テリーオリアム

 

サルジュラ海

この世界最大の湖(塩水湖)。

仮想地面

位置エネルギーを操作する事で地面の少し上に生じる(ように感じられる)第二の地面。

サルジュラ海の北岸は、時折クジラが打ち上げられることで知られている。付近の住民はそのクジラを解体して食肉・油脂などの生活資源とする。ここで活躍するのがクジラ解体用メカ・テリーオリアムである。

作業中は全身が肉塊に埋もれたような状況になることもあり、そんな局面でも活動しやすいよう、コクピットを縦長にするなどして機体のスリム化を図っている。

水上での作業に使われることもあるが、コジトアゴーサムのように水面に浮くわけではない。足を湖底(の上に設定した仮想地面)に置き、水深に応じて足首を伸縮することで喫水の位置を一定に保つのである。そのため、水深が足首の伸長の限界を超えると半水没〜水没状態になり行動が制限されてしまう。

この機能には、陸上で身長をかさ上げして高所作業を行うという用方もある。ただし陸上では安定性に不安があるため推奨はされない。