どのへんが問題になって、こういうレクチャーをすることになっとるのか…わかりづらいと思います。
質問を送るにも、どういう質問をしたらいいのかもヨクわからないし。と思っていらっしゃるかたもいると思います。
レクチャーには行けないけど、質問はしたい、というかたも。
というわけで、2月23日のレクチャーに向けて掲示板を開きました。
よろしくお願いします。
ええと、たぶん、bbsにお見えのかたが、話がわかりにくくなってしまったと思いますので、まずはそこから説明します。
昨年秋に文化芸術基本法案が急遽成立するらしい、とニュースが入りました。
そういうのを策定しているという話はウワサでは聞いていましたが、特に現代美術関係の人間は「だからって別に関係ないよなあ」って傍観してたわけです。
それが、本当にパタパタと成立してしまい、内容を見ると、「おや?」とクビを傾げることが少なくない。それで何か対策がいるのかなあ、と、それでもボヤーンとしていた頃に、大阪のシンポジウムで川俣正さんが吠えたのでした。
この法案を進めていたのは芸能関係の団体「芸団協」です。だからベースがパフォーミングアーツ寄りなのです。美術系では「宮島達男」さんがヒアリングを受けたのですが、おそらくそれ以外の人はあまり関わっていなかった。
大阪のシンポジウムでは、宮島さんもパネリストでしたので、まったく別のテーマでの討論のはずだったのに、川俣さんがこの話をぶつけて白熱したそうです。
このあたりの経過は「企業メセナ協議会」の機関誌メセナに村田真さんが執筆されています。(いま自宅で控えがないので、明日、またデータを書き込みます)
ともあれ、傍観していた現代美術業界が「やっぱヤバイんじゃん?!」と反応始めたのがこの大阪シンポジウム(そもそもはドキュメント2000の主催)なのでした。
川俣さんとも関連深い私どもMCPもココに来て、やっと「福岡でも勉強会しようか」と考え、文化政策が専門で、特にこの法律にお詳しい、正に文化法の第一人者である「小林真理」さんを講師にお迎えして、開催することになったのでした。
申し訳ありませんが、これ以前の記事については、管理者判断で削除させていただきました。
以下のメセナ紙に掲載されています。
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社団法人 企業メセナ協議会 機関紙
メセナノート 第17号 Jan.-Feb.2002(2002年1月15日)
4p フォーラム
ドキュメント2000
プロジェクトが終われば
文化芸術振興基本法が
始まる
--ドキュメント2000プロジェクト
活動最終報告会「終わりの始まり?」
2001年11月18日(日)大阪ビジネスパークにて
村田真(美術ジャーナリスト)
定価 200円
発行 社団法人 企業メセナ協議会
お問い合わせ→電話03-3213-3397、fax03-3215-6222
e-mail [mecenat@mecenat.or.jp]
http://www.mecenat.or.jp
↓ばら売りはしていないみたいですので、メセ協までお問い合わせください。
↓企業メセナ協議会のご厚意により、若干数当日配布できることになりました。
先着でご希望者にお渡しいたします。
1/24の山陽新聞に掲載された記事、下記で読めます。
最初の掲載URLから変更されたそうです。
はじめまして。「アートサポートふくおか」の古賀弥生といいます。こないだまで福岡市役所に勤めておりましたが、文化環境整備の仕事がしたくて飛び出してきました。今回の文化法レクチャーの言い出しっぺのひとりです。みんなに関係する「法律」ができたのに、その内容はあまりよくわからないし、話題にのぼることも少ないみたい、ホントにこれでいいのか? という疑問から企画したレクチャーです。ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。
ところで、講師の小林真理さんは九州においでになるのは初めてらしいので、九州・福岡の方にとってもなじみがうすいかもしれないと思い、ここでちょっとご紹介させていただきます。
小林さんは若手の法律研究者&文化行政アドバイザーで、おそらく日本で初めて文化法ということを言い出した方です。
いろんな自治体の文化行政にタッチしながら、文化法の必要性を説いたり諸外国の文化法を研究してこられました。
