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名演2009年9月例会 人形劇団プーク公演 

モリエールの『守銭奴』より 

作/井上ひさし 演出/井上幸子

     
太宰治「お伽草紙」より 脚色・演出/岡本和彦

子どもには見せられない こともないけど
大人のための人形劇場

人形劇っって?! 子どもじゃあるまいし、
と思ったそれは大間違いだったと、
観終わった後に思い知るでしょう。

 人形劇は、人間の生身の体では表現しきれない様々なことを人形に託して表現できます。例えば人の「心」も人形なら形にできます。
 人形劇というと子ども向けの作品が目立つので、人形劇イコール子ども向けだと思われがちですが、大人が充分楽しめる作品もたくさんあります。この際古い常識は捨てて、人と人形とが織り成すファンタジックな世界に、とっぷり浸って下さい。

ハーヴィーからの贈り物
9月17日(木)7時 18日(金)2時/7時
  19日(土)2時
アートピアホール(名古屋市青少年文化センター)

上演時間
カチカチ山   35分
休憩      15分
金壺親父恋達引 55分
合計 1時間45分

あらすじ
解説
キャスト・スタッフ
関連サイトリンク
会費 月額一般 2600円 22歳以下 2000円  
   高校生以下 1300円
入会金  一般  2900円 22歳以下 2300円    
高校生以下 1600円
新入会の方は、会費と入会金が必要です。それ以外の入場料は必要ありません。  くわしい名演の入会方法はこちら
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あらすじ

『金壺親父恋達引』

 この作品は、1972年に放送用文楽作品として書かれたもので、井上ひさし初の文楽作品。モりエールの喜劇『守銭奴』を翻案したものですが、井上ひさしの巧みな台詞術と人形操作とが一体となって、人間の悲喜こもごもの“恋”と金銭欲に絡む人々の滑稽な姿が表現されます。
 “金壺命!”のケチケチ親父が、せがれの恋人に横恋慕。めぐりめぐる因果で、独りぼっちとなった親父…やはり恋しいのは金壺だけか
 ポルトガルギターとマンドリンの奏でる旋律が、人形の表情に彩りを添えます。

『カチカチ山』

 ただの『カチカチ山』ではない。風刺と笑いに満ちた「大人の」お伽話。
 美少女ウサギにおぼれる中年狸。背中を焼かれいたぶられでも、愛さずにはいられない、中年狸(男)の悲しい性…

《人形劇団プーク》

 人形劇団プークは、日本において長い伝統をもつ劇団の一つで、今年創立80周年を迎えます。現在まで、子どもだけではなく、大人も楽しめる人形劇作品を数多く制作しています。
 名演の例会としては、1974年8 月の『ファウスト博士』以来、なんと35年ぶりの登場です。

名演ニュース8月号 プーク特集はこちら(PDFファイル)


<キャスト> 

出演
佐藤達雄、安尾芳明、
早川百合子、栗原弘昌、
野田史図希、中山正子、
桐丘麻美夏、小原美紗

 <スタッフ>

『金壺親父恋達引』

井上ひさし
演出 井上 幸子
美術 若林由美子
音楽 マリオネット(湯浅隆、吉田剛士)
照明 三上つとむ
音響効果 伊藤 美幸
舞台監督 栗原 弘昌
制作 長谷 詔夫

『カチカチ山』

脚色・演出 岡本 和彦
美術 若林由美子
美術 若林由美子
照明 三上つとむ
音響効果 吉川 安志


関連サイト

人形劇団プークウェブサイト http://www.puk.jp/

まつもと市民劇場サイト 人形劇団プーク「金壷親父恋達引」交流会 
http://msg2747.hp.infoseek.co.jp/kouryukai-kanatubo.htm

小劇場演劇、ダンス、パフォーマンスのレビューマガジン「ワンダーランド」より 人形劇団プーク 『金壺親父恋達引・カチカチ山』後藤隆基さん
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=184


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最終更新日 2009/08/17