『乙女の東京』(甲斐みのり・著/マーブルトロン発行)の装丁をさせて頂きました。
赤坂プリンスホテル裏のクラシックな旧館の存在も、東大にビアガーデンがあることも知りませんでした。東京に住んでゆうに10年以上経つというのに、訪れてみたい場所、足を踏み入れてみたい空間はずいぶんたくさんあります。子供の頃に一度行ったきりの上野動物園に、また行きたくなりました。最近東京生活を始めたばかりの方にも、もう住み慣れたという方にもお勧めします。
カバーには、学芸大学の名店「マッターホーン」(バームクーヘンが絶品)の包装紙を使っています。やはり鈴木信太郎氏の絵はいい。「こけしや」「志乃多寿司」の包装紙も手がけている画家です。
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