2000年秋頃から各党が文化法の法案検討に際し、彼女からヒアリングをしました。しかし、小林さん自身は国内での文化法成立にはまだ時間がかかると思っていたそうです。
ところが昨年秋から事態は急展開を見せ、世の中の議論も十分でないままに国会で法案審議が進んでしまいました。
このような事態や、法案のとりまとめに大きな影響力を持った「芸団協」の動きなどに危機感を募らせた彼女は、法案成立に待ったをかけるべく、研究者や文化団体関係者等に呼びかけ、アピール文をつくって国会に提出したり、ML(メーリングリスト)、cp-net(文化政策ネットワーク)などを立ち上げ、多くの人が意見を交わす場をつくる、という動きをはじめたのです。
法律はできてしまいましたが、その成立過程や内容に問題あり、という認識、特に東京以外の地方で何も知られていない、という事態に対する危機感から、彼女は現在、文化法に関する講演を全国各地で行って、本法への関心を呼び起こそうとしています。
2/23(土)に福岡においでになるまでには、各地での相当数の講演やシンポジウムなどをこなしてこられます。当夜は、彼女自身の本法に対する考えに加え、各地のさまざまな立場の方達の受け止め方や今後の動きなどについてもうかがうことができると思います。「法律の話じゃカタそうだし、なんだかよくわかんない」とお思いの方も、ぜひ話を聞いてみてください。
本日お問い合わせがありましたので、ご紹介しておきます。
福岡市役所のホームページ内(↓)で案内されています。
車での来場も可能ですが、駐車できる台数がメチャクチャ多くはないのと、
料金がかかります。
施設内で開催されるイベントに参加しているかたのみ
駐車できるようになっていたと思います。
正確には「あいれふ」宛にお問い合わせください。
周辺は一方通行も多いのでご注意ください。
(料金はたぶん30分100円だと思います。)
先の書き込みに入れたURLでは全市の施設が出てきてしまうので、
【保健福祉施設】の中から「健康づくりセンター」を選択してください。
あるいは↓を直接クリック
正確には、やはり問い合わせていただくとして(あいれふ代表→092-751-7778)、
こちらから確認とれたことを書いておきます。
○駐車可能台数…50台(ただし、あいれふ全体でいろいろな行事があっていますので満車の場合もあり)
○料金…30分100円(あいれふ利用者のみ。レクチャー会場で駐車券に押印します)
もし「あいれふ」駐車場が満車でも周辺に料金が同じくらいのコインパーキングはあるそうです。
なるだけ公共交通機関をご利用ください、ということでした。
関係者へのDMや電子メール、ホームページでの広報のほか、以下のものに掲載(予定含む)。
《シティ情報ふくおか》(未確認)
一番最近の市政だより(2002/2/15号=No.1242、5p)
西日本新聞2/13夕刊にレクチャー案内記事が載ったようです。
読売にも載ったそうですが、これは未確認。
今週後半の西日本新聞朝刊に再び案内が載る予定です。
新聞に載ると問い合わせが増えますねー
朝日新聞(西部本社版)2月16日(土)夕刊2面文化欄「会と催し」にも案内が載りました。
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「日本の未来、芸術文化の役割〜文化芸術振興基本法の制定を受けて」
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大仰なタイトルですが、井上ひさしさんの基調講演を皮切りに、
「場」「人」「しくみ」づくりについて、それぞれセッションをもうけ、
「振興基本法」をうけて、われわれは芸術文化に携わる者あるいは愛好
者としてどうしていったらいいのか、課題を共有して議論を進める場に
なれば、と願いつつ、開催準備を進めております。
詳細は、芸団協ホームページで見られますが、時間とパネリストのみ記
しておきます。
なお、遠方にお住まいで、あるいはご多忙で、ご来場いただけない方も、
今回は全セッション、インターネット・ライブ中継をしますので、開催
時間に、芸団協ホームページにアクセスしてみてくださいませ。
芸団協シンポジウム「日本の未来、芸術文化の役割」 文化芸術振興基本法の制
定を受けて
