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ドゥーラのケアを受けた方の感想

バースドゥーラ


「ドゥーラに出会えた幸せ」
 私が萩野さんとお会いしたのは、第二子の出産の時でした。
 微弱陣痛で、入院中は病院スタッフから「陣痛を強めるために階段のぼりをしてください」と言われ、
一日中病院内を歩き回りました。しかし、陣痛が強まるより先に歩きすぎで筋肉痛になってしまいました。
陣痛が始まって数日後に体力の限界を感じて、友人にマッサージ師さんの紹介をお願いしたら、
その方がたまたまドゥーラの萩野さんとお知り合いだったという、すごい偶然からでした。

 はじめに電話をすると、すぐに陣痛が長引く辛さや不安に同調してくださり、負担の少ないエクササイズや、
陣痛の合間にリラックスして過ごす方法を教えて下さいました。
その後も、突然の呼び出しにも関わらず、まだ小さなお子さんと一緒に大きな荷物とたくさんのおにぎりを持って
駆け付けてくれたり、励ましのメールをくださったりと、親身にサポートしてくださいました。
痛みの波が来て、抱きかかえて一緒に深呼吸をしてくれた時、最初はHUGされることに慣れていないせいで少し緊張したけれど、
それはすぐに安心感に変わり、一生懸命一人で我慢していた痛みが和らぐのを感じました。

 今回は陣痛室や病室に入っていただいての本格的なケアではなかったのですが、一部分の体験でも、
自分を大切にしてもらえる幸せや、必要以上に我慢しなくて良いという安心感は、
出産という大仕事に立ち向かっていくパワーを与えてくれました。

 ドゥーラを知ったことや、萩野さんと出会えたことは、出産と共に一生忘れられない思い出になると思います。
本当にありがとうございました。
 これからも、幸せな妊婦さんやお子さんやご家族を増やしていくために頑張って下さい。



「日本での出産」(外国人の妊婦さんからの感想です)
 私は36歳のときに念願の我が子を授かりました。
 今、元気な我が子と幸せな毎日を送っているのは、優しくしてくれたみんな、助けて下さった方たちのお陰です。
その一人がドゥーラのあやさんです。あやさんとは西武の「いいおさんの日」のイベントで知り合いました。

 私の妊娠生活は最初はとても順調なものでした。つわりもなく、とにかく予定日までは赤ちゃんは大きいねと言われるくらいでした。
しかし、いつかないつかなと密かに楽しみにしていた陣痛も起こらず、
42週目になる直前ぐらいに入院して点滴で陣痛促進剤を打ってもらったのですが、
量を徐々に増やしていくにしたがって連れて痛みも激しくなっていくという残酷な(言いすぎかな?)ものでした。

 一日目は家族のみんながいたのですが、兄と夫は何をしたらよいかわからないし、
義理の姉も3人のお子さんの母親ですが、彼女も・・・・ 
みんなは私の言われるがままに腰を一生懸命押してくれるだけでした。

 結局、その日は午前9時から午後5時まで続けたのですが、破水したものの赤ちゃんが降りてこないし、
子宮口も5センチしか開かなかったので、明日までいったん休憩と言われ、病室に戻りました。
腰を強く押してもらいすぎてとても痛いし、陣痛も続くし、水がない状態の赤ちゃんも心配だし、
また同じことが次の日に繰り返されると想像するだけで死にそうでした。

それで、泣きながらあやさんに助けのメールを書きました。
突然だったにもかかわらず、来てくれるという返事を聞いてホッとしました。

翌朝、痛みとかは前の日と変わらなかったけれど、彼女が抱き支えながらやさしく腰をなでてくれたこと、
陣痛の合間に肩をもんでくれたこと、手のマッサージをしてくれたこと、
水も飲んではいけないといわれていた私の顔を濡れたタオルで拭いてくれたこと、
リップをぬってくれたこと、何気ない会話、写真を撮ってくれたこと一つ一つがとても気持ちが良いものばかりでした。

 また、彼女の最後に言ってくれた言葉は私が一番聴きたいことばでした。
あなたのこの二日間の努力は無駄ではありませんよ。この陣痛は赤ちゃんの脳にとって、
とても良い刺激になっているはずですという言葉で私は報われました。

 日本で終わりがよければすべてよしという言葉がありますが、あやさんがいなかったら、
私にとっての出産はすっきりしないもののままで終わっていたに違いない。
彼女のお陰で、適切な知識と知恵がどんなに救ってくれるものかをこの身をもって感じました。
あやさんの存在は私の出産にとって大きなものとなりました。