国指定史跡 七輿山古墳 |
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所在地 藤岡市上落合831−1ほか 所有者 国ほか |
この古墳は、周辺の地形を利用して造られた三段築成の前方後円墳である。大きさは全長146メートル、後円部径87メートル、前方部幅106メートル、前方部と後円部の高さは16メートルである。 四回にわたる範囲確認調査で、墳丘のほかに内堀・中堤帯・外堀・外堤帯・埴輪列・三重目の溝が明らかになりました。特に、三重目の溝は前方部前面にコの字状に巡っている。出土遺物は円筒埴輪、朝顔形円筒埴輪、人物、馬、楯などがある。埴輪列の円筒埴輪は七条凸型帯を有し、径50センチ、高さ1.1メートルの大型品である。 古墳の埋葬施設は不明であるが、六世紀前半に造られたものと考えられる。 |
藤岡市教育委員会 |