夢のささやき
三谷さんの心のささやきDialy♪ 順調に更新を続けるのか?お楽しみください。
2004年6月のある日のささやき♪
皆さんいかがお過ごしですか? 
「ささやき」のページですが・・・まずは、ささやかないで声を大にして言います。
「長い間お休みしていてごめんなさい!」心境は世界の中心でゴメンナサイと叫ぶ!
境地です。忙しくってなんていい訳は言いません。サボっていました。
はい!正直に素直に謝ります。もう一度「ごめんなさい!!」m(__)mペコ

さて・・・今回のテーマは、この「ごめんなさい」について考えてみます。
(`0`)ノ" コラー!なんだよぉ!そういう前振りだったのかよ!!
     (^_^;)いえいえ・・・本当に悪かったと思っています。
が・・・ちょうどいいネタだなぁ〜と思って。

「ごめんなさい」を漢字で書くと「御免なさい」です。ここで広辞苑に登場願います。
以下、広辞苑による所は(広)と書きます。

「御免なさい」とは・・・@あやまち・非礼をわびる言葉
A他家を訪問・辞去する時にいう挨拶の言葉       とあります。

今回は@について話を押し進めます。さて、そもそも「御免」とは何か?
(広)容赦・赦免の尊敬語とあります。
尊敬をはぶいて「免」とは何か?
(広)許す事・許可する事とあります。   やっと辿り着きました。
「御免なさい」とは「どうぞ、私を許してください」ということになります。
そんなこと誰だって知っているよ!という声が聞こえてきそうですが・・・
実は、ここまでが今回のテーマの前振りです。(゜ロ゜)ギョェ

「御免なさい で済めば警察はいらねんだよ!」
こういう慣用句の様な言葉があります。〔僕はこんな粗野な言葉は使いませんが。〕
要するに「許してくれと言われても許せない」という事です。
ここで大切なのは感情的なことと分けて考えたいという事です。

早い話が、足を踏まれたら痛い。痛いと腹が立つ。
そんな時に「御免なさい」と言われても、すぐには許す気になれない人も
時間がたてば痛みも消えて許していいかなと思えるようになるという事柄と
「許してくれと言われても許しようがない」事柄の2つを分けるという事です。

この「許しようがない」というのは、どういう事かというと・・・
ここでまた(広)ちゃんに登場願って調べると。「許す」とは?
願いを聞き入れ、してよいとする。承諾する。許可する。とあります。
すなわち当人が存在して初めて成り立つ「許す」という事が成立するわけです。
当人が存在しないとは、早い話が死んじゃって、この世にいないという事です。

w(゜o゜)w オォー なんだか見えてきましたね?

今回の「御免なさい」の意とするところが。
御免なさい→どうぞ私を許して下さい→許されたくても当人が存在しない→
だから御免なさいは使えない。

人は生きてりゃ多かれ少なかれ過ちとは言わないまでも失敗や迷惑を
繰り返してしまうものです。そんな時、僕達は「御免なさい」と言って謝ります。
でも、人を死に至らしめてしまった場合は謝りようがないのです。
「御免なさい」が使えないのです。

9.11同時テロから今日まで「御免なさい」が使えない事がなんと多かった事か。
決してアメリカとイラクの問題ではなく我々、日本人もその中に入っています。
忘れられがちですが、日本の海上自衛隊は今でもインド洋上で他国の軍艦に
給油活動を行っています。アフガニスタンの時、後方支援という名目での
直接、拳を振り下ろさなければいいんだろう式、正当化です。

僕達は一生のうちに何度「御免なさい」と言うのでしょうか?
でも、裏返して言えば「御免なさい」が使える一生でありたいものです。

今回は、ちょっと硬い話になってしまいましたが・・・たまにはいいでしょう。

世の中の人々が世界中のあっちこっちで「御免なさい」を言い続けられる
限り、人類は平和だと思うのですが・・・(*^ー^)人(*^-^*)人(^ー^*)

それじゃあ・・・今回はこのへんで。またね。( ^_^)/~~~バイバイ!
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2004年7月のある日のささやき♪
さて!皆様。本当に暑い毎日。体調の方は大丈夫ですか?
このままいくと8月はどうなってしまうのでしょうか? 何とか秋まで頑張りましょう!

