処女喪失！田中れいな一夏の初体験　六日目

1 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:08

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟれいなの初めてお兄ちゃんに
　　　　　　（( （○　 (⌒) )) 　　　　　　　　　あげるにゃん♪
　　　　　　　　 (__ﾉ


前スレ
処女喪失！田中れいな一夏の初体験　五日目
http://ex6.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1087814472/

まとめサイト
SOMEDAY
http://someday.myfws.com/
暇だから
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina2.txt
名無し娘。
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.txt
「ココニイルゼェ！」
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina3.txt
鳥籠
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina4.txt

御協力感謝にゃん♪その他の作家さんの小説まとめてくれる方
ただいま募集中にゃん♪

2 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:08

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

3 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:10

>>1
クスコ

4 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 00:11

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

5 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:14

乙
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

6 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:14

ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

7 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:16

>>1
乙！
ののたん乙！

8 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:18

>>1
乙━━━━━━ ;´�N` ━━━━━━ﾝ!!!!

9 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:24

ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ
ﾊﾊﾊﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

10 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:24

>>1
乙！andみちしげっつ！

11 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:27

someです　完結後のレス皆さんありがとうございました！ほんと感謝してます
まとめサイト、前作に続いてありがとうございます　とても嬉しいです！

前スレ、FIRST氏乙です＆乾杯　今後の展開楽しみにしてますので
>�Nさん、新スレがあるから安心ですね　落ちる不安と戦ったあの日々も良い経験でしたよね

12 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:33

http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html

総まとめサイトつくってみたんだけど、意見求む。

13 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:36

>12　最高！神だよありがとうののたん。
ただ強いて言うなら現行スレもリンクよろ〜。

14 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:37

たしかにそうかも

15 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:37

前スレの１０００が・・・

16 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 00:38

1000 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：04/06/29 00:34
　　　　 　 　 　 　　　　　　　 　ノノノ
　　　,　/~|ヽ 三　　 　　 　 ノノハヽo∈
　　 l匚|ll ||ｌ|　三 　 　　　　（｀ヮ ´*从　　　　あぁ！　あぁ！
　 　 ┃!_|ノ　三　　　 　;/⌒V"　"/⌒ヽっ
　 ┌┸┐　　　 　　　と_人＿(i)＿∧_つ


ﾄｩﾙﾄｩﾙだなｗ

17 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:38

>>12
乙です！書いた方としては作ってもらえるだけでありがたいと思います

18 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:39

ヾ从 ;｀ ヮ´;）ノ

19 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:39

なんちゅー1000なんだ・・・

20 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:39

>>13
つけた。
あと、今、最初のスレからのリンクも付ける作業中。。。

21 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:39

ののたんＧＪよ♪

22 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:40

>>11
あのスレのころでつねｗ
仕事から帰ると今とは違うドキドキ感(落ちてねえかな？感)でｐｃ立ち上げたもんですｗ

23 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:40

>>20
乙っす

24 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:41

ののたんはいい職人さんだな

25 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:42

一応最初のスレまでリンク張り終えた。

>>24
ありがとｗ

26 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 00:46

前ｽﾚの気分を維持しようぜぃ

27 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:46

>>の　の　た　ん　ネ申
ﾉﾉﾀｧｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

28 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:47

>>25　おお、あの頃のスレまで！どんどん素晴らしくなってってる。。
ののたんさん乙です！いい職人さんですほんとに。

29 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 00:48

>>25 ののたん氏に感謝です！
>>22 いやもうまさに　でもあの経験が役立ってますよほんとに

30 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 01:08

http://img34.ac.yahoo.co.jp/users/5/0/3/3/goldgetter007-img600x460-108832575956306.jpg
れいなｷｬﾜｷｬﾜ

31 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:18

文化祭のエコビデオのれいなかわいいな
剥製におびえるれいな・・



そっと勃起した

32 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:20

>>31
実は折れもだ

33 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 01:20

穏やかな夏の勃起

34 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:23

ほしゅ

35 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:28

>>31>>32
うらやま（ｒｙ

36 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:29

>>31
実は俺も。友人宅で見てて
そっとペニスの位置を調整した。

37 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:30

ペニスって上品だな

38 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:33

インポがいるのか？

39 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 01:34

>>38
呼んだ？

40 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 01:36

>>32
おまえSOME DAYのまとめサイト管理人だろ。

41 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 01:57

おれはピーニスと呼ぶことにしている

42 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 02:05

前ｽﾚのログだれかください…

43 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 02:11

うぷろだ教えてくれればあげられるけど

44 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 02:18

>>42
上げといた
れいなろだのreina942.zip

45 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 02:49

>>44
42じゃないけどおつかれいな

46 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 02:50

寝る前保全

47 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 03:56

ほ

48 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 04:01

みちしげっつ

49 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 05:03

ほ

50 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 06:08

ぜ

51 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 08:00

ん

52 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 08:12

ろ

53 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 09:01

え

54 ：proxy203.docomo.ne.jp ：04/06/29 10:27

55 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 11:43

ほ

56 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 11:44

ほ

57 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 12:17

捕

58 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 13:39

ほっほっほほほ

59 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 15:29

　

60 ：大宮くん ：04/06/29 15:30

久しぶりだなぁ
誰もいないですね

61 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 16:59

れいなあああああああああああああああああああああああ

62 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 17:03

大宮くん来てたのか

63 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 17:07

大宮くんはけーん

64 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 18:10

ほ

65 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 18:33

夜はお盛んだほ

66 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 19:09

下がりすぎ故保全あげ

67 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 19:56

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟ　ﾚｲﾆｬ
　　　　　　（( （○　 (⌒) ))
　　　　　　　　 (__ﾉ

. 　　　　　　　　.,ﾍ,__／ﾞｉ
　　　　　　　　 ノﾉﾊヾヽ|. ｡｡ ﾆｬｰﾝ
　　　　　　　　（´ヮ ｀*从ﾟ○ﾟ
　　　　　　（( (⌒) ○ノ　))
　　　　　　　　　 （＿)

68 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 20:27

揚げ帆

69 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 20:45

れいなにチャンスをください

70 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 21:14

がんがれ

71 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 21:45

ちょっと5章構成の短編を書きます

72 ：Diary ：04/06/29 21:46

Diary
秋の章　〜出会い〜
出逢いは衝撃的だった。
「どいてー！！」
どこからか声が聞こえて、次の瞬間、全身に強い衝撃が走った。
お前は木の葉と一緒に舞い降り・・・、いや、落ちてきた。
「いってぇ〜」
地面に倒れた俺の背中に子供が乗っていた。
「もう！だからどいてって言ったやなかね」
その子供は立ち上がると、パンパンと埃を払っていた。
「なんだと〜」
いきなり人の上に落ちてきといて何言ってやがる。大体どこから落ちてきたんだこいつ？
上を見上げると、街路樹の枝が数本折れていた。まさか、こいつ街路樹に登ってたのか？
で、人の上に落ちてきて、文句言われてるのは俺。なんか腹立つぞ。
俺は勢いよく立ち上がるとその子供の胸倉を思い切り掴んだ。
ん、なんだこの感触？ふにゅって・・・、もしかしてこれ・・・、
"パァン！！"
街中に聞こえたんじゃないかってくらい、派手な音がした。
「スケベ！変態！強姦魔！！」
小学生くらいの男の子だと思ってたが、小柄で華奢な中学生くらいの女の子だった。
それでもまあ、小ぶりだが一応胸はあるんだな。手に残った感触を思い出す。
「あー！またなんかヤラシイこと考えとる」
「バ、バカ、考えてねーよ！」
俺は妄想を振り払って慌てて否定した。
「責任、取ってもらうけんね！」
「責任だぁ？」
「傷物にされたったい」
「だ、誰が！ちょっと胸に手が当たっただけだろ！」
ハッと口を押さえた。大声でなんてことを・・・。
ザワザワと、周囲に人が集まり始めていた。

