メカを浮揚させる装置。
位置エネルギーを操作する事で生じる(ように感じられる)第2のの地面。
水上作業メカの代表的な機種。
水上施設や大型水上メカの建造及び整備、漁船での諸作業、ハマチ(巨大で凶暴)・カキ(巨大で凶暴)・ノリ(巨大で凶暴)などの養殖といった仕事に使われる。
足底のフロートで機体を水面上に浮かせ、その状態からアバカスの作用で水面上50cmほどの位置まで浮揚する。地上メカが地面の上に仮想地面を設定するのと同様に水面の上に「仮想水面」を設定し、その上に乗ることで宙に浮くわけである。
仮想水面はその下にある本物の水面とリンクしているので、空中に在るように見えても仮想水面に置かれた物体は、水面に置かれた物体と同じく波に揺られて上下動することになる。本機は、アバカスの自動調整によってこの揺れを相殺し機体の安定を保てるようになっている。