今回のささやきは、時事ネタから離れて、ちょっとクイズ形式にしてみました。
その為に、こんな拙文を書いたんですが・・・まぁ〜我慢して読んで見て下さい。

『とある食品会社の営業マンの話』

米田新之助29歳。独身。この三流食品会社に入社して5年が過ぎた。
初め、新之助は経理の経験を買われて経理課に配属されたが、2年前に会社の
営業不振を打破する為との理由で営業に回された。
要するに商品が売れなければ経理の仕事も無いという事である。

今日も午前の外回りから帰って、自分の机で、いつものようにコンビニ弁当を平らげ
いつものように屋上で一服していた時の事である。

ちなみに、この会社も一応、今の風潮に習って社内は禁煙なのである。
その為、昼休みになると。どの課からも喫煙者が屋上に集まり、さながら
昼の社交場の様相である。

「よう!こっちこっち新之助!」同じ営業の田所権三である。
今どき【ごんぞう】という名前も珍しいが・・・父親が権太で自分が三男なので
そう付けられたと言う。それじゃあ、長男と次男の名前は?と聞いたが・・・本人は
「まぁ、いいじゃないか」と言って話を濁した。そう言われると益々知りたくなるのが
人情である。新之助は絶対に権一に権ニなんだと思う。
あまりにストレートな名を付けた親達を権三は内心(まいったなぁ)とは思いつつ。
他人から親達をバカにされる状況を作らない為の思いやりから「まぁいいじゃないか」
と濁しているんだと新之助は思う。

「なんだよ、今日は早いじゃん」と新之助
「ああ、前から話をつけてたところと上手くいったんだ」と権三

営業マンにとって契約を何件取れたかが全てである。数字の世界である。
その事は新之助も良く分かっている。分かっていても、それがなかなかうまくいかない
のも営業の世界である。と新之助は思っている。というか・・・思う事で自分を慰めている。

〜さて、ここまでが前振りで・・・ここからの文章に出てくる言葉が今回のささやきのお題〜

煙草に火をつけようとしていた権三が、その手を止めて「あれ?とめちゃんだ」
見ると向こうから営業課長の花山留吉が妙にニコニコしながら新之助達のいる方へ
歩いてくるではないか。この屋上に役職の人間がくる事は、まず無い。
平の社員達の愚痴を小耳にする機会を恐れているのである。

「やぁ!米田君、今日は天気も良くて屋上は気持ちがいいね」「はぁ、まぁ、そうですね」
「ん〜なかなかハイカラなネクタイをしてるね。今の流行かな?」

「いや、そんな事は無いと思いますけど・・・」「ところで・・・米田君!!」
来た!と新之助は思った。この3ヶ月新之助は目標件数には、程遠い数字しか
上げていなかったのである。
「僕は部下の行動には信頼を寄せているんだ、だって営業は外回りの仕事だから
それぞれが責任をもって仕事していると思って信じあわなければ、やっていけないもんな!
成績上がらないのは、どこかで油を売っているからなんて間違っても思っちゃいないよ。」

思っているんじゃないか!と新之助は思う。「○×スーパーの件だけどなぁ・・・」
「はい!あそこは、すでに取引先が決まっていて、うちの焼き豚にははなもひっかけて
くれません。」
「焼き豚がダメならウインナーを勧めればいいじゃないか新商品のニコちゃんウインナー」
「はい、ですから・・・僕も・・・いや、はい、やってみます。」新之助は思う。
そんな事、わかってる。だから帰社が遅いのも道草を食っている訳ではなく、

○×スーパーの仕入れ主任の帰宅時間に通用門で待ち伏せて話の機会を作ろうとして
遅くなっているのである。そんな僕の戦略も理解できなくて帰社が遅いと・・・
パチンコでもしていて連チャンして帰れなくなったとでも思い込んでいるくらいの課長を
なんて穴(けつ)のあなの小さいヤツなんだと思う。

