カメラ | Canon EOS 20D | ISO | 100 | |
レンズ | 50mm | 露出プログラム | マニュアル | |
シャッタースピード | 1/30秒 | 撮影日 | 2014/07/30 | |
F値 | f8 | 撮影場所 | 梶賀 |
脚を広げた幅はおよそ二センチと小型だが、甲の前縁に備わる大きな棘や角ばった歩脚、そして名前のように淡褐色と白の縞模様は、カニの中でもかなり奇抜なデザインに入る。この風変わりなカニは、インド洋や西部太平洋の熱帯域に広く分布。ゼブラガニは常にウニの体の上で暮らしているのである。利用するウニとしては、ガンガゼやシラヒゲウニ、イイジマフクロウウニなど、中型・大型の様々な種類にまたがる。いずれもウニとしては毒性の強い種類である。ゼブラガニはこの毒を回避できるばかりか、ウニの管足を食べてしまうこともある。このゼブラガニ乗られたウニは、カニの通路となるように棘の一部が脱落してしまっている。これがゼブラガニを探すときの目印となり、ウニの表面の一部がさながらバリカンで刈られたようになっているときは、必ずと言っていい程このカニが付いている。 |
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