ハンドルバー交換


ハンドルまわりのパーツ交換についてまとめたページです。
バーハンドルだと、簡単かつ安価に交換できるのがヨイですね。


ハンドルまわり交換部品:
  1. POSHスーパーローバー -> PLOTイージーフィットバー
  2. POSHアルミバーエンドキャップ -> ビッグ真鍮バーエンド -> PLOT EFFEX
  3. プログリップ#724 -> 同じく#719
  4. アントライオンブレーキレバー#03001+#03503(チタンブルー)
  5. アントライオンクラッチレバー#03022(チタンブルー)


ハンドルバー交換(1本目)+グリップ交換(1セット目)

ハンドルバーをPOSHのスーパーローバーに換えてみました。明るめの色にしたのですが、雰囲気はなかなか良いので「にんまり」です。
交換後のハンドル回りをシートに座って体を起こした目線から見るとこんな感じです。

Handlebar

以前と同じくらい手前(標準より結構手前でした)に倒してセットしたのですが、グリップ位置では高さはほぼ同じでわずかに前よりです。純正よりバーの絞りが少ないので前になったのですが、手首の角度がほんの少し違うだけで、実際に握ると「前と違うな?」っと敏感に感じます。
左右のスイッチボックスには回り止めの出っ張りがあるのですが、これを使おうと思うと5mmφの結構深い穴を開けないといけません。でもこんなでかい穴を開けると特にアルミ合金の場合はハンドルの強度低下が心配です。もっと細い金属ピンにしてくれたらいいのに...
ちなみに、バーエンドが純正よりかなり軽いので振動が増えるかと心配していたのですが、プログリップのゲルが効いているのかほとんど気になりませんでした。

その後...
1日100kmや200kmでは気にならなかった振動ですが、長距離を走ると結構体にこたえるみたいです。(歳か?)
そこで、TPSの微調整とともに、バーエンドも重いものに交換してみました。今回もハンドルバーと同じPOSH(正確にはポッシュフェイスのほうですが)の製品で、ラインアップの中で一番重い「ビッグ真鍮バーエンド」を選びました。前のが本体片側19.2gで今度は115gなので、両方では200g近く重くなります。
乗ってみた感じでは、振動が無くなるわけではないのですが、振動の質が丸くなる印象です。ハンドル交換で、なるべく軽くしようという考えもあったのですが、「たかが」200gで疲れにくくなるなら、こっちのほうが良さそうかな。純正はも〜っと重いですし。


レバー交換

レバーをアントライオンの#03001(チタンブルー)に交換しました。
left right
見た目に高級感があるのは当然ですが、グローブをはめた状態での指の引っかかりがなかなか良い感じです。ちょっと難点があるのは、ブレーキ側が少し短めなので、以前のようにレバーホルダーを内側にズラしてセットすると、小指が引っかかりにくくなることです。大抵は人差し指と中指の2本がけなので、いざというときに小指がなんとか引っかかるギリギリにセットしました。
クラッチ側(#03022)は、純正と同じくらい外が遠いので、忠男レーシングの清水さんに「秘技手曲げレバー調整」をやって頂きました。こ、こんなワザがありだなんて、シリマセンデシタ....。
写真で曲げがわかるでしょうか?現物を良く見ると、加工時の削り目が湾曲しているので曲げ具合がわかるのですが、ぱっと見には自然なカーブなのでわかりにくいと思います。標準だと、「小指は遅れて参加」になるのですが、これなら小指も同時にとどきます。
さすが、レーシングメカニック!
どちらのレバーも、素早い操作がやりやすくなりました。


グリップ交換(2セット目)

これまでのグリップ#724ですが、グローブとのタッチは良いのですが、自分的には「あと1mm太いのが欲しい!」と思っていました。そろそろへたってきたので、操作系のフィーリングアップも兼ねてグリップの種類を変えてみることにしました。
で、ショップで実物をいろいろ握り比べた結果、決まったのがこれ....

プログリップ/ゲル耐震タイプ(エンド貫通)
プログリップ/ゲル耐震タイプ #719


結局、またプログリップかい!(^^;
これまでの#724よりこちらのほうが太くて、握った感じがちょうどでした。
ゲル耐震グリップは、タッチが少しぐにゃっとなるのを嫌う人もいるかと思いますが、ワタシ的には手に伝わる振動がやわらぐので気に入っています。ツーリングなどでは、結構疲労が違うんですよね。


ハンドルバー交換(2本目)

FZS1000のノーマルハンドルは、標準セッティングでワタシの体格ではちょっとうわずった感じで、肘が上がってしまう位置でした。下げようと思って手前に倒すと、今度はグリップ位置がベストより手前に来て、フロントに体重移動しにくいので、結局ノーマルより低くてかつ絞りの小さいPOSHのハンドルに換えていました。
これはこれで、スポーツライディング(特にフルロックターンをやるような低速系^^)では良かったのですが、ノーマルくらいの絞りがあるほうが手首の角度が楽で、ツーリングでの長時間走行ではノーマルのほうが良かったかと思います。

そこで、PLOTの イージーフィットバーシリーズのハンドルに交換してみました。
イージーフィットバーは、車種別にノーマルハンドル形状をコピーし、約30mmUP/BACK、約10mmUP/BACK、約10mmDOWN/FOWARDの3種類でジャストフィットを選べるという嬉しい設定です。穴開けしなくて良いのも楽ちんですね〜。
今回選んだのは、Lowタイプ(FZS用は7mmDOWN/7mmFOWARD)で、色はガンメタにしました。以前のはシャンパンゴールドだったのですが、だんだん色あせてきて、最近はただの「黄色っぽいアルミ」色になってきていましたので、大分イメージが変わりました。

バーエンドウェイトもついでに同じくPLOTのEFFEXシリーズ(EBB201R)で揃えました。色は、ワンポイントシリーズで統一した「赤」。(^^;
以前も結構重いバーエンドウェイト(1つで136g)を使っていたのですが、こんどのはグリップ全体に長い真鍮のウェイトが入り、1つ170gもあります。重量25%増しです。これでハンドルの振動はどうなるか。重ければ良いというものでもないですし、ステアリングヘッドあたりで拾いやすい振動とハンドルの共振周波数がズレれば良いわけで、こればかりはやってみないとわからないですね。

取り付けたところ、こんな感じです。
PLOTのバーより明らかに絞り角度が大きいですね。
以前のハンドル(左)と交換後(右)の、ほぼ同じ角度からの写真を並べてみます。

グリップの付け根位置はおよそ同じで、たれ角と絞り各が変わっていますね。

交換後、行程750km(うち、約半分が高速道)の強行日帰りツーリングに行ったのですが、手首はぜんぜん疲れませんでした。
普通にラクチンポジションを取っているときに、手首が自然な角度でした。そういう意味では、ノーマルハンドルってのも良くできているということですね。
振動については、以前と比較して、どの回転数でも感じるがどの回転数でも不快ではない、といった感じでしょうか。まあ、合格です。

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