しかし実際に成績が上がっていないので反論できない。新之助は素直を装って
「はい、やってみます。」としか言えないのである。
心の中では、今どきニコちゃんウインナーじゃなぁ〜なんとかしてくれよ!
このネーミング!  横を見ると・・・権三は、さっきから狸寝入りである。

「それと米田君、外回り雑費は小まめに出してね。まとめてドカーンは経理に
いい顔されないよ。」 「はい、わかりました。」

新之助は正直、冷や汗をかいた。近場の得意先の場合、歩いて交通費を浮かせて
請求して、へそくりしているからである。


金額的には確かに大した額ではないが・・・それでも煙草代くらいにはなるので、
ついつい新之助は歩いちゃえ!と若さに物をいわせて散歩気分で次の得意先まで
歩くのである。まぁ新之助にとっては学生時代ワンダーフォーゲル部で、しごかれた
頃の事を考えたら屁の河童である。

帰っていく、とめちゃんの後姿を見送りながら・・・新之助は。
「30年勤めて、あの背中かぁ」と今さらながら自分の会社の将来に希望が持てない。
そろそろ潮時かなぁ〜。新之助は、この会社にも匙を投げようかと思い始めていた。
以前勤めていた会社もそうだったように・・・

「おっ!もうこんな時間か!」権三が飛び起きた。
「なぁ〜今日の夜。駅前のルミちゃん」「ん〜いいよ!俺の方が早いと思うけど。」

新之助は、もう○×スーパーに行くこともないかと思っている。
そして新しい煙草に火をつけた。                  THE END♪


今回は、この文章に出てくる言葉について、ちょっとクイズ形式で遊んで見たいと
思います。

実は普段、僕もよく聞く言葉なのに、その語源を知らないで使っていたなんていう
事で、ひょんなことがきっかけで調べるようになったんです。
そうしたら、まぁ!なんと面白いじゃありませんか!
それで今回は、そのおすそ分けという事です。。。。。

第1問   【ハイカラ】意味はハイカラさんが通る というマンガでも分かるように。
     「西洋風を気取ったり流行を追ったりする事」ですね。じゃ〜これを何で
     ハイカラと言うのでしょう?

第2問   【油を売っている】意味は、無駄話に時を過ごす。また時間の途中で
      時間をつぶす。ですが・・・この油とは?何の油でしょう?

第3問   【はなもひっかけない】意味は、全く相手にしない。ですが・・・
      では?このはなは何でしょう?

第4問   【道草を食う】意味は、途中で暇を費やす。横道にそれて手間どる。
      ですが・・・ては?この道草を食べているのは何?

第5問   【穴(けつ)の穴が小さい】意味は度量が無い。小心である。けちである。
      ですが・・・では反対に度量があることは、穴のあなが何というでしょう?
     ちなみに、大きいではありません。

第6問   【狸寝入り】意味は寝ている振りをする事ですが・・・同じ意味の英語が
      あります。☆☆☆SLEEPというのですが、さて?それは何?

第7問   【へそくり】意味は倹約して内緒で貯めたお金。ですが・・・
      この、へそくり とは?何?

第8問   【屁の河童】意味は、たやすくて何の造作もない。ですが・・・
      どうして?それを屁の河童というのでしょうか?

第9問   【匙(さじ)を投げる】意味は、もうダメだとあきらめる事。ですが・・・
      この匙(さじ)とは何?


さて、答えは後回しにするとして、最近日本語が乱れていると言う年配方の御意見を
をよく耳にします。確かに僕も、そう思う事があります。例えば「ぜんぜん」本来は
ぜんぜんの後に打ち消しの言い方や否定的意味の語を従って・・・
「ぜんぜんわからない」とか「ぜんぜん駄目だ」みたいに使いますが、最近では、
「ぜんぜんOK!」とか「ぜんぜん美味しいよ!」等と使っていますね。

