貨物を高く持ち上げる作業を主眼とした機種。
「コンパクトトラックローダー」のごとく、肩関節の位置を後方に寄せることで、小型の機体でもリーチを長く、スイング幅を大きくとれるよう設計されている。
もう一つ目立った印象として、重量物の保持・移動という安定性が求められる用途にもかかわらず足先が小さく、狭い場所でも動き回りやすいこと挙げられる（作業時にはアウトリガーを用いる）。これは従来の機種とは一線を画する大きな特色であり、以降のパワークデザインのトレンドとなった。
なお、機体の構成がバルヒンに似ているがつながりは不明である。
図の機体はネット通販会社・ガンガーの倉庫で使われているもの。