名演2006年3月例会 こまつ座公演
3月7日(火)6時30分
8日(水)6時30分
9日(木)1時30分
名古屋市民会館中ホール
地図
1 会費
月額 2600円
22歳以下 2000円
高校生以下 1300円
2 入会金
2900円
22歳以下 2300円
高校生以下 1600円
くわしい名演の入会方法は
こちら兄弟が唄い、
姉妹が唄い、
女中も右翼も唄う音楽評伝劇の傑作
さらに新場面を加えての上演!兄、吉野作造。民本主義を提唱し大正デモクラシーの旗手となった偉大な政治学者。多くの門弟をかかえ人びとの尊敬を集めた。
おとうと、吉野信次。兄作造より十歳下。東大法学部から農商務省に入り、のちに大臣を二度務めたピカピカの高級官僚にして凄腕の政治家。
この兄弟、ともに信念固く仕事に励み、獅子奮迅の日々。生涯に、枕を並べて寝たことはほんの数えるほどしかなかった。それも、たまに会えば決まって必ず議論、議論、議論……!
しかも、兄作造を支える賢夫人玉乃と、弟信次に寄りそう賢妻君代は、血のつながった実の姉妹だった……!
2003年に初演。
演出の鵜山仁が読売演劇賞の大賞を、ピアノ演奏の朴勝哲が同優秀スタッフ賞を獲得した音楽評伝劇の傑作。
作者大幅に加筆し、大増補版でお届けする、堂々の再演!
一場を追加東京公演幕が開きました!
日本の民主主義の種を蒔き、思想家で政治学者であり、クリスチャン。ほとばしる情熱で論陣をはり、大正デモクラシーを主唱した、兄・吉野作造。
幼いときから芝居好きで新聞雑誌投稿少年だった作造は明治11年宮城県古川市で生まれた。 県下初の中学、高校を成績優秀につき特待生で入学。共に首席卒業。東京帝大に入学した作造は新しい神学を唱え論戦を張っていた海老名弾正が主宰する本郷教会に通い海老名の演説を筆記、文章化など協力。帝大も首席卒業。3年間の欧米留学をへて東京帝大の教授に就任。
ヨーロッパの民衆運動の高まりを体得してきた吉野は政治は民衆のためにするものだという『民本主義』を唱えて次々に評論を発表、民衆運動の高まりの中大きなきな反響を呼ぶ。
一方、10才年の離れた弟・信次。幼いころより神童とあがめられ夢をおい続ける兄とは対極の人生を歩む。こちらも東京帝大から農商務省にはいり、のちに大臣を2度も務めた高級官僚にして政治家。この兄弟、共に信念固くたまに会えば激しい議論。兄弟を支え、信頼し寄り添う夫人も又実の姉妹だった。吉野作造は井上ひさしの高校の大先輩であり、また、宮城県古川市にある吉野作造記念館の名誉館長でもあります。機会をえて芝居になりましたが、この偉大なる2人をどのように唄い、踊らせるのでしょうか?
<スタッフ>
作 |
|
演 出 |
|
音 楽 |
宇野誠一郎 |
美 術 |
|
照 明 |
服部 基 |
音 響 |
秦 大介 |
振 付 |
|
衣 裳 |
前田 文子 |
歌唱指導 |
宮本 貞子 |
宣伝美術 |
|
アクション |
渥美 博 |
演出助手 |
|
舞台監督 |
大内 敦史 |
制 作 |
井上 都 |
高林 真一 |
|
谷口 泰寛 |
こまつ座ウェブサイト http://www.komatsuza.co.jp/
辻萬長さん公式サイト http://www.aktt.com/banchoo/
吉野作造記念館ウェブサイト http://www9.ocn.ne.jp/~gakujin/
このページの最初にもどる
名演ウェブ トップページにもどる
最終更新日 2006/01/05