でも僕は、こう思います。そもそも言葉とは人と人とのコミュニケーションの道具です。
その言葉を使う側と聞く側が同じレベル(その言葉に対する感受性)ならば
立派に用を成しているのではないでしょうか?問題は、その言葉を使うのに
適している場かどうかと言う問題です。その言葉を使って相手が不快に思うのであれば
使うべきでないのは当たり前。まぁ空気を読めという事です。
時代と共に言葉使いも変わっていっていいと思います。いつの時代の言葉でも
その時代の空気を表しているのですから。とは言っても・・・・・・
若い女の子が「ヤバイ」を連発するのは、おじさんとしては、ちょっとビックリしますが。


第1問の答え    【ハイカラ】ハイカラは元々、High Collar(丈の高い襟)
          西洋人が日本で見られるようになった頃、今でいう学生服の
         つめ襟のような服を着ていたのを見て言い出した。ちなみに・・・
         応援団などの人のことを蛮(ばん)カラというのは、このハイカラを
         もじって対応させた語。

第2問の答え    【油を売っている】油にも色々ありますが、答えは髪油。
        江戸時代、家々を髪油売りが訪ねて、ゆっくり話し込んで商売した事から。

第3問の答え    【はなもひっかけない】ずっと、はなは鼻だと思っていました。
           ところが洟(はな)でした。風邪を引くと鼻から垂れて出てくる洟。
           決して、ひっかけられたくありませんが・・・

第4問の答え    【道草を食う】ズバリ馬です。馬が道端の草を食って進行が
           遅くなる意から。今の時代、道草を食おうにもアスファルトで草が
           ありませんが・・・

第5問の答え    【穴(けつ)の穴が小さい】 反対は、穴のあなが太いです。
           ちなみに小さいの変わりに狭いとも言います。その場合・・・
           反対は狭いです。

第6問の答え    【狸寝入り】 狸が寝入っているフリをして人を騙すという
           俗信から。日本では狸寝入りですが、英語では・・・
           FOX Sleep(きつね寝入り)と言うのだそうです。

第7問の答え    【へそくり】 へそくりを漢字で書くと「臍繰り」と最近は書きますが
           本来は「綜麻繰り」と書きました。綜麻(へそ)とは、つむいだ糸を
           つないで環状に幾重にも巻いたものの事で、この綜麻を操って
           貯めた金銭の意から、へそくり という様になったそうです。
         昔は、この綜麻繰りでも、へそくり していたのでしょうか?

第8問の答え    【屁の河童】 面白い言葉ですよね。確かに子供の頃から、
           よく使っていました。さて本来は・・・河童の屁と言って河童の屁は
          水中でするため勢いがないことからだそうです。どうして?言葉が
          ひっくり返ったのかは不明。それと・・・もう一つ。
         木っ端(こっぱ)の火の転とする説もあります。小枝などの火は、
         チョロチョロと燃えるだけで、それ程強くないという意味なんでしょうね。

第9問の答え    【匙(さじ)を投げる】 元々は医者が治療の方法がなくなって
           患者を見放す事から来ていて、薬の調合する匙を投げる事から
          だそうです。昔は、医者が薬を調合していたので生まれた言葉・・・
          今なら薬剤師の言葉ですね。


いかがでしたか?御存知の語源もあったかと思いますが・・・
改めて言葉の面白さに調べながら・・・つい笑ってしまいました。

最近、テレビでトリビアの泉と言うのがありますが。「言葉」にも・・・
いっぱいトリビアがあります。あなたの知っている日本語のトリビアがあったら!
教えて下さいね。 ということで・・・ 今回は、これでおしまい。

2004年9月のある日のささやき♪
皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?
9月に入ったとはいえ・・・まだまだ暑い日が続いています。
台風も今年は、なんだか随分たくさんやって来るようで・・・どうぞ気をつけて下さいね。

さて、今回のささやきは・・・あのアテネオリンピックについての話題から!

スポーツ大好き少年?いや青年??おっと・・・おじさんとしては4年に一度のオリンピックは
楽しい心待ちにしていた大イベントでした。

物心ついたときには東京オリンピックがあり、今は、もう亡くなってしまいましたが・・・
男子マラソンでアベベ選手が走る姿を見て『凄いなぁ〜』と感動したものです。

それ以来、他の世界大会とは・・・ちょっと違ってオリンピックは【特別】な存在になりました。

なぜ他の選手大会と違うのか?

