小笠原 父島のおみやげ屋さんで「はからめ」という 葉っぱ を2枚もらいました。葉から芽が出て紫色のサルビアに似た花が咲くということです。
父島でもらった2枚の「はからめ」の成長日記です。

3月13日
帰宅。鞄を整理していると「はからめ」が出てくる。添付のメモを読むと、「忘れた頃に葉っぱから芽が出てくる。東京でも霜にあてなければ十分育ちます。紫色のサルビアに似た花がいっぱい咲きます。」とある。「はからめ」は2枚入っていて、1枚は薄いみどり色、もう1枚は濃いみどり色だが1/3が傷んで黒ずんでいる。
「ほんと?」と思い、部屋に暫く放っておくことに。
3月下旬
なんと、薄いみどり色の「はからめ」から芽が出ている。傷んでいるもう1枚は依然ただの葉っぱ。ほんとうに花が咲くの?!
成長日記でもと思い立ち、薄いみどり色の方を「はからめ1号」、傷んでいる濃いみどり色の方を「はからめ2号」と、それぞれ命名(何て安易な)。
4月6日
1号の方が発芽が早かったが、2号の方が成長が早い。
4月20日
暖かくなったためか成長が早い。特に2号の成長は顕著。
5月4日
1号は相変わらず。2号はみどりの部分がくすんできて、根も枯れ始めたので鉢に植えることにした。
5月31日
1号、2号共に根付いた。この1ヶ月の成長は著しい。
6月29日
成長が遅かった1号は、2号と同じくらいに成長。
8月30日
鉢から出るほどに成長。落ちた葉からも芽が出ている。
11月24日
寒くなってきたので成長は鈍化? 2号に虫が付いてしまった。
1998年1月
東京に大雪が降りました。寒さに弱いはからめさん、残念なことに雪に埋もれ、枯れてしまいました。小笠原から持ち帰り10ヶ月。花を見ることができませんでした。