アーモファイター
レギオスの変形の問題点としてまず目につくのは
・肩の移動のためのアームが、主翼の上を通るため薄く脆弱になってしまう。
・アーモファイターの時、主翼の前後長が足りなくて脚がはみ出てる感じ。
というところでしょうか。
肩については、肩パーツを主翼の面より下にまで潜りこませ、アームの位置を下げました。当然そのままでは主翼が邪魔で動かせないので、肩パーツを胸幅よりも外にずらすことで翼の内側を削り、干渉しないようにしました。
主翼の前後長は胸パーツの横幅によって規定されるのでこれ以上後ろに延ばせません。そこで主翼の後部を脚に移すことにしました。アーモダイバー時には、脚の翼が水平に近くなるようスネを思いっきり倒します。
アーモダイバーのデザインがガラッと変わってしまいましたが、それはむしろ狙ってやったことです。
私が何より改善したいレギオスの問題点は“バルキリーのパクリという印象”です。
モドキのメカがその後雨後のタケノコのように出たため、今やガウォークはバルキリーの1形態を超えてメカの1ジャンルとして定着した感がありますが、当時受けたこの負の印象が私にはぬぐいがたく残っていて、アーモダイバーをガウォークとは違うものにしたかったのです。……しかし機首と脚が残っている限りやっぱりどう見てもガウォーク、ですかねえ。
 
蛇足。私のアレンジ版は変形方法を大きく変えたためもはや関係ないのですが、もう1つ気になった点があります。
設定画では胸部の上面が前に傾いてますよね。しかし主翼の変形を考えるとここは水平でなければならない。そのため立体化されたモデルに違和感が生じてしまうということです。胸を傾けたいなら主翼の折り曲げる線を斜めにするとか、何らかの変更が必要になるでしょう。
アーモダイバー
 
アーモソルジャー
 
(アーモダイバー)