例えば・・・水泳の世界大会・陸上の世界大会・サッカーのワールドカップ etc
それぞれに面白いしエキサイトするのですがオリンピックは、それら全部を同時に開催するという
世界の「運動会」だからです。以前、ささやきにも書いた事がありますが・・・
僕、運動会大好き!!だったんです。徒競走・玉入れ・棒倒し・騎馬戦 等々

世界中の運動会大好き人間が集まって4年に一度、自分の得意な種目で参加する。
赤組・白組の代わりに日本組・アメリカ組の帽子をかぶって・・・
自分の国では1番でも世界の運動会ともなるとレベルが違いすぎてマラソンも1時間以上
遅れてゴールする選手がいる。それでも「よく最後までがんばったね」と褒め称える。
平和じゃないですか。ビリから2番目になるくらいだったら、わざと遅く走って・・・
ビリになりたいくらいです。(笑)

そんな訳で、今回も眠い目をこすりながら毎日朝までTVを見てしまいました。
昼間のVTRではいけません。LIVEでないとダメなんです!!
それが正しい運動会観戦法です。

ここで、今回のオリンピックで特に印象に残ったシーンを振り返り・・・
僕流の感想を述べてみたいと思います。

まず!柔道。 確かに金メダルはたくさん取りました。日本のお家芸復活という所でしょうか。
でも、今回は・・・その取り方に注目です。もともと柔道には技ありと1本の2つしか勝負の
判定基準がありませんでした。それが世界の柔道競技になってから・・・有効だとか効果とか
こざかしいポイント制になりました。どうも最近は、このポイント制を有利に利用して勝つという
逃げの試合が目立つようになったのです。でも、今回は違っていました。
日本選手ほど、1本を取りに果敢に立ち向かった国はありませんでした。
その結果、負けた選手もいましたが・・・それも良しとしましょう。おみごと日本柔道!!!

次に野球。 3位銅メダルに終わりましたが・・・僕は拍手したいです。
何より日本プロ野球の代表が、あんなに高校野球の甲子園みたいな戦い方をしてくれました。
ホームランバッターの(近鉄)中村が送りバンド!!一塁にヘッドスライディングですよぉ〜。
ホームランを打って飛び跳ねながら塁を巡る(巨人)高橋ですよ。。。
ペナントレース中の国内の選手は確かにシーズンを怪我のないよう無理はしません。
怪我をせずにシーズンを消化する事もプロの大事な仕事です。
でも、アテネのみんなは違っていました。
まるで高校球児が甲子園でトーナメントを戦っているようでした。涙が溢れてきました。
やっぱり野球は素晴らしいスポーツだと思います。僕は、こう思います。

今のプロ野球も、みんなアテネの時みたいに戦えば・・・もっと、お客さん入ります。
怪我をした時は「よくやった!あとはゆっくり治せ保障は球団がしてやる。」となれば
選手も安心してハッスルプレーが出来るのに。
(お〜いジャイアンツまだまだ希望を捨てるな!もしかしたら優勝できるかもしれないぞ!)

最後に女子マラソン。 野口選手素晴らしい!!お見事。
高橋尚子が出ない事でプレッシャーは代表3人に重くのしかかっていた事でしょう。
それを見事に野口選手は、あの小さな体で頑張った。30km過ぎで報道車両が遅すぎて
目の前の車に「もっと先へ行って」とアピールしたのにもかかわらず、報道車が前へ
出なかったので自分でコースを変えて車を追い抜こうとする気迫!
日本女子マラソン連続金メダルおめでとうございます。

ああ〜っ!!まだまだあるけど・・・これくらいにしておきます。
だって!本題に入らなくっちゃ〜(なに〜まだ前振りだったのかよ!!!)