73 ：Diary ：04/06/29 21:46

「何、どうしたの？」
「さあ、よく分かんないけど、あの子に悪戯したみたいよ」
「マジで？まだ小学生くらいじゃないの？」
「なんか胸触ったって」
「うわぁ、ロリコン最低」
「ちょっと、警察呼んだほうがいいんじゃない？」
ヒソヒソと、そんな声が聞こえる。
マジかよ・・・。とりあえずこの場を離れないと。
「おいちょっと、」
「ヒック、ヒック。もうお嫁にいけんばい・・・」
おいおい、なに雰囲気出してんだよ？勘弁してくれよ。
「分かった、分かったから。とりあえず歩こう、な？」
女の子を立ち上がらせて、周囲を刺激しないようにゆっくりと歩き出した。
疑いの視線が背中に突き刺さってるのが、見なくてもよく分かる。
あの角、あの角さえ曲がれば・・・。よし、今だ！！
「走れ！！」
女の子の手を掴んだまま、俺は駆け出した。
とにかく人通りの少ないところを目指して必死に走りまくった。
「ちょ、手ぇ離して。痛か！」
「あ、悪ぃ・・・」
気付くと俺は女の子の手を思い切り握ってた。小さくて、ふわふわした温かい手だった。
汗ばんだ手の平を服で拭って、一息ついてから俺は女の子に訊いた。

74 ：Diary ：04/06/29 21:47

「お前、何のつもりだよ？」
「何のつもりって？」
女の子はキョトンとして訊き返してきた。
「あそこであんなこと言ったら大騒ぎになるに決まってるだろ」
「それは気付かなかったったい」
「お前、ふざけんなよ！」
「傷物にしておいて、ヒドイ・・・」
女の子は顔を抑えて、小さく肩を震わせた。
わわわ、またか。勘弁してくれ！
「分かった、分かったから。頼むから泣くのやめろ」
「じゃあやめる」
女の子はぺロっと舌を出して笑った。
「てめ、」
「わぁぁぁぁん！」
「あーもう勘弁してくれ！俺が悪かった」
「うん」
くそ、コロコロとよく表情の変わるガキだ。
「じゃあな。俺もう行くから、変なこと言ってまわるなよ」
そう言ってから、俺は女の子と別れた・・・・、つもりだった。
女の子と別れてから5分ほど、どうもなんかおかしい。
誰かに見られてるような、後ろに誰かいるような。
ショウウインドウに俺の姿が映ってる。その2.3歩後ろに、さっきの女の子が映っていた。
俺は慌てて振り返った。
「お、お前、何してんだよ！？」
「何って？」
女の子は首をかしげて見せた。

75 ：Diary ：04/06/29 21:47

「何でここにいるんだよ？まさか行く方向が同じ、とか言うんじゃないだろうな？」
「うん、言わない」
「じゃあ俺の後をつけてきた、ってことか」
「うん」
あっさりとまぁ。何考えてんだこのガキ。ひょっとしてさっきのをネタに俺を強請ろうとか・・・。
「なあ、頼むよ。もう許してくれよ」
「だめ」
な・・・、このガキ、マジで襲うぞ。
「だって、道が分からんたい」
「はぁ？」
「ここどこ？兄ちゃん、いきなり手ぇ掴んで走りまわるけん、迷子になったと」
迷子だぁ？いつの時代の人間だよ。
「お前なぁ」
「こんな見知らぬ街で、どうすればよかと？」
うわ、メチャクチャ不安そうな顔してる。ってことは迷子ってのはマジか。てか、なんだこれ？胸が締め付けられるようなこの感じは・・・。
「しかたねーな。送ってやるよ。お前ん家どこだ？」
「家なんかなか」
「はぁ？」
「兄ちゃん家に泊めて」
はっ？何言ってんだこいつ？まさかこいつ・・・。
「お前、家出か？」
「えへへへ」
女の子は屈託のない笑顔を見せた。俺は女の子の襟首をつかんで
「ほら、警察行くぞ」
「ちょ、ちょっと待たんね！」
「ガキが家出なんかしてんじゃねーよ。お家に帰りなさい」
「やぁー！ちょっと離して！」
「痛ぇ！！」

76 ：Diary ：04/06/29 21:47

このガキ、引っ掻きやがった。皮が剥けて血が滲んでる。
「絶対、家になんか帰らんけんね」
なんだ？目に涙が溜まってる。そんなに帰りたくないのか？まあどうせつまんない理由だろ。
「駄目だ。子供は家にいるのが一番」
「絶対イヤ！！」
「駄目！」
「帰るくらいなら死んでやる！！」
なんだ？こいつ、家で何があったんだ？
「死んだら兄ちゃんのせいやけんね！」
何言ってんだよ。なんで俺のせい？女の子は泣き顔でギャーギャーとわめき続けてる。
またか・・・。
周囲が騒がしい。あーもう！
「分かったよ。とりあえず来い。また変な疑いかけられたら堪んねーわ」
「ありがとう、兄ちゃん」
ぱぁ、と表情が明るくなった。小生意気なクソガキと思ってたけど、可愛い顔できるんじゃねーか。ちょっと胸がｷｭﾝとした。
あ、そーか。さっきの顔、さっきの感じ、捨てられた子犬を見たときの感覚だ。
なんか大変な物を拾ったような気もするけど・・・。
「お前、名前は？」
「れいな」
「苗字は？」
「えへへ」
れいなは笑うだけで答えなかった。答えたくないならいいか。
最初は悪魔のように見えた笑顔だったけど、こうやって見ると天使みたいだな。
「じゃあれいな、いくぞ。こっちだ」
「うん！」
こうして俺たちは出逢い、奇妙な共同生活が始まったんだ。
そのときはまさか、あんなことになるとは思ってもみなかったんだ・・・。

77 ：Diary ：04/06/29 21:48

以上第1章おしまい

78 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 21:50

陳腐だけど、こういうの好き

79 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 21:51

教科書通りな萌え展開ですね

80 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 22:03

新作きたー！！
このスレはすごいなホンと

81 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 22:09

おお、また次なる職人さんが！

Diary氏乙す。

82 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 22:26

お約束でもこのｽﾚではｲｲﾖｰ
乙です、期待してます

83 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 22:34

Diary氏
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

84 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/29 23:04

こういうのも待ってたよ
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д｀ ━━━━━━ﾝ!!!!!

85 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 23:13

勃起あげ！

86 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 23:39

そんなこんなでバカに磨きをかけてまいります！

ではどうぞｫｫｫｫｫｫ！

87 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 23:40

…朝から暑い。

「ほら！朝ご飯食べたらすぐ出発しますよ！今日は『日本の皆さ〜ん！明けましておめでとうございま〜す』って所のロケです！キレイですよ〜！楽しみだな〜！」

…気温じゃなか。この人のせいばい…。

88 ：無人島からオメデトウ！ ：04/06/29 23:41

場面はいきなりやぶの中を突き進む愉快な二人の探検隊。

…こんなトコ行くって言ってなかったばい！すねが枝やら草やらで痛かろーもん！！
「あれ〜…ガイドブックには『道があるので安全に進めます』って書いてあﾙﾝﾀﾞｹﾄﾞ…」
はぁ！？道は道でもケモノ道ったい！明らかに人の通る道じゃなかたい！もぉおおおおお！
「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…あ、でももうすぐ、もうすぐですから！」
あんた１時間前にも「もうすぐ」って言っとったばい！もぉおおおあああああ！！
「…あんたって…ｱｧ…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…」

89 ：無人島からオメデトウ！ ：04/06/29 23:41

さらに突き進むぼくらの愉快な探検隊。

…。
(怒ってるなぁ…)
…まだ？
「え！？なんですか？」
…まだ着かんと？
「あ、あー…もう、もうちょっとです！」
…そう。
(なんだよこのガイドブック！！ヤバいなぁ…完全に怒ってるよぉ…)

90 ：無人島からオメデトウ！ ：04/06/29 23:43

愉快な探検隊は大きな岩に行手をはばまれた！

・・・ 　行　 き 　止　 ま　 り 　 で　 す　 よ　 ね 。

「い、いや！ここを登ったら目的地なんです！ホントです！」

・・・　 登 　る 　 ん　 で 　 す　 ね 。

「あ、は、はい！あ、お、お荷物お持ちします！」

　・　　・　　・　　。

「ほ、ホントにもうすぐですから！ホントですから〜！！」

91 ：キャ从 ´ ヮ｀） ◆REINAnlovc [reina从 ´ ヮ｀）] ：04/06/29 23:43

ノノハヽo∈
从 ´ ヮ｀）＜ 新スれいな

92 ：無人島からオメデトウ！ ：04/06/29 23:45

やっと愉快な探検隊は森を抜けて開けた岡の上に出た！

うわぁ…。

眼下に広がる森。

遠くを見れば海。地平線。

見上げれば空。太陽。

キ…レイ…。


「ハァハァ…で、でしょ？」
ホントにキレイばい！こんなにキレイな景色見たことなか！スゴイ！！
「ここで『あけおめ』ってやりますんで、機材出すまで待っててくださいね…っと。」

