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 今年のサマーセミナーは、8月7・8日と馬籠で文学座の蔭山陽太さんをお招きし、
40人が参加し。「名演のこれから」について語り合ってきました。

 入会2ケ月で、いきなりサマーセミナーに参加。講師のお名前(文学座・蔭山陽太さん)にひかれて申込みはしたものの、お芝居のことなんて全然知らないし、知り合いも誰もいないし…と、日が近づくにつれだんだん不安に…。
 でもそれは全くの杞憂でした!皆さん、入会したての私に本当に温かく接して下さり、班別交流会でも、話はついつい私の大好きな俳優さんの話に脱線しがち。その上、「その俳優さんなら会員の○○さんが親しいよ…」と紹介して下さったり。(アリガトウゴザイマス!)
 その後の夕食会・花火大会も本当に楽しかったです。
 講師の蔭山さんのお話も、とても魅力的で、舞台というアートの特殊性やそれを支えるご苦労、劇団の方々の実情など貴重なお話をたくさん伺うことができました。
 2ヶ月前には考えもしなかったこのような方々との出会い。これこそが名演の魅力、そしてサマーセミナーの魅力なのでしょうね。実行委員の皆さま、そして参加された会員の皆さま、いろいろとお世話になり本当にありがとうございました!また例会場等でお会いできるのを楽しみにしております。(A・N)

蔭山陽太さん



サマーセミナーで話されたことをポストイットで用紙に貼ってみました。


藤村記念館

各班で話し合われたことの発表

 

 馬籠の滞在は、演劇の話か、演劇ではない話をしているかのどちらかでした。当然のことと思われるかもしれないが、ちがうのです。自分の過ごした時間を、演劇の存在で色分けができるなんて初めてなのですから。そこでは、参加された皆様より、名演のたくさんのことを学びました。どんな思いを名演にもっておられるのかも分かりました。そして、豊かなお芝居が、鑑賞会に集まる人々によって支えられていることも知りました。
 一日目の交流会は、基調と、小さなまとまりで名演の現在や将来について、話し合いました。夕食をはさんで、話し合った内容をそれぞれ発表し合いました。酔いも手伝ってか、それは大変和やかな空気の中、会は進められていきました。その後、外で、花火をしたり、すいかを食べたり、また透き通るほど美しい空を眺め、冬のソナタのように、星空のなか、ポラリスを盛んに探して見える方もおられました。夜は長く、私は比較的早く床に向かいました。といっても一時半のことです。
 二日目は、午前を講師の蔭山さんが、文学座の運営や展開方法、社会と演劇とこれからの関わり方等々、そこにかける思いとともに、熱く話してくださりました。ありがとうございます。睡眠時間は少ないはずなのに、皆さん熱心に耳を傾けておられました。その後、宿を出まして、馬籠の宿場街を思い思いに観光して、日程は終わりました。木曽路で過ごした、素晴らしい二日間でした。(H・S)


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最終更新日 2004/09/09