日 時:2002年3月5日(火)〜6日(水)
会 場:国際交流基金フォーラム
主 催:社団法人 日本芸能実演家団体協議会
共 催:文化芸術振興基本法推進フォーラム
後 援:文化庁(申請中)
助 成:社団法人 私的録音補償金管理協会(sarah)
プログラム:
3月5日(火) Opening DAY----------------------------------
◆□オープニングセッション[15:00−16:00]
□基調講演 「たしかな足取りで、たしかな未来へ」
井上 ひさし(作家・劇作家)
□課題提起 実演家にとっての課題は何か
◆ セッション1 『芸術文化を育む「場」はどうあるべきか』[16:15−18:00]
パネリスト 上原 恵美(びわ湖ホール)/高萩 宏(世田谷パブリックシ
アター)
モデレーター 三遊亭 小遊三(落語家)
ビデオによる劇場・ホール紹介あり
新国立劇場/びわ湖ホール/世田谷パブリックシアター/SPACなど
3月6日(水) Second DAY------------------------------------
■ セッション2 『芸術文化を担う「人」の役割とは』 [10:30−12:30]
平田 オリザ(劇作家・演出家)/吉井 澄雄(照明家)/野村 万之丞(総合芸
術家)
そのほか、ビデオによるメッセージ 太刀川 瑠璃子(バレエ・プロデュー
サー)
■ セッション3 『「ひと」「場」「しくみ」を育む文化政策とは』[14:
00−17:00]
河島 伸子(同志社大学)/片山 正夫(セゾン文化財団)/寺崎 裕則(日
本オペレッタ協会)
佐々木 雅幸(立命館大学) ほか
●参加費は無料ですが、事前に下記の内容を記載して、お申し込みください。
1)お名前 (ふりがなを必ずお願いします)
2)ご所属/ご勤務先
3)ご連絡先 (ご自宅・ご勤務先の別をお書き添え下さい)
(1)ご住所 (勤務先の場合は会社名までご記入下さい)
(2)お電話番号
(3)fax番号
4)参加ご希望のセッション名
を明記の上、infope@geidankyo.or.jp までお送り下さい。
(ホームページから、申込み書をPDFファイルでダウンロードするこ
ともできます)
●申込み締切:2月25日(月)
ただし、定員以上のお申し込みがあった場合は期日前でも締め切らせていただき
ます。
申込み多数のためご参加いただけない場合のみ、こちらからご連絡いたします。
●お問合せ/お申込み 芸団協・芸能文化情報センター
tel:03-5353-6606 fax:03-5353-6614
E-mail infope@geidankyo.or.jp
URL: http://www.geidankyo.or.jp
ご来場くださった皆様ありがとうございました。
アツイお話でした。
小林さん、お疲れさまでした。
内容や記録写真等はおいおいアップしていきます。
書き込みがなくて寂しいですけど、明日はお待ちしております、みなさまよろしくお願いします。
こちらのBBSは無料なので画像貼付ができません。
下記の常設BBSのほうでデジカメ画像をアップしております。
報告用のページは、別に作って、後日アップします。
レクチャーにお越しになれなかったかたで、資料希望のかたは実費にておわけします。
下記の要領にしたがってお申し込みください。
資料は小林さんのレジメ(5ページ)、文化芸術振興基本法の全文等(6ページ)、新聞記事(11ページ)…となっています。
なお、30部限定です。
よろしくお願いします。
○申込方法 ※郵送受付のみ
以下を明記して郵便切手80円切手を6枚同封(480円分です。資料制作費+送料として)し、MCP事務局宛に郵送してください。
1. 受け取り先の住所、郵便番号、氏名、希望部数
2. 差し支えなければ→ご所属、関心分野(アート、音楽、文化行政等)など。
3. メッセージ、ご意見等
宛先:MCP事務局 ブンカホウ資料係
〒812-0029 福岡市博多区古門戸町5-18 ぎんなんビル#403
ここのbbs、しばらくは開けておきますので、
ブンカホウに関わる質問やご意見などにご利用ください。
福岡以外にお住まいのかたも無論OKです。
ご利用もないようですし、こちらのbbsはいったん閉めます。
ご質問等は今後はアートbbs(↓)のほうへよろしくお願いします。