…キレイ。言葉が無いったい…。

「…この企画作って良かったぁ。見て欲しかったﾝﾀﾞﾖﾅｧ…」
？　なんか言ったと？

「あ、い、いや…なんでもﾅｲﾃﾞｽ…。」
？　やかましかったり独り言多かったり変な人ばい。

…でも…ちょっと来て良かった…かも。

93 ：無人島からオメデトウ！ ：04/06/29 23:46

今日はここまでですから！

ザンネ（ｒｙ

94 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 23:51

ええええええええええええええええ！！！
無人島作者さん更新乙！

95 ：名無し募集中。。。 ：04/06/29 23:57

diary氏おつですー　こういうやり方もあったかぁ　
�Nさん、マジでぇ！？そんないいとこで・・・罪な人だわさ、あなた　乙ですー

96 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:05

れいにゃんﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

97 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:07

無人島からオメデトウ！氏おつ

一応聞くが今日の分は>>87-90>>92でつね。

98 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:17

>>97
そうでつ。>>87は脳内変換よろ〜！

ｏｒｚ 漏ﾚﾏﾃﾞ壊ﾚﾃｷﾀﾖ…

99 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:21

>>レスいただいた皆様
ｱﾘｶﾞﾄ━━━━━━ ;´�N` ━━━━━━ﾝ!!!!
あと少し…かな？　　　あ、あと…

エ　ロ　く　な　り　ま　せ　ん　か　ら　！　　ザ（ｒｙ

100 ：旗持ち [sage] ：04/06/30 00:28

100

101 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 00:31

なんで旗持ちがここにいるんだよ

102 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:39

�Nさん乙です！
テンポが良くておもろいｗ

103 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 00:40

みんな集まる良スレでございます。

104 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 01:23

从 ´ ヮ｀)＜にゃー

105 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 01:23

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟ　ﾚｲﾆｬ
　　　　　　（( （○　 (⌒) ))
　　　　　　　　 (__ﾉ

. 　　　　　　　　.,ﾍ,__／ﾞｉ
　　　　　　　　 ノﾉﾊヾヽ|. ｡｡ ﾆｬｰﾝ
　　　　　　　　（´ヮ ｀*从ﾟ○ﾟ
　　　　　　（( (⌒) ○ノ　))
　　　　　　　　　 （＿)

106 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 01:25

無人島からオメデトウ！にはエロはおろか萌えも期待していないが。
だから徹底して笑えるやつよろ〜

107 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 01:28

「君ならば、大丈夫」
　　　　　　第１７幕「　WORLDS　END　」

今の世界を、真っ白に戻す。
その世界の中心に、れいなを描く。
そして、他の全ての世界を、れいなの回りに描く。
恐らく俺は、れいなの遥か遠くに描かれるだろう。
もう田中れいなは、俺の近くにはいないのだろう・・

「♪愛する人はあなただけ・・・・」
四角い箱の中いっぱいに、ハイビジョンのれいなが映る。

すごいよれいな、やったじゃない。
あのモーニング娘。の中で、センターポジションを取るなんて。
「せんぱい」は驚いてるよ、正直・・・・

108 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 01:30

ごめんれいな、君を応援できなくて。
俺は、君の信頼を、裏切ったんだ・・・・
君は俺を信じてくれたのに、俺は君を信じられなかった・・・
俺は、れいなが遠くに行くのが怖かっただけなんだ・・・

「せんぱいなら、応援してくれると思ったのに・・・」
れいなのあんな悲しい眼、はじめて見た。俺のせいだ。
れいな、れいなには泣き顔は似合わないんだよ・・・・全部俺のせいだよ・・・

「♪結局女、女だね・・・」
曲に合わせ、カメラがれいなをパンアップした。
れいなはカメラに目線を合わせ、曲相応の鋭い表情を作った。

れいなと俺の眼が合った。
俺は思わず、テレビから目線を逸らした。
俺の世界が、涙で滲んだ・・・・・・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（第１８幕「君の小さな、決意」に続く）

109 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 01:39

ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* !!!!!

110 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 01:41

>>107
「君ならば、大丈夫」
　　　　　　　第１８幕「君の小さな、決意」

３年と数ヶ月後、俺は仙台の大学に進学した。
教師や親からは福岡の大学を勧められたが、もともと生まれ育った場所が
仙台だったこともあり、大学に通いながら一人暮らしすることを決めた。

・・・別に、れいなの思い出から逃げたかったわけではない・・・ないと思いたい。

ある平日の昼下がり、俺は近所の定食屋で焼き魚定食を食べていた。
客は俺だけ。流行ってない店だ。でも、東北のコメは旨い・・・。

定食屋のテレビでは、なにやら記者会見をやっている。
なになに、「モーニング娘。解散会見」か・・・。
ふーん、もう長いしな・・・もう潮時かもしれないな・・・・

111 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 01:44

でもれいな、いや田中れいなさんはソロでも十分やっていけるし、大丈夫・・・。
・・・やばい、授業に遅れる・・・。俺は急いで飯をかき込み、６００円を払って店を出た。

客のいない客席に、テレビだけが流れる・・・

「藤本さん、今後の予定は？」
「そうですね、ソロ歌手として、これからもみんなが元気になれる歌を歌っていきます」
「そうですか、頑張ってください。それでは、田中さんは？」
「私は・・・この芸能の世界から、卒業します」
「え？・・・・そうですか、その理由は？」
「・・・・私のことを、信じて待っていてくれる人のところに、戻ります」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（第１９幕「君は、七夕の夜に」に続く）

112 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 01:46

きょうはここまでです、前回以降レスくれた皆様ありがとうでした
そしてこの話も、もうすぐ終わりです

113 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 01:53

報道氏、乙ですー
もうすぐ終わっちゃうのかぁ・・寂しいけど続き期待して待ってますです

114 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 01:55

ハッピーエンド希望

115 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 01:56

普通に泣けてくるのはどうしてだろう
報道さん乙です

116 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 01:57

>>報道氏
ﾀﾏﾗ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!　どうなるの？気になります！！

117 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 02:15

ずいぶんとんだな

118 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 02:55

ほ

119 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 02:57

ほしゅ

120 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 03:53

ほ

121 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 05:37

>>112
乙〜

122 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 07:37

ドキドキ

123 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 08:02

信じて待ってるよﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

124 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 08:13

何か思ったんだけど、れいなのＨスレっていつも泣かせる方向に向かってるよな。

125 ：proxy211.docomo.ne.jp ：04/06/30 10:32

126 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 12:19

シゲミキボンヌ

127 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 13:54

ちょっと上げるぞｺﾞﾙｧ!!

128 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 15:25

最初はにゃーにゃーいってたのにこんな展開になるなんて…

129 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 15:30

作家さんは一回の更新分書くのにどれくらい時間使ってるんだろ？

130 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 16:59

作家さんたちはホントすごいよなあ
憧れるわ。。。

131 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 17:47

ほ

132 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 17:51

むしろ崇めるぞ

133 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 18:04

ｼｹﾞﾐｷﾎﾞﾝﾇ

134 ：Diary ：04/06/30 18:58

　冬の章　〜芽生え〜

年が明けてから2週間、れいなといっしょに暮らし始めてちょうど2ヶ月が経った。
まさかこんなに長くなるとは・・・。
2,3日のうちに飽きて帰るか、捜索願いが出されてすぐに連れて帰られると思ってたのに。
初めの2週間、毎日ドキドキしながらニュースを見てた。
まさか誘拐事件になってたりしやしないだろうか？って。
でも、意外なほど何もない。
1ヶ月も経つと、れいなが居て当たり前、ずっと前から一緒に住んでるような感覚になってた。
「れいな、昼飯食うか？」
6畳2間のボロアパート、大きな声を出す必要も無い。
「ん〜、よか。いま勉強中やけん」
れいなはＰＣに向かったまま返事をした。
後ろからヒョイっと覗くと、いくつかの数式が目に入った。
「因数分解か、懐かしいな」
れいなは中学校に行っていない。
元々、小学校の無い離島や病気で学校に通えない子供のために
通信教育というものがあるらしい。（れいなに教えられて初めて知った）
一定の成績をあげればちゃんと卒業証書ももらえるし、高校にも行ける。
一度成績表を見せてもらったけど、どうやられいなはなかなか頭がいいらしい。
で、なんで一見健康そうなれいなが通信教育を受けているのか訊ねてみたところ、
「騙くらかしてやったったい」
と返ってきた。
騙したって・・・、そんなんありかよ。

