ビシーテ・エスパーニャ
バルセロナの写真たち

バルセロナは世界を代表する建築家ガウディの街。

「機能美こそ最大の美」をモットーとする私としては、
ガウディのデザインは過装飾で好きになれなかったのに、
会って、触れてみて、納得してしまった。
ガウディの創り出した曲線は、生き物のように鼓動している。


サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア内部

サグラダ・ファミリア 聖家族教会
世界で一番有名な未完成の建物、サグラダ・ファミリア聖家族教会。
完成までにあと400年を要するという。尖塔の中には螺旋階段が続いていて、かなり上の方まで登れる。この建物の建築に日本人男性がスタッフとして働いていて、日本人観光客には割と無愛想なバルセロナの人達も、ここではは非常に好意的。あいにくとその日本人スタッフの方には逢えなかったんだけど。

誕生のファサード

上の写真はキリスト生誕のファサード。
細かい彫刻がぎっしりと刻まれている。 もっとも教会らしい聖堂が未完成なため、あまり教会らしくは感じられないけど、青いステンドグラスが光を床に落とすあたりは神々しい雰囲気でいっぱい。

教会の内部もまだまだ工事中。 鉄骨の足組や、教会の壁に設置するためのタイルなどが置いてある。

今の技術を持ってすればもっと早く仕上がりそうな気もするけど、「神様はお急ぎにはならない」らしく、いたってマイペース?に作業は進んでいるらしい。

滅多に紹介されることのない、教会の正面

正面向かって左手側の壁を見上げる。
何かを表す文字や、コンパスやボルトなどの形も見える。

あまり注目されない教会の正面。裏側のゴッシック調の彫刻とは打って代わって かなりモダンな造りです。

壁


恐竜のオブジェ

グエール公園内部の回廊。
岩のゴツゴツした荒さと、緻密に計算された曲線が美しい。 本来なら相反するこの二つを融合させちゃうあたり、ただの建築家じゃない。

グエール公園
グエール公園の恐竜のオブジェ。口から水が(だらだらと)出る噴水?らしい。
私とisakoは勝手に「とかげのグエール君」と呼んでいた…(バチあたりな)

回廊

波のような曲線のベンチ。
この曲線は生きている。何とも座り心地がいい。

座り心地は最高

バルセロナの街を見下ろす高台にあるこの公園の周囲を、タイル張りのこのベンチが縁取っている。

あまりにも天気がいいので2時間ほどぼーっとする。


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