浅間山(せんげんやま)古墳 |
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所在地 高崎市倉賀野町東上正六甲三一三 指定年月日 昭和二年四月八日 |
浅間山古墳は、平坦地に土を盛り上げて二段に築いてある、南北に長い前方後円墳である。
墳丘の周囲には楯型の深い濠が掘ってある。 |
特徴と形状 |
・後円部径が前方部幅より大きい。 ・前方部と後円部の高さの差が大きい。 ・後円部は円錐型を保っている。 ・前方部の頂上は、平坦になっている。 ・周濠は深く掘ってあり、きれいな楯型をしている。 |
古墳のつくられた時期 |
時期を決める確実な資料はないが、墳丘の型を破壊が少ないものとするならば比較的古い型をしており、
白石稲荷山古墳(藤岡市所在)と同時期の五世紀初頭頃と推定される。
なお、埋葬者については、伝説、口碑などの類いがなく不明である。 |
昭和五十八年三月三十一日 文部省 群馬県教育委員会 高崎市教育委員会 |