プランバムの腰部後ろにマウントされており、3種類の工具(実は武器)を収納する。戦闘時は地面に投げ出され、指令に応じて武器を射出する。敵が近づくと自動的に逃げる。
 
特殊な電磁波を発してメカの内部を流れるエネルギー粒子を振動させる武器。激しい振動によって敵メカの一部を破裂させたり、振動の方向を揃えることで動作を混乱させたりできる。
普段は素材や製品の表面を電磁波で磨く研磨機として使う。
 
 
両端から2本のビームを発射する。このビームはほとんどの物質を透過し無害だが、2本が交差すると高熱を発する。この性質を利用して、建物の向こう側にいる敵に攻撃を加えることもできる。
普段は溶接作業に使っている。
 
下述の高熱ビームを先端から発射する。銃身の外に出たビームはたちまち拡散してしまうため、至近距離でしか使えない。
 
クロスガンと同様のビームを往復させて高熱ビームとし、カッターとして使用する。普段は低出力の作業用カッターだが、ビームを何度も重ね合わせることで戦闘用ヒートカッターに匹敵する熱量を生み出す。
周波数の調節によって特定の位置にだけ作用を及ぼすことができ、メカの外層を傷つけずに内部だけを切断する、といった用法も可能である。
なお余談ではあるが、「皮を切らずに肉を断つ」「肉を切らずに骨を断つ」というリトスの諺はこれに由来するものである。
 
相手の動きを封じるための武器で、エバネセンチウム(固定光子)をビームとして発射する。命中するとエバネセンチウムが対象の表面に広がって固着し、固体の殻のようになって身動きできなくする。対人用に小型化したものもある。
参考→ジューセラム
 
水素原子を肥大させ、原子ビームではなくを弾丸として発射する武器。空気中から水素原子を取り入れ、リング状の部分でエネルギーを与えて超々励起状態(電子の軌道半径が大きくなること)にする。肥大したといってもナノスケールであることに変わりなく、その小ささとエネルギー密度ゆえにいかなる装甲をも貫通できる。
 
原子量200の超重原子を弾丸とする。この原子には、電子が遊離しても原子核の重力が空間を歪ませ新たに電子を生み出す、という特性がある。命中した弾丸は無限に電子を放出し続けて周囲の物質の分子構造を不安定にし、あらゆる物体を分解するのである。
球形の部分は弾倉で、真空にした内部の中心に電磁力で弾丸を固定している。装弾数は1発。
キャリアタイド用の楽器。超巨大分子(このために合成されたもの)の振動によって音を出す。半球状の部分を叩いたりこすったりして演奏する。
本来この楽器は「分子オルガン」と呼ばれ、家1軒ほどもある大規模な演奏装置を必要とし移動が困難なものであった。持ち運びを容易にするため中枢の発音部・響鳴部を独立させ、装置の替わりにキャリアタイドの手指を使って演奏できるよう改造したものが「分子ギター」である。
参考→タンタラム
 
コニッサーのパトロール時の装備。先端から塗料を噴出して地面に文字を書く。違法駐メカを撤去した時に使う。
 
 
収穫した農作物などを入れる。キャリアタイドの後を自動的についてくる。