135 ：Diary ：04/06/30 19:01

勉強が一段落したらしく、れいなは立ち上がって大きく伸びをしていた。
「兄ちゃんは学校行かんでよかと？」
「ああ、俺はもう卒論も出したし、卒業待ち。まあたまにゼミには顔を出すけど」
「ふ〜ん、大学生はよかねぇ」
「まあな。でも自由には責任が伴うんだぞ。
　遊びまくってた奴なんか単位足りなくてもう悲惨。
　卒業できねー！！って泣いてるよ」
「きゃはは。それは悲惨やねぇ。兄ちゃんは卒業したらどうすると？」
「そうだな、就職も決まってないし、しばらくはフリーターかな？
　親父も25くらいまでに就職すりゃいい、って言ってくれてるし」
ホント、いい親父だよ。おかげで今までプレッシャーをかけられることなく、
色々好き放題できた。色々、ね。なのに、
「あ〜、なんかヤラシイこと考えとる」
こいつだよ・・・。邪魔だとは思わないけど、たま〜に居ないでいてくれると、
と思うことがある。だってほら、男って溜まるし・・・、彼女いないしさ・・・・。
「バ、バカ、考えてねーよ！」
「ホントにぃ？」
うわ、ものすごい疑いの目・・・。
「ホントだって」

136 ：Diary ：04/06/30 19:01

「まぁいっか。じゃあさ、兄ちゃん今日は暇？」
れいなはチョコンと俺の目の前に座った。
「ああ、今日はバイトも無いしな」
「ホントに？じゃあれいなに付き合ってくれんね」
れいなの表情がぱぁ、と明るくなった。悔しいけど、かわいいんだこれが。
「付き合うってどこに？」
「ちょっと服が買いたくて。ね？」
「え〜、面倒くせーよ。お前一人で行って来たら？」
女の買い物って長いし・・・、女物の所ってなんか居づらいし。
「そんな・・・、れいなに一人で行って迷子になってのたれ死ねって言うと？」
れいなの目がウルｯときてる。
「わ、分かったよ。付き合えばいいんだろ、付き合えば」
「やったぁ！兄ちゃんありがとー」
はぁ、どうもこいつのコレに弱いんだよなぁ。初めて会ったときの後遺症かな。
れいなの泣き顔を見ると逆らいがたい気分になる。
れいなもそれを知ってて、なんかあるとすぐに泣き真似しやがるし。
「じゃあ準備するけん、兄ちゃん、覗いたらいかんばい」
「だ、誰が覗くか！」
ニヒヒ、と笑ってれいなは襖を閉めた。

137 ：Diary ：04/06/30 19:02

「やぁ、いっぱい買ったばい」
ああいっぱいな・・・。で、全部俺が持つのかよ。いやお金じゃなくて荷物な。
紙袋6つ。女の買い物が凄いってのは知ってたけど、ここまで豪快な奴ははじめて見た。
かかった時間も豪快だった。1時過ぎに家を出て、今もう6時前。街に出るまでの移動時
間を除いても、たっぷり4時間は連れまわされた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
深〜いため息が出た。金曜日の夕方、大きな荷物を持って10歳近く違う女の子の後につい
て行く俺って、なんかすごいマヌケだ・・・。
ん、金曜日？
「しまった！！」
「急に大きな声出してどしたと？」
れいなが不思議がって俺の顔を下から覗きこんだ。
「金曜はなぜか6時過ぎると電車が混むんだよ。急げ！！」
俺は荷物を抱えたままドタバタと走った。
「ちょ、待って！急に走らんでって」
れいなが慌てて俺の後を追ってきた。30秒後には俺がれいなの後を追うことになってたけ
ど・・・。
「兄ちゃん、もっと速く走れんと？」
れいなが呆れ顔で言った。荷物持てよテメー！！って口に出すのも億劫なくらい、息が切
れてた。こんなに走ったのは2ヶ月ぶりだよ。

138 ：Diary ：04/06/30 19:03

駅に着いたのが6時5分。
「あ〜あ、間に合わなかったか・・・」
4番ホーム、上りの普通列車。俺たちの乗るのがコレ。
ホームに下りた時から、あまりの人の多さにウンザリした。
列車が来ればさらにウンザリできる事間違いなし。これは断言できる。
予定時刻より約1分遅れで列車がホームに入ってきた。
なんて言うかもう、唖然。
すし詰めって言うか、養鶏場のニワトリみたい。乗れんのかコレ・・・。
「兄ちゃん、コレ・・・、乗ると？」
れいなが浮かない顔をしてる。
「まあな。乗らなきゃ帰れないし」
「1本、遅らせない？」
「この時間、1本や2本遅らせたところで変わらないよ。たった15分くらいだから我慢しろ」
「・・・・・うん」
れいなは嫌そうな、と言うよりは不安そうな顔をしてた。たしかに、れいなは小さいから
余計につらいだろうな。
「いいか、離れるなよ」
「うん」
"プシューッ"
列車のドアが開いた。人が中から溢れ出し、次の瞬間、一気に中に流入していった。
「うわっ！」
「きゃっ！」
後ろからガンガン押されて、意思とは関係ない方向へと流される。
袖を掴んでたれいなの手が離れた。

139 ：Diary ：04/06/30 19:03

「れいな！」
人ごみに流されて、あっという間に見失ってしまった。
「しまった・・・、れいな！どこだ！？」
「兄ちゃん！」
あっちか。声は聞こえるけど姿が見えない。どこだ？れいなのやつ、ちっちゃいからなぁ。
人ごみを掻き分けて、声のしたほうに行こうとした時、
"プシューッ"
という音とともにドアが閉まった。途端に車内は動から静へと変化した。
クソ、身動き一つ出来ない。れいなはどこだ？
首を伸ばしてれいなの姿と探したが、どうしても見つからない。
見つからないまま、列車は次の駅に到着した。
ドアが開いて人が流れ始めた。今だ！！
俺は必死にれいなを探した。どこだ、どこだ？
もう時間がない・・・・、いた！！
５mほど先で、左右から押し潰されて苦しそうにしてるれいなの姿を見つけた。
待ってろ、今行くから。
2.3人押しのけてれいなにほんの少し近づいた時、またドアが閉まって身動きが取れなくな
ってしまった。
でも、今度はちゃんとれいなの姿が見える。これで次は動きやすくなったぞ。
次の駅まで7分、その次の、俺たちが降りる駅まで3分。
身体の小さなれいなは、降りる駅になっても人ごみから抜け出せず、降りられないかもし
れない。
その前に捕まえてやらないと。

140 ：Diary ：04/06/30 19:04

2分ほど、遠目にれいなの姿をずっと見ていた。
ん？なんか様子がおかしいぞ。
れいながしきりにモジモジしている。身体をよじったり、向きを変えようとしたり。
なんだ？どうしたれいな？
れいなの顔がなんかすごくつらそうに見えた。
下唇を噛んで、時おり後ろをチラリと見ては、またすぐにうつむく。
ギュッと目を閉じて、まるで何かを我慢してるような。
ん、なんだ？後ろのオヤジ、わざとらしくそっぽを向いてるけど、チラチラとれいなのこ
と見てる・・・。
まさか！！
視線を下げた。密集状態で分かりにくかったけど、れいなの着てる服を人の隙間から
見つけた。
俺とれいなは正面で向き合ってて、一見何もないように見える。
ガタン、と列車が大きく揺れたとき、一瞬だけ斜めかられいなを見る形になった。
「！！」
れいなの手じゃない、誰かの手がれいなの身体を触っていた。
俺は体中が熱くなるのを感じた。
「ちょっとすみません、通してください」
俺は人ごみを強引に掻き分けて進んだ。
露骨な非難の目が浴びせられたが、そんなもん知ったこっちゃない。
「れいな！」
ようやくれいなの横に辿りついてから、声を掛けた。

