ジューセラム

リトスの主要都市に配備されている「都市警備隊」は、大都市の治安を維持する目的で創設されたコニッサーの精鋭部隊である。対暴力活動を専門とし、パトロールのような雑務は担当しない。エリート意識・縄張り意識が強く一般のコニッサーとは折り合いが悪い。市民に対しても高圧的な態度が目立つ。

彼らの主戦力となる騒乱鎮圧用メカがこのジューセラムである。

相手メカの動きを封じる武器〈スタンウィップ〉〈スタンハンド〉を装備。腰前に並ぶパーツはスタンウィップの先端につけるオプションである。

スタンウィップは光ファイバー製の鞭にエバネセンチウムを浸透させたもので、 相手の機体に鞭が当たるとエバネセンチウムが表面に貼りつき、枷のようになって動きを封じる。

スタンハンドは同じ仕組みをマニュピレーターに組み込んだもの。

上図はスタンウィップの攻撃を受けたメカの様子を描いたもの。感電する・しびれるといった状態の漫画的表現ではなく実際にこのような光る物体がまとわりついているのである。