世界の運動会オリンピックを見ていて感じます。
同じフィールドにアメリカもイラクも北朝鮮も日本もアフガニスタンも中国も台湾も
イスラエルもパレスチナも・・・みんないるのです。みんなで運動会やっています。
同じルールで走ったり、飛んだりしています。そして誰かが勝って誰かが負けます。
でも、みんな一生懸命やったから・・・みんな拍手です。
どうして世界はオリンピックみたいに出来ないのでしょうか?優れた選手は確かに人の
何倍もの練習をしたのかもしれません。が・・・同時に弱い選手が経済的に満足のいく
環境にないことも知っています。だから強い選手は負けた選手にも敬意をもって
拍手するのです。富める国の選手は貧しい国の選手を見て自分があの国にいたら
とても勝てない事を知っています。裸足で野山を駆けている事を知っています。
湖で泳ぎの練習をしている事を知っています。本当に才能があっても食べるために
辞めた選手を知っています。世界が4年に一度の大運動会のために出来る事。

オリンピックを見ていると・・・その選手の後ろにある「国」を思ってしまいます。
いつの日かオリンピックが国別対抗ではなく、赤組・白組・青組・黄組・オレンジ組なんて
組別になる日が来ればいい。その為には国境線なんて線がなくなればいい。
そう思います。 以上、今回のささやきでした。

PS ☆卓球の福原愛ちゃんの対戦相手、オーストラリアのミャオミャオ選手は可愛かった。

   ☆水泳のオランダ代表「ファンデン・フォーヘンバンド」選手は何度聞いても実況者が
     言いにくそうだった。

   ☆柔道の試合、カメラがズームで選手の顔を取りすぎて二人の組み手が見えないぞ!!

   ☆ソフトボールの選手って・・・どうして?おデブちゃんが多いの???

あっ〜もっとオリンピックの事書きたい!!体操・アーチェリー・競輪・レスリング・・・・
男子マラソンの乱入者・・・まだまだ書きたい事はいっぱいあります。が・・・

ここで、オリンピックの話はひとまずおいておき。。。お知らせです。

来年の2005年1月2日〜27日まで九州・福岡の博多座で公演されます。
「新・近松心中物語」に出演します。久しぶりの福岡での公演です。また新しい新・近松心中」を
お見せ出来るように頑張ります。 九州地方の皆様よろしければ・・・博多座に遊びに来て下さい。
お待ちしています。 ではでは。。。またね!!
皆さん、秋も本番を通り過ぎて冬の扉を開け始める季節になりました。
風邪などひいていませんか?僕はといえば・・・1月の博多座「新・近松心中物語」に向けて
体調バッチリです。バッチリすぎて・・・ちょっと筋肉痛になるくらい走ったりしちゃいました。(^_^;)
役者仲間に、本番前のストレッチのし過ぎで体を壊す人がいますが・・・
何の為のストレッチなのか分からない位に頑張るのも考え物です。
僕もそうならないくらいにしておきます。(^o^)ハハハ

ところで最近の朝刊を読んでいて毎日と言っていいほど<殺人>の話題が出てきます。
本当に、どうして?こう暗い事件が続くのでしょうか。奈良の小学1年生の事。両親を
殺した息子の事。同じく両親と姉を殺した引きこもりの息子の事。

そして何よりイラクでの【戦争】という殺人の事。一体どこまでいったら終わるのでしょうか?
「イラクの民主化に向けて」とアメリカは言っていますが・・・いやブッシュは言っていますが
世界の歴史を見たら外部の力ではなく、あくまでも、その国の国民が自ら立ち上がって
それまでの体制を変えてきたのです。その解りやすい例が日本です。
坂本龍馬らによって幕府は終わりを迎えました。フランス革命しかりロシア革命またしかり。

いったいアメリカという国は何回同じ失敗をしたら気が付くのでしょうか。
朝鮮戦争・ベトナム・湾岸・アフガニスタン・・・さて、話題を変えましょう。

ちょっと前に、これまた新聞によく出てきた熊出現の話題。
山に食べ物がなく冬眠に向けての準備をしなくてはならない熊達が焦って人里に下りて
来るのでしょう。熊達だって必死です。
アリとキリギリスの話は有名ですが、熊はアリ派なんですね。というより自然界に正直に
生きている全ての生物はアリ派なのです。植物しかり魚類またしかり鰹やサンマだって
冬に向け脂を体に蓄えます。(おかげで僕達はウハウハです。))^o^(オイシイ!!