141 ：Diary ：04/06/30 19:04

「兄ちゃん！」
不安でいっぱいだったのが、安堵の表情に変わった。
俺はれいなを抱きしめると、クルッと反転して身体を入れ替えた。
後ろから、
「チッ」
とかすかに舌打ちをする音が聞こえた。
テメー、ふざけんなよ。れいなに何してやがる！
心の中で叫びながら、俺はおもいっきりかかとを跳ね上げた。
「うぎゃぁ！！」
それほど大きくない、しかし腹の底から出たような声が車内に響いた。
オヤジが股間を押さえてうずくまる。
「どうしたんですか？大丈夫ですか？」
俺はわざとらしくオヤジの肩に手を乗せて言った。
「この、」
オヤジが何か言いかけた瞬間、潰してやる、って気持ちで俺はオヤジの肩を掴んだ。
「ひっ」
ビクッと身体を震わせて、それきりオヤジは何も言えなくなった。
次の駅に着くと、オヤジはそそくさと降りていった。

142 ：Diary ：04/06/30 19:05

駅を出ると、外はすっかり暗くなっていた、
吐く息が街頭に照らされてはっきりと白く浮かび上がる。
なんとなく、声を掛けづらかった。
やっぱショックなんだろうなぁ。
何話していいのかわかんねーよ。
とりあえず何か話さないと・・・・。
「あ、あのオヤジの叫び声聞いたか？うぎゃぁ、だってよ。カエルが潰れたのかと思ったぜ」
ハハ、と俺はわざとらしく笑った。
「・・・・・」
れいなは無言だった。
しまった。なんで俺わざわざ思い出させるようなこと言ってんだ。
「あ〜、あれだ。今日買った服着て、今度どっか行こうか。どこがいい？」
「・・・・・」
れいなは相変わらず押し黙ったまま、ずっと俺の横を歩いてる。
「あ、あの服かわいかったな。あの赤いやつ。あれ着て見せてくれよ、な」
俺が必死に話しかけてると、れいながピタっとその場に立ち止まった。
「れいな？」
「・・・・・」
「れいな、どうした？」
ポン、と肩に手を乗せて驚いた。小さな身体が小刻みに震えてる。
かがんで、れいなの顔を覗きこむ。どしゃ降り寸前だった。
「れいな・・・」
俺の言葉がきっかけだったのかは分からないけど、雨は降り出した。

143 ：Diary ：04/06/30 19:05

「ふえぇぇぇぇ」
大粒の涙がれいなの目からとめどなく流れ落ちる。
俺は何も言えなかった。黙って、ただれいなに胸を貸した。
「怖かったよぉ・・・・」
俺の胸の中で、小さな肩を震わせてれいなが泣きじゃくる。
そういえば、女の子にとって痴漢は怖いものだって聞いたことがある。
いつも勝気なれいなも、やっぱり女の子なんだなって思うと、堪らなく愛おしくなった。
俺はれいなをそっと包んでやった。
大丈夫、俺が守ってやるから。そう心に誓った。
言葉に出しては言わなかったけど、れいなにも伝わったのかな？
れいなの震えが治まっていた。
「兄ちゃん」
「ん？」
「助けてくれてありがとう」
鼻声でそう言うと、れいなは突然俺の前に顔を寄せて・・・、
「な、お、おい」
チュっと頬にキスをした。
「さっきのお礼！」
俺から離れると、れいなは照れくさそうにぱたぱたと先へ走っていった。
妹ってのは、あんな感じなんだろうな。
「おい、ちょっと待てよ」
俺は荷物を持ち直して走り出した。もう絶対にれいなを見失わないようにって。

俺、あの時の誓いは守れたのかな・・・？

144 ：Diary ：04/06/30 19:07

長くなりましたが以上で第２章終わりです
残り３章、よろしくお付き合いください

145 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 19:15

ｲｲﾖｲｲﾖｰ

146 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 19:28

乙です！
自然な雰囲気がｲｲ！

147 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 20:11

148 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 20:32

ｼｹﾞﾐｷﾎﾞﾝﾇ

149 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 20:41

妹っていうのはこんないいもんじゃないんだよなぁ・・・orz

150 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 20:51

うむ・・・

151 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 21:05

実妹は。。やめようぜorz

152 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 21:16

「妹」と「妹みたい」の間には深くて大きな川がある

153 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 21:29

泣いちゃうれいなﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

154 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 22:24

２ヶ月手を出さないとは

155 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 22:29

　　　　　　

156 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:47

>>１11
「君ならば、大丈夫」
　　　　　　第１９幕「君は、七夕の夜に」

モーニング娘。は、先月のコンサートで解散したらしい。
　
俺は、相変わらずの１人もの。
そうだよ、正直に言うよ。・・・れいなのことが、忘れられない。
あの時のこと、何度後悔したか分からない。
じきに忘れると思っていたが、忘れられない。

でも、もうこんな生活にも、慣れてきた。

８月上旬。仙台では、七夕祭りが始まっている。
ただ、地元の人間にはさほど興味ない祭りだ。
単に中心アーケードにでかい飾りが鎮座してるだけだし。
俺は夕方、アーケードを避け、小さな通りに買い物にでかけた。

157 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:48

さびれたスーパーに入る。
たまには、明太子でも買ってみるか・・・買おう。

本屋に「モーニング娘。ディスコグラフィー」とか売っていた。
うーん、買ってみようかな・・・買おう。

そして俺は、帰り道、何となくアーケードに足を向けた。
夜の七夕の街は、人でごったがえしている・・・

ふと、俺は背中に視線を感じた。
振り向くが、特に異常はない。こんな人ごみのなかなので、よく分からんが。
もう一度振り返る。

・・・・・・・ん？
俺の遥か後ろに、見覚えのあるような影がよぎった。

！！

158 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:49

俺は直感的に、影に向かって人ごみを逆走しはじめる。
影は、俺から逃げようとしている。
俺は追いかける。あれは・・・絶対に・・・・・・間違えるわけがない。

「すみません、通してください・・・」

駄目だ、追いつかない・・・・・
そう思うたびに、俺は気力を奮い立たせる。駄目だと思ったら、終わりなんだ。
絶対に、諦めない。そう思わなきゃ、負けなんだ。あのとき、気づいただろ！！

一番町の端から横断歩道を渡り、俺は名掛丁まで走る。
逃げるほうも流石だ、小さな身体を翻して走ろうとする。
でも、俺の思いには誰も敵わないんだ！！！

159 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:50

仙台駅の近くで影を捕らえる。しめて、３００メートル。
「・・・・せんぱい・・・・久しぶりです」

「どうもどうも、元気だった？」
・・・なんて、言うわけないだろ。

「・・・れ、れいな、何でここにいるの？」俺の質問は微妙に的外れだ。

「え、ちょっと休みが取れたから、東北３大祭りの見物をしにきたんですよ」
れいなは通常モードを装い、複雑な笑みを見せる。
「せんぱいはどうしたんですか？あんな必死に追いかけてきて。れいな、ちょっと怖かったですよ」

・・・俺はこれまで、れいなと、すべて受身の恋愛をしてきた。
れいなに、頼りきりだった。だから、あんなことになったんだ・・・。
俺が、俺が・・・・言わなきゃ。

160 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:52

「俺はれいなに会いたくて、謝りたくて追いかけて来たんだ」
「え？」
「会いたくて、会いたくて、３年以上会いたかったんだ。絶対にもう離したくない。
　だから、追いかけてきたんだ」
「・・・」うつむくれいな。
「今でも俺はれいなのことを愛してる。れいながもう俺の事なんか忘れようと思っているとしても、
　俺は忘れられない、絶対。だから・・・」

れいなが、俺に抱きついてきた。久しぶりの感触だ。れいな、少しは成長したんだな・・・。

「私も・・・・探してた」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（第２０幕「君と、笑顔の約束を」に続く）

161 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 22:54

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

162 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 22:55

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

163 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 22:57

すみませーん、今日中には終わらないようです・・・
ちょっと気になる表現があるので。
あす午後９時半（努力目標）ごろには終わらせる感じで・・・

164 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 22:59

>>Dairy氏>>報道氏
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
満員電車萌え！＆七夕さいくぉおおおおお！！

165 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 23:00

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д｀ ━━━━━━ﾝ!!!!!

