マッキー レコード
Biography

1930年アーカンソー州で生まれる。
57年にリトル・ウォルターのバンドに参加。チェスの録音で弾いています。ルーサー・タッカーと同時期なので、影にかすんでいたのか、あまり知りませんでした。ベースも弾いていたとか。60年までこのバンドに在籍。
62年にシカゴのクイーンから初シングル(ソロデビュー)を出します。同年、シカゴのワン・ダーフル系列のM−Pacに録音。66年にはチェッカーから1枚シングルを発表。ローカル・チャートでトップ20に入ります。

68年にはロスに移り、以降西海岸を中心に活動します。同年、コブルストーン(知りません)というレーベルにシングルを発表。
69年に初のリーダーアルバム「The Coming Atrantis」を発表。のちの「AT THE DRIVE−IN」とか「OFF THE CUFF」と比較されてか、あんまり評判は良くないですが、私はお気に入りアルバムです。そりゃあ後の2枚も良いですよ。もちろん。
70年にももう一枚同じレーベルからアルバムを発表。その後、他のアーティストのレコーディングに参加していきます。ジョン・メイオールのバンドに一時期在籍したりします。そのほか、トランペッターのブルー・ミッチェルのアルバムにも参加するなど、いろいろと活動します。

ジョン・メイオールのバンドにいたころ、スタックス傘下のエンタープライズと契約。そして名盤2枚「AT THE DRIVE−IN」「OFF THE CUFF」を発表。
その後77年にはICAより1枚アルバムを発表します。
78年にはルイス・マイヤーズのアルバムに参加。

94年には「Abu Talib」と改名(!)してブルース・アルバムを発表。
それ以降はよくわかりません。ごめんなさい。

Freddie Robinson について

フレディ・ロビンソンをはじめて聴いたのはSTAXから出ていた「Blue Monday」というコンピレーション盤でした。そのレコードを買った目的はアルバート・キングでした(STAX時代のアルバート・キングにハマってた時期だったもので)。他にはリトル・ミルトンも入っていました。もちろん、この二人の演奏はバッチリです。それに較べてフレディ・ロビンソンは、なんだか地味な感じというか穏やかな感じというのが第一印象。しかし、なぜだか妙に気になってしまい、そのうち、何度もフレディ・ロビンソンのところばかり針を落とすようになっていました。
しかし、当時はインターネットもまだまだ普及していなくて、よく調べることができませんでした。それ以上の録音を聴くこともなく月日が流れ。。。偶然、「OFF THE CUFF」を中古屋さんで見つけて、もうハマリましたねえ。たまりませんでした。アルバム全体の雰囲気といい、ギターといい、歌も。いい感じでしたねえ。そのうち、リトル・ウォルターのバンドにいたとか、ジャズ関係の録音に参加しているとか、ジャズ・ファンクと呼ばれているとか、いろいろ知りました。
が、そういうのを抜きにして、音だけでOKでしたね。ちょいとマイナー扱いですが、好きなアーティストですね。他にもリトル・ビーヴァーという人も好きでね。

J.B.Lenoir

Freddie Robinson


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