国指定遺跡 保渡田古墳群・八幡塚古墳(2/2)

群馬県群馬郡井出1514
(かみつけの里博物館)
北緯 36°22' 34.4" 東経 138°59' 20.8"
マップコード:94463140


 八幡塚古墳に入ってすぐにあるのが人物・動物埴輪を並べた区画。これは実際に埋もれていたものを 復元したものだそうで、当時のさまざまな生活の様子を表現したものなのだそうです。博物館にはこの模型が展示してあり、 フランスでも展示されたそうです。
 よく見ると口に魚をくわえた水鳥の埴輪です。このような埴輪は比較的珍しいそうです。
 八幡塚古墳の後円部を撮影してみました。古墳自体はきれいに整備されていて、楽しく見学できます。 周りに並べてあるのが円筒埴輪。ボランティアの方々が作成したものを並べているそうです。あなたもチャレンジ!?
 前方部を見てみましょう。ちょっとしたテラスのようです。周りにはあまり高い建物がないので、 周囲を見渡すことが出来ます。この時代の人々もそう思ったのでしょうか?
 前方部から後円部をみると、そちらの方が高くなっているのが良くわかります(登らなくても周りから みれば一目でわかりますケド)。手すりが整備されているので、安全です。
 また、後円部より階段で地下にある石棺のある部屋に降りることが出来ます。ぜひご覧下さい。
 古墳全体を撮影しようとすると、かなり後方へさがらなければなりません。それほど大きな古墳なのです。 古墳本体の他、周囲には堀がめぐらしてあります。また、堀の中にはおまつりを行うためのものと推定されている、 小さな丸い島が4つあります。

参考文献:八幡塚古墳のパンフレット

問い合わせ:群馬町教育委員会生涯学習課  かみつけの里博物館

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