マッキー レコード
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ディについて。。。

私事で恐縮ですが。。。私が高校生の頃、バンドでストーンズや村八分なんかのカバーをやっていまして、そのメンバーがBLUESを聞いていました。これを聞け!という感じでレコードを録音してくれたのが、マディ・ウォーターズ、エルモア・ジェイムス、ハウリン・ウルフでした。

ハウリン・ウルフは結構解り易かったんです。強烈じゃないですか。声とか。カッコイイな〜と素直に思いました。それにエルモア・ジェイムスもカッコイイじゃないですか。いかにも!というギターが。しかし、マディは何だか解らなかったんです。暗い感じがしたんですね。何か濃すぎる感じというか。それから少し月日が流れ、いろんなBLUESを聴きました。そしてある日「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」を聞き直したところ、新鮮だったんです。いろいろと寄り道をした事が良かったのでしょうか、BLUESらしさが濃縮されているというか、探していた答えがそこにあったような感覚でした。それからというもの、数ヶ月に一度はマディを聴いてしまうのです。

BLUESを聴いた事が無い人に「BLUESって誰を聴いたらいいの?」と聞かれると、1人には絞れずに何人か名前を挙げますが、必ずマディは入ります。皆さんもそうですよね、きっと。

Biography

MUDDY WATERS のホームページです
何でもわかります。さすがオフィシャル!

あまりにも有名なので、偉そうに書くのも気が引けるのですが、ざっとプロフィールを書いてみます。

あ915年ミシシッピ州ローリング・フォークス生まれ。・本名はマッキンリー・モーガンフィールド。いつも泥んこ遊びをしていたのでマディ・ウォーターズというあだ名が付いた(母親が付けたようですが、泥水とは・・・)。

影響を受けたアーティストはサン・ハウスやロバート・ジョンソンといったデルタ・ブルース。1941年にアラン・ロマックスが国会図書館用の録音でロバート・ジョンソンを捜しにミシシッピにやってきた時、ロバート・ジョンソンは既に他界。その代わりにマディが発見されて録音。すごい偶然。まさに運命。(ちなみにサン・ハウスの国会図書館用録音は最高!)その録音がきっかけで1943年にシカゴへ。

その後マイナー・レーベルで何枚かシングルは出したがヒットせず。チェス・レコードに入社して1948年"I Can't Be Satisfied""I Feel Like Going Home"をリリース。これが全米R&BチャートNo.1のヒット。1950年代に入ってからはジミー・ロジャース、ウィリー・ディクソン、リトル・ウォルターなどを従えての黄金時代に突入。このころの録音はホントに凄いです。名曲だらけ。

1960年代前半は不遇の日々なんて言われていますが、私としてはその頃の録音もそれはそれで大好きなんですけど。60年代半ばごろからビートルズやローリング・ストーンズ、クラプトンなどのイギリス勢が人気に。その人たちがマディに多大な影響を受けたと公言してから再び注目される。

1970年代に入りチェス・レコードに不満を持つようになり、マディの大ファンであるジョニー・ウィンターにアルバム製作を依頼。1977年にジョニーが在籍するブルー・スカイに移籍。ジョニープロデュースの"Hard Again"はグラミー賞を受賞。その後黒人では初めてのホワイト・ハウスでのパーティーに出席、ワールド・ツアーも行い、精力的に活動するが、1983年4月30日68歳で死去

hooker & muddy

in Whitehouse


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