マシンドルフィン

マシンドルフィンといえば強烈に印象的だったのが、うつ伏せ寝状態の超低姿勢搭乗ポーズ。スーパーヒーローとはいえあまりにキツそうなのでバイク式に変えようと思ったのですが、それでは車高が高くなりすぎる。そこで「サイドマシン」「モラーバー」を参考に、もっと上体を倒したポーズにしました。

飛行形態への変形でキャノピーの一部がスライドするというギミックは他に例を見ない独特なもので、アレンジ版でも残したいところ。なのですがコクピットの中を想像すると、（搭乗ポーズを変えたせいで）伸びる部分のガラスのエッジが車形態の時は操縦者の眼前にせり出していることになります。これでは身体的負荷ばかりでなく精神的負荷をも操縦者に与えてしまいそうなので、機首の伸縮はオミットしデザインにその名残りを留めることにしました。