166 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 23:00

乙です！！
報道さんに質問なんですけど、
一回の更新分書くのにどれくらい時間かかりますか？

167 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 23:05

彼女が東京の大学に行っちゃった友達がいて
しばらく遠距離恋愛してたんだけど
彼女にアメリカ留学して向こうで就職したいって打ち明けられて
そいつは笑顔で送ってやったんだが
そのことを自分自身に納得させるように毎日のように俺んち来て語ってたよ
ふと、そんな事思い出した。
作者さん乙

168 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/06/30 23:06

>>166
そうですね・・・私の場合は構成を完全に決めてから書き始めるので、書く時間は15〜30分くらいですね
ただ、全体の構成を決めるのがかなり時間かかりますけど

169 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 23:11

>>168
すごく速いですね
構成決めてから書き始めて、それでも時間がかかりまくりですよ

170 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 23:39

報道さん乙です！
いいハッピーエンドになりそうだ。。

171 ：名無し募集中。。。 ：04/06/30 23:43

娘。解散、というのが、フィクションでありながら
胸にグサグサと突き刺さってるのは俺だけだろうか

172 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/06/30 23:46

俺も

173 ：名無し募集中 ：04/06/30 23:52

>>171
あんただけだろ
そんなの気にせず楽しめ

174 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 00:13

>>171
俺も少し気にしてたりする

175 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:13

>>168
私は大体一日の更新分を1時間くらいですね。
ただやはりあらすじを作るのに丸一日から二日はかけますねぇ。

ってことで本日分です↓

176 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:15

あ、聞いて無いですねｗ自意識過剰スマソ。

ちなみに明日から出張なので今日で終わります！大量投下スタート！

177 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:15

その夜。
相変わらずの満天の星空。
いくつもいくつも流れ星が流れては消える…。

「はい、れいなさん。食後のコーヒーです。」

あ、ありがとう…ございます。

「どうでしたか？この島。」

…うん…うん！来て良かったかもしれんばい！
こんなにキレイな星空や昼間の景色は一度も見たことなかよ。
めったにできない経験ばい！明日帰るのがもったいなかよ〜ｗ

それに…

「？」

178 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:16

…それに、振られた彼のこともすっかり忘れられたばい！

「ほ…ホントですか！？よかったぁ…っていうか彼氏ｲﾀﾝﾀﾞ…」
？　なに？
「い、いや、なんでﾓﾅｲﾃﾞｽ…」
なんね！いつもいつも独り言ばっかりばい！
ディレクターさんなんだからもっと胸張ってシャキシャキ喋らんといかんばい！
ごにょごにょ言っとっても聞こえんとよ？
「は、はい！」
で、なんね？なんば言いおったと？
「いやぁ…あのぉ…」
にゃああああああああああ！！
「はぁい！！すみませぇん！！」

179 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:17

「実は…ぼく、今回初めて企画から任されたんです…」
うん。で？
「だったら好きなことしてやろうと思ったわけです。」
…うん。で？
「この島のことはインターネットで知りまして。」
・・・う　ん　。　そ　れ　で　？
「あ、ガイドブックはその後買いに行ったんですけど…」

あぁもぉ長かっ！！もっと手短に喋れんと！？
「すすすいません！！じつは！」

じつは？

180 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:18

「じつはれいなさんの大ファンだったんです！！れいなさんと一緒にキレイな景色が見たかったんです！！」


！！



「そのためにはモーっ子。さんをバラバラにしなきゃって…それで、それでこの企画を作ったんです！」

…。

「…れいなさんと…一緒に見たくって…。」

…ディレクターさん…

「○○って呼んで下さい。れいなさん…」

○○さん…　　　この星空をれいなのために…

181 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:20

それで…


そ　ん　な　・・・



そ　ん　な　こ　と　で　・・・



…そ　　ん　　な　　こ　　と　　で　　れ　　い　　な　　を
　　こ　　ん　　な　　無　　茶　　な　　ロ　　ケ　　に
　　連　　れ　　出　　し　　た　　と　　！？



あ　、　あ　、　アホかぁぁぁぁああああああsffinf97y49ukhytkms9damji！！！

そのせいでさゆは今頃万里の長城ばいっ！！
えりなんて二泊三日で四国巡礼させられとるばいっ！！
「はぅあ！ごごごごごごめんなさい！！」
ゴメンですめば警察いらんばいっ！！ゴルァあああああああ！！！
れいなの腰の入った右の拳が○○のレバーにヒットする！！
バギャアッ！!
「ごめｎ,uzn7/74w ,zioガハアッ！」



「あ　・　・　・　流　れ　星　・　・　・」

その夜薄れ行く意識のなかで○○の最後に見た景色は、美しい星空に流れる流れ星だったという…。

182 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 00:21

ﾜﾛﾀ

183 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:22

ちょいと一休みです。
从*´ ヮ｀）っ旦

184 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:23

わろた

185 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:31

最近更新サボってる人です･･･
明日か明後日には更新します。ｽﾝﾏｾﾝ

186 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:31

从*´ ヮ｀）＜続き行くったい！
　 つ旦と

187 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:33

〜　エピローグ　〜

う〜んやっぱり東京は寒かねぇ…。

あ、やぐっつぁんだ！オハヨーゴザイマース！

「あ、れいなオハヨ！焼けたね〜！」
はいっ！海と星！キレイでしたよぉｗ
やぐっつぁんはどこでしたっけ？
「ベトナム！こっちもキレイだったんだから！おいら一生いてもいいなって思ったもん！！」
へぇ〜。良かったとですねぇｗ

188 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:34

「「…オハヨーゴザイマース…」」
あ、さゆ！えり！オハヨー！！

「…あ、れいなオハヨ…(ｸﾈ…)」
…ってどうしたと！？なんでうす江の衣装着とると！？

「…四国…良かったよ…」
あああああ！えりが壊れとるぅううう！さゆ！さゆは？

「我愛中国」
いやぁああああああ！！さゆまでぇえええ！！

189 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:35

バタン！
あ、飯田さん！大変なんです！さゆとえりが…
「それどころじゃないわよ！」
？
「今回の企画…ちょっと！あんた説明しなさいよ！！」
「あ、す、ｽｲﾏｾﾝ…」
！○○さんやなかと！？

「…実は…」

？

「…今回の企画…」

…？

「…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…」

190 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:36

なんね？

「ぼ、ボツになりました！！」


「「「「「はぁ！？」」」」」

「あ、あの尺が足りないって事で…」

全部！？

「…全部。あ、で、でも、あの、いい思い出になったってことで…ね？…ご…ｺﾞﾒ…」

ゴメンですむかって言ったばいっ！！ゴルァあああああああ！！！
れいなの魂を乗せた左の拳が○○のテンプルにヒットする！！
ゴギャアッ！!
「ﾝﾅｻi,kiui6rcvhki,jghcゴファッ！」


またまた意識が薄れ行く○○の脳裏に映ったのは…自分の愛する美しい人と行った…世界一の景色でした…。

『田中れいなですっ！見てくださいこの景色！！キレイでしょ〜ｗ
こんなサイコーの場所に来れてれいなサイコーに幸せです！！では、
無人島から…　あ　け　ま　し　て　お　め　で　と　ー　！！』



「　あ　ぁ　・　・　・　キ　レ　イ　だ　な　ぁ　・　・　・　」

191 ：無人島からオメデトウ！ ：04/07/01 00:37

＿l￣l○…完

192 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 00:38

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
乙華麗！

193 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:38

乙！！
最後まで笑わせてもらったよｗ
次も期待してる

194 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:38

…ｏｒｚ

…おかしい…最初は萌えもエロもある予定だったのに…

195 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:38

乙〜
わらかしてもらいました

196 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:39

楽しかったよｗ

197 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:42

�Nさん乙！！面白かったですよー　こういう形もアリでしょ！
業界の仕事よく分かるから○○の苦労がリアルに分かってめちゃ笑えた
出張いってらっしゃーい　気が早いけど次書くとしたら予定スレあります？ここで読める？

198 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:44

（197で書ききれないので）遅くなったけどDIARY氏・報道氏　お二人とも乙です！
報道氏はもうすぐ終わってしまうんですね・・・・・とても寂しい・・・

199 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:44

まとめておきました。�Nさん乙！

無人島からオメデトウ！
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina5.txt

200 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:45

禿藁！

無人島からオメデトウ！氏おつでした。



いや〜期待以上のバカバカしさでした、GJ!

201 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 00:46

乙
そして199もGJ!!

