉄劇場存続の会」が、7月15日、両劇場の存続を訴える署名サイトを開設した。
署名用紙はこのサイトからダウンロードできる。投函締切は8月10日
なお、オンラインでの署名は8月20日までの受け付け。
「わたしたちの大好きな劇場を閉鎖しないで下さい。」=http://save-our-theater.com/
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第2回朝日舞台芸術賞中間選考会概要
朝日新聞社が昨年創設した「朝日舞台芸術賞」の今年度の中間選考会が7月16日に開催され、上期の候補が選ばれた。
朝日舞台芸術賞・上期候補
グランプリ候補
『その河をこえて、五月』作/平田オリザ+金明和
『欲望という名の電車』作/テネシー・ウィリアムズ、演出/蜷川幸雄
『You Are The Top〜今宵の君』作・演出/三谷幸喜
『道元の月』作/立松和平
舞台芸術賞候補
大竹しのぶ 『売り言葉』『欲望という名の電車』演技
蜷川幸雄 『欲望という名の電車』『オイディプス王』演出
松井るみ 『ピッチフォーク・ディズニー』など舞台美術
松本修 現代日本戯曲再発見シリーズ成果
市村正親 『You Are The Top』『ストーンズ・イン・ヒズ・ポケッツ』演技
白星姫 『その河をこえて、五月』演技
田中泯 『脱臼童體』演技
岩淵多喜子『Distance』演技
珍しいキノコ舞踊団 『フリル(ミニ)ワイルド』成果
小島章司 『邂逅』演技
熊川哲也 『若者と死』『ボレロ』演技
寺山修司賞候補
寺島しのぶ 『欲望という名の電車』演技
土田英生(MONO) 『橋を渡ったら泣け』作・演出
松本祐子(文学座) 『音の世界』演出
水と油 『スケジュール』成果
秋元松代賞候補
三谷幸喜 『You Are The Top』『彦馬がゆく』作・演出
いのうえひでのり 『天保十二年のシェイクスピア』演出
藤山直美 『喜劇 地獄めぐり』『桂春団治』演技
特別賞候補
森光子 上演回数1500回をこえる『放浪記』、『櫻の園』などの演技
戌井市郎(文学座・演出家) 新劇、新派にわたる幅広い活躍ぶりを評価
森下洋子(バレリーナ) 若手の追随を許さぬ表現力の高さを評価
天児牛大(山海塾主宰) 日本独自の表現“舞踏”を世界に認知させた功績
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安田火災ひまわりホール、損保ジャパンひまわりホールへ名称変更 7/1
安田火災が7月1日に日産火災と合併し、新たに「株式会社損害保険ジャパン」になり、これに伴い、ホールの名称も「損保ジャパン人形劇場ひまわりホール」に改称。
http://homepage3.nifty.com/apc/ (愛知人形劇センター)
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OSK日本歌劇団が来年5月解散。 6/28
笠置シヅ子や京マチ子を生み、宝塚歌劇団と並ぶレビュー劇団として歩んできたOSK日本歌劇団が、来年5月に解散することになった。同劇団は1922年、松竹楽劇部として創設。その後いく度かの名称変更を経て、70年に現在の名称となった。 実質の親会社の近畿日本鉄道が6月27日、明らかにした。また、近鉄劇場・近鉄小劇場の閉館は2004年1月と決まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020628-00002126-mai-soci (毎日新聞)
http://www.kintetsu.co.jp/senden/osk/index.html (OSK日本歌劇団サイト)
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山口情報芸術センター、市民の60%が見直し求める(山口)6/25
山口市に建設予定の山口情報芸術センターは、最先端のアートやパフォーマンスの制作、ワークショップの実施、新しい 情報提供サービスなどを行なう複合文化施設として、2003年秋のオープンを予定していたが、工事凍結の公約をたてた市長候補が当選し、年間維持費等の問題で、今年の5月より建設工事が一時中断している。市は「山口情報芸術センター(中園文化施設)見直し市民委員会」を設置、山口市文化振興課では、見直しに先立ち市民アンケートを実施した。
一般的に、維持するのには建設費の1割前後かかります。財政収入の悪化、法人の海外移転、どう見ても、税収が増えるみこみはないなか、使用料を上げるか、人件費を下げるか、施設を壊すか、しか直接的な経済的な効果はでません。しかし、そんなことは建設時点からわかっていることでしたが。
ただ、文化に対する関心が低い中、フラットなアンケートをとると、「見直し」を求める声が多いのは予測できたようにも思えます。もう一度文化政策・文化行政のあり方にさかのぼり、検討する必要があるのでは。
http://www.city.yamaguchi.yamaguchi.jp/bunka/ycam/ycam.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020622-00000004-mai-l35 (毎日新聞)
「小劇場」制作支援サイト「fringe」 トピックス
http://fringe.jp/topics/0206.html
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読売新聞サイト
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020624i506.htm
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名古屋市の各区にできている、文化小劇場の運営改善のため、検討委員会を設置。
6月18日に初会合を行った。
毎日新聞サイト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020618-00000004-mai-l23
なお、今年の秋には、千種区・中川区にも開館し、13館となる。
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阪南市のサラダホールの予算確保のお願いの署名内容です。
阪南市長さん!
サラダホールを、今までどおり使えるようにしてください。
阪南市政制定以来、サラダホールは全国でも指折りの優れたホールとして、阪南市のみならず泉南地域の文化の発信地として大きな役割を果たしてきました。現在、ホールは幼稚園や小学生の発表会、音楽会・舞踊会、プロの劇団による観劇会、さらにはカラオケ大会など幅広い年齢層、多くの市民・団体に利用され愛されています。
このような中であっても、阪南市は、これまでサラダホールの照明など計画的に設備改修を行わず放置してきました。その結果老朽化がすすみ舞台を照らす照明さえ使用できなくなってきています。にもかかわらず、これらの補修を行わず実質使用できない方向を打ち出そうとしています。それではもはや文化ホールとしての機能は果たせず前述のような催しは一切できなくなってしまいます。
文化・芸術に接し、心豊かに生きたいと願う市民の憩いの場として、また、この街の次世代を担う子どもたちの健康な心を育む場としてのサラダホールを「財攻難」を理由に廃墟とするようなことはやめて必要な補修を続け大切に守っていかなければなりません。
私たちの街の文化的財産であるサラダホールが、今まで通り使用できるよう、以下のことを強く要望します。
一、サラダホールの機能を維持するための予算を確保し、
従来通りの文化行事がおこなえるようにして下さい。
サラダホールを守る会
阪南市長 岩室敏和様
署名用紙は名演事務所にあります. ご協力お願いします。
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