将来<未来>に向けて自然界の法則に則って準備<行動>しています。
つまりは、子孫を残し<命>を未来に伝えていく為に自然界の法則に逆らわず
生きているのです。ところが人間だけが唯一<キリギリス派>なのではないでしょうか。
特に近年急速にキリギリス派に世界が成りつつある様に思えます。
僕達の遠い子孫は生きていけるのでしょうか?人間が生き難いという事は・・・
他の地球上の生物も生き難いという事なのですが・・・

と、ここまでが今回のささやきです。(ハイハイいつもの長い前振りですね。)(¨ ) アノー
わかったから先どうぞ!!(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ...

人間の生活の最小単位は個人です。誰かと結ばれて夫婦・子供が出来て家族が増えて
地域社会で暮らし、日本なら都道府県を形成し・・・そして国となる。この国が地球上に
たくさんあって世界を形作っています。(なんだか教科書みたいになっちゃいました。)

よく言われる例えですが・・・人間という字は人の間(あいだ)と書きますね。
という事は世界も人と人との間、つまり国と国との関係が大事です。
人には、それぞれ個性があります。それでもお互い解り合えていれば友達としてやっていけます。
国も同じことです。協力関係が保たれていれば、お互いHAPPYです。

さて、話をアリとキリギリスに戻しましょう。
本来、人間だってアリ派だったはず。だから今日まで人類は生きてこられたのです。
地球上に誕生して600万年。自然界と同化して生きてきたのです。599万9760年間は
(^_^)-c<^_^;)何がいいたいんだよぉ〜ヾ(^-^)はいはい今、説明します。(笑)

この599万9760年間は少なくとも人類は、この地球に対して、その環境を変えてしまう程の
悪さをしてきませんでした。ところが1760年代に始まった産業革命以来・・・
少しずつ人類は、この地球に対して「よくない物質」を大量に撒き散らし始めたのです。

地球という懐(ふところ)は、それでも、その絶大なる浄化作用で近年まで頑張ってくれました。
でも、地球君も限界です。だから今度は人類が地球を助けてあげる番です。
それが1997年のCOP3(気候変動枠組み条約第3回締約国会議)だったのです。
『京都議定書』というのは、その時に採択されたものです。
二酸化炭素などの温室効果ガス排出量の規制に関する取り決めです。

このままいったら熊の食料はおろか人間・全生物の食糧は気候変化の為、
生産できなくなります。海水面も上昇してきました。南太平洋のある島では・・・
すでに全島民脱出しています。今年11月5日ロシアが、この京都議定書に批准しました。
ところが国と国が協力して私達の地球を助けなければいけないという時に・・・
「イラクの民主化の為」に戦争をやっているアメリカは、この協力には手を出してきません。
アメリカ産業にとって誠にこの京都議定書は不都合なものです。
石油をどんどん使って成り立っている、お国事情。でも考えてみてください。

全ての事柄は、この地球があってこそなのです。人類が生きていればこそなのです。
人類がキリギリス派からアリ派へ移行しようと頑張っている時に頑なにキリギリス派を
堅持しようとする行動を理解できません。

前に出てきた将来<未来>に向けて、準備<行動>するアリ派にしか子孫を残せません。
命を伝えていけません。イラクで使う武器弾薬にかかる費用をアリ派になる為に使ったら
どんなに素晴らしい事が出来るでしょう。

今、世界中の人々が自分の世代だけでなく未来の子供たちの事を考えれば・・・
おのずと何をすればいいのか答えは出てくるはずです。
人類の歴史が歴史が700万年・800万年と続く為に。。。d(^-^)

今回のささやきはこれでおしまい。ちょっと堅い話になっちゃいましたが・・・(~ヘ~;)
次回は「めちゃくちゃ柔らかい話」になるかも?(^o^)ハハハ

じゃ〜それまで・・・バイバイ( ^_^)/~~~バイバイ!
2004年11月のある日のささやき♪