202 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:46

>>199
ののたん氏、さすが仕事早いですね　凄いわ
いつもご苦労様です！！感謝

203 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 00:46

まあまあ

204 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:47

>>レスくれた皆様
ｱﾘｶﾞﾄ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

ホントは
二日目の夜に嵐が→テントで二人きり→「男らしい」とときめく→エロ
の予定だったのに…　　　　　　　　ｏｒｚ ﾄﾞｺﾃﾞｺｳﾅｯﾁｬｯﾀﾉｶ…

205 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:51

>>197(ｓｏｍｅさんでしょ？ｗ)
実は次のネタもう書いてます。ってか「無人島」より前に書き始めてたんですが…

…バカネタ優先で今止まってます。またここに書きますよ！
(他のスレでは1回しか書いたことないし…ｗ)

206 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 00:52

>>199
ののたん氏乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
いつもすんません！！激感謝！！

207 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:04

>>205
です　次のネタがもうあったとは！楽しみに待ってまーす　しかし仕事ハードですね・・・
他スレは知らなかったですよ　読みたかったー・・

208 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:04

現在の進行中小説は・・・

「君ならば、大丈夫」（作者１作目、明日（７／１）終了予定）
「FIRST」（作者１作目）
「le petite fee」（作者１作目）
「日記」（作者１作目）
「Diary」（作者１作目、２話／全５話）

　　　　　　　　　　　　　　（順番は初アップ時古い順から）

です。　

209 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:08

５本連載って凄いな　他スレより一番多いのかな？
>>208　ちょうど確認しようと思ってたから助かったです　ありがとう

210 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:09

>>199
おつつ

211 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:22

○大祭に入れてもらえなかった県の僕は>>159で泣くわけですよ

212 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:23

>>207
多面(矢○○里)スレでしかもコテ名乗って書いてるから教えらんないｏｒｚｽﾏｿ…
>>208
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

213 ：某やぐスレ住人 [sage] ：04/07/01 01:39

>>212
なるほどね
やぐスレでコテは数えるぐらいしか居ないなｗ

214 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:43

恐らくトリップが大変なことになってる人じゃないかとｗ

215 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 01:44

コテハン話は程ほどにね。

216 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 01:47

れいなの腰付近のくびれが素人の女子高生みたいにちょっと太めな感じがﾎﾞｸﾁﾝ大好き

217 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:09

>>ののたん氏へ業務連絡です。
>>87>>187が抜けております。
名前を「無人島」ではなくて「名無し」で書いちゃったせいですね…ｏｒｚｽﾏｿ

218 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 02:14

シゲミキボンヌ

219 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:27

遅まきながら�Nさん乙です！
笑かしてもらいましたｗ

220 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:38

>>207ｓｏｍｅさんのリクエストにお答えして…

221 ：夕暮れの帰り道。 ：04/07/01 02:38

夕暮れの帰り道のことでした。

「おーい！田中ぁ！」
突然声をかけられました。
いつもおちゃらけてばかりのクラスの人気者の○○くん。
「ハァハァ…追いついたぁ〜！ちっちぇえくせに足はえーんだなｗ」
余計なお世話ったい！…まったく。でもなんか憎めないのが○○くんの得なところです。
「一緒に帰ろーぜ！途中まで一緒の道だよな？」
うん！

「…だろ？そんとき言ってやったんだ！『××だろ！』ってｗ」
きゃはははは！おもろいばい！
○○くんはとっても話し上手。笑いっぱなしの帰り道。
こんなに笑ったのは久しぶりでした。

222 ：219-106-248-105.cust.bit-drive.ne.jp ：04/07/01 02:39

http://220.111.244.199/otakara/0629idol02.jpg

223 ：夕暮れの帰り道。 ：04/07/01 02:39

Ｔ字路。
右に曲がればれいなの家。
左に曲がれば○○くんの家。

「…あのさぁ…」
ん？

「好き…なんだよね。田中のこと。」

！！

いいいいきなり何！？
こここここころの準備ってもんがれいなにも…

「また明日な！今度は学校から一緒に帰ろーぜ！」

えええええ！？

夕日に向かって走っていく○○くんの背中を見つめる顔は
夕日が映ってみかんみたいにオレンジ色になっていたでしょう。

れいなの気持ちも聞かないで…



…好き…ばい。

224 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:40

これだけです。　ｏｒｚ ﾀｲｼﾀｺﾄﾅｲ…ｽﾏｿ…

225 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:41

れいな視点は新鮮だ

226 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:42

>>221,223
良いよー
こういう雰囲気好きだよ

227 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:47

>>皆様
レスすんません。自分が他で書いたやつのコピです。
ちょっと間あけて次の長編うｐする予定なのでよろしくお願いします！

228 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 02:58

>>227
頑張って下さい

229 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 03:04

>>227 仕事合間に来てみたら・・なんかかえってごめんなさいでした　でもありがとうです！
俺もこういう雰囲気好きですわー　夕暮れってのがもうたまんない　いいなー
次作長編、期待して楽しみに待ってますねー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(s)

230 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 04:32

保(田)全(消滅)

231 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 05:57

ho

232 ：名無し募集中♥♥♥ [♥♥♥] ：04/07/01 07:40

233 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 07:51

こんなん見てたら自分も書きたくなってきた

234 ：名無しさん ：04/07/01 08:09

応援するぞ

235 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 08:18

>>233
よろ

236 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 09:47

【福岡】「スカートの丈が短い」女子生徒、男性教師に拳で頭殴られ脳内出血、入院★2
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1087479453/

237 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 09:57

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜れいなでﾊｧﾊｧするスレかと思ったら泣かせる小説スレだったばい！
　　　（_（＿ﾉ､_ソ　　狼にしてはめずらしいたい！

238 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 10:09

http://bbs.coolnavi.com/16627/10642
れいなたんﾊｧﾊｧ

239 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 11:06

え

240 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 11:17

みちしげっつ

241 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 12:28

昼の保全が無職の俺の唯一の仕事

242 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 13:08

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜悲しいばい…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

243 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 13:11

れいなにシコシコシコ
あ、出た顔にかけよう

244 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 13:17

ｷﾓ━━━━━━ ﾟДﾟ ━━━━━━ﾝ!!!!

245 ：proxy214.docomo.ne.jp ：04/07/01 14:04

246 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 16:14

保（田圭の）全（身タイツ）

247 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 16:53

>>246
ﾜﾛﾀ

248 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 17:43

249 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 17:44

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜家に帰りたか…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

250 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 17:55

おじさんについてくるかいﾆﾔﾆﾔ

251 ：名無し募集中♥♥♥ [♥♥♥] ：04/07/01 19:22

252 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 20:00

>>250
　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜いやばい…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

253 ：名無し募集中。。。● ：04/07/01 20:38

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜ネタが思い浮かぶまで保全たい…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

254 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 20:50

保っ保

255 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 21:04

夜から小説始めます

256 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:05

期待してるよ

257 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:14

ほーらソロだよ
ソロあげるからおじさんについてきなさい

258 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 21:17

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜みきねぇの二の舞になるのが目に見えてるばい・・・
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

259 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:21

>>257
川�Vv�V）＜ソロどこ？

260 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:24

みきねぇﾂﾚﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

261 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:25

ほーらおじさんと路地裏で契約かわそﾆﾔﾆﾔ

262 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:32

>>261
川�Vv�V）＜ソロハロ！藤本美貴の契約か？

263 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:37

新作期待保

264 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 21:46

>>255が新作の予告なの？更新てことなのかな？

265 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:05

あのAA見るとおねだり末期を思い出す
何個スレたてただろうか

266 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:08

>>160
「君ならば、大丈夫」　
　　　　　　第２０幕「君と、笑顔の約束を」

とりあえず、ということで、れいなは俺と、俺の家に向かった。
徒歩での道、俺とれいなの会話は少なかった。
３年間の空白、聞きたいことは山ほどある。でも、言葉にならない・・・。

