史跡 大鶴巻古墳 |
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所在地 高崎市倉賀野町下正六 六六一 指定期日 昭和二年四月八日 |
この古墳は、平坦地に土を二段に盛り上げて作られた南北に長い前方後円墳である。
墳丘のまわりには、楯型の濠をめぐらしていて、よく原型を残している。 |
特徴と形状 |
・後円部が前方部より高い。 ・後円部経が前方部巾より大きい。 ・死者を葬った主体部は、竪穴系とみられる。 ・墳丘表面には、川原石の葺石がある。 ・墳丘上には、埴輪の配列があったとみられ破片が発見される。 |
古墳のつくられた時期 |
墳丘は前方部が低く狭い形で、楯形の周濠をめぐらし、主体部も竪穴系と考えられること、
埴輪の存在が推定され、技法的にも古い型式であることなどから、古墳時代のうちでもかなり早い時期のものらしく、
五世紀前半のものと推定される。 |
昭和五十八年三月三十一日 文部省 群馬県教育委員会 高崎市教育委員会 |