ただ一つ分かったのは、れいなはモーニング娘。解散後、
仙台に俺を探しに来てくれていたこと。探索中、俺を見つけて、逃げてみた、とか・・・。

「もう、探偵まで使って調べたんですよー」
れいなは本気とも冗談ともつかないことを言っていた。でも、それだけで、俺は十分だった。

267 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:08

ほ

268 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:10

きょう完結まで行きます。
266は名無しになってしまいましたが・・・・進めます

269 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:10

♥
test

270 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:10

おぉ！

271 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:11

期待ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

272 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:11

・・・・・・。

家が近づくと、なにやら考えていた様子のれいなが、口を開いた。

「私、みんなを元気にさせたかったんです」
「そう・・・」
「私、みんなにちょっとは元気をあげられたと思います。でも、先輩には・・・。
　一番近くにいてくれた先輩に、悲しい想いをさせてしまったんです・・・。
　私のせいで・・・私があんなこと考えたりしたから・・・」
「いいよれいな、もういいよ・・・。れいなの気持ちが分かって、嬉しかった・・・」

男１人暮らしの汚い部屋に、元アイドルが入る。

273 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/01 22:11

　

274 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:11

ho

275 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:12

れいなは、ここに来てやっと３年前の雰囲気を、少し、取り戻したようだ。
「せんぱいの部屋、こんなんなんだ・・・。えっちな本はどこにあるんですか？」
「いきなりそれかよー」

俺も自然に笑顔が出る。れいなを見ると、俺も元気が出る。そんな時間が、続き。

「さて！」
・・・れいなが突然、そう言った。座布団に正座した。
「？？」

「約束、守りますか！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　（第２１幕「君の未来に、花束を」へ続く）

276 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:12

定期傑作
http://erinet2.merseine.nu/source/kame1818.jpg
http://sayu.zive.net/fairy/img/739.jpg

277 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:13

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

278 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:14

「約束、守りますか！」 ←名セリフだよ

279 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:15

>>266、272、275
「君ならば、大丈夫」　
　　　　　　　第２１幕「君の未来に、花束を」

「約束、守りますか！」
「え？」

ま、まさか？

「行きますよー！！！」
「ぎゃあああああ！！！」

れいなが俺に襲い掛かってきた。
「れいな、れいな、待ってよ。まだ心の準備が・・・・」
「せんぱい、駄目ですよ、そんなんだかられいなちゃんにも３年前に逃げられるんです！」

むむむむむ。
「よし分かった、受けてたとう！！」
「きゃああああああああ！」

280 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:15

ローマーンーコ！！

281 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:16

俺はれいなを思いっきり抱きしめると、ベットに押し倒した。
華奢なれいなの体が、ベットに弾む。

「せんぱい、ちょっと強引にゃん・・・・」
「強引に行かないと、れいにゃが逃げちゃうんだよ！逃がさない！！」

俺はれいなにキスを迫る。迫る。顔中にキスの嵐を降らせ、れいなの反撃を許さない。
「にゃにゃにゃにゃ・・・せんぱい、せんぱい・・・・」
れいな、参ったか・・・ってそういうことじゃないか・・・・。

俺はれいなを再び抱きしめ、耳元で好き、と何度も呟いた。
れいなも好き、と答えてくれた。

282 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:16

.,-、　　　,-，　　　　　 ,-i､　　＿＿＿　　　
: r‐―'".―ｰr,__| .|＿、　.r‐-ゞ ←-,｢,,,,,,,,,,,,,ﾞﾟl　
: ﾞ,二コ .I二ﾆヽ��,-｡│ ‘''''''',! |'''''''"　　　 | .|　
: |｀r‐----┐〕 lﾞ lﾞ .| .|　r‐―" ―ｰｭ――'",｝
: |,,,l二ﾐ,￣ﾞl|,,lﾞ | .|　| .|　｀ﾆﾆ］ |ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| ｛ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ,,、
　,,,,,,,,,,l゜ｨlﾆ-r,lﾞ ,lﾞ │.|　 .| .| | .ﾞ‐''''r| .|　　 | .|
: ヽ--┐r‐ｰ',l".,i´　| .|　 .|　ﾞl］ |￣｀｛ .―-┘|　
　 ,,,,,,,,lﾞ |　,r",r|-,,,,lﾞ .|　│.lヽ　ｋ,,,,,,,二ﾆﾆﾆ二　
　 ﾍ---" ﾍ-".〜--┘　ト″.ﾞ¬―--------"

283 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:17

　　　　　　　　ノノハヽo∈　
　　　　　　　　从 ｀ ヮ´)＜ｶﾁｬｶﾁｬ
　 　 　 　 ((（　( つ¶つ¶彡　
　　　 ￣￣￣￣￣‖￣‖.￣￣
　　　　　|||||||||||||||||||||||||
　　　　 |||||||||||||||||||||||||||||
　　　　||||||||||||||||||||||||||||||||
　　　　|||||　￣　　￣　||||||||
　　　　|||||　 ι　　　　 |||||||
　　　　|||||　 ＿　　　　 |||||||
　　　　|||||　￣￣　　　 ||||||
　　　　 ||/　　　　　　／|||||
　　　　 /　　　　　／||||||||
　　　／　　　　 ／||||||||||
　　（＿＿＿_／|||||||||||
　　　　ｏｰ-´ヽy/｀ヽ-‐ｧっ='
　　　　　|　　{二二}　　 |
　　　　　ー/ ﾉﾊヾ ヽｰ'
　　　　　　 `ー--−'

284 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:17

そして、俺はれいなの生まれたままの姿を見た。
そして、俺はれいなの身体が赤く染まるのを見た。
そして、俺はれいなの身体の悦びを見た。
そして、俺はれいなの初めてになった。

俺はれいなと結ばれた。

・・・・・・・。

「れいな、今度は俺と約束してくれないか」
「？」
「ずっと、俺の側にいてくれるって、約束して欲しいんだ」
「・・・うん。・・・・ありがと、せんぱい」

285 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:18

ちょっと雑だな

286 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:18

>>315
ののたん乙！

287 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:18

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从*´ ヮ｀）　ﾆｬﾝ♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡 γ⌒つつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 （__ノノ

　　　　　　　　　　　　　　　　｡｡
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ○ﾟ　　｡｡
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ○
　　　　　　　　　　　　｡｡
　　　　 　 　 　 　 　 ○ﾟ　　｡｡
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ○

　　　　　　./＼__,ﾍ, ﾆｬｺﾞﾆｬｺﾞ
　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. 　ﾌｧ〜?
　　　　　　从*´ ０⊂ヽ ミ
　　　　 "(⌒)∪＿(⌒)

　　　　　　　./＼__,ﾍ, 　ｺﾞﾛｺﾞﾛﾆｬﾝ
　　 ､∩ 　　| ノﾉﾊヾヽ.
（( ⊂'⌒~つ从*´ ヮ｀）つ )）

ハァ━━━ ;´Д` ━━━ン!!!!ハァ━━━ ;´Д` ━━━ン!!!!ハァ━━━ ;´Д` ━━━ン!!!!

288 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:20

終幕「君ならば、大丈夫」

今の世界を、真っ白に戻す。そして、全ての世界を一から描こう。
それでも、俺とれいなは結ばれる。
いくら離れていても。
俺とれいなには、誰にも負けない絆があるから。

「せんぱい」
「何？」
「きのうの夜のせんぱい、ちょっと怖かったたい・・・激しすぎて・・・」
「そ・・・そうか？今度からは、優しくするよ・・・」
「えっち・・・」

289 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:20

「せんぱい」
「何？」
「れいにゃ、せんぱいのこと、だいすきにゃん」
「・・・れいなさ、もうすぐ１７だろ。それはちょっと恥ずかしいぞ」
「むーっ、せんぱいのばか。でも・・・それでも好きにゃん！」

「・・・俺もだよ、れいにゃ。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（了）

290 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:20

　　　　　 Λ_Λ
　　　　 ノノハヽo∈　ｷﾞｬｰｯﾊｯﾊｯﾊｯ！
　o/⌒从 ;｀ ヮ´;）つ　☆
　 と＿）__つノ　　☆凸ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

291 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:22

　　　　　 Λ_Λ
　　　　 ノノハヽo∈　ｷﾞｬｰｯﾊｯﾊｯﾊｯ！
　o/⌒从 ;｀ ヮ´;）つ　☆
　 と＿）__つノ　　☆凸ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

292 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:24

保守

293 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:24

報道さんお疲れ様でした！
まぁぶっちゃけえちぃのは脳内展開しますんで気にしなくていいかと
でもちょっと暴走気味？ｗ

294 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:24

報道氏おつでした　
とうとう終わってしまいましたね・・・長期連載、楽しませてもらいました！！

295 ：田中幹生 ◆EOZgn84GbE ：04/07/01 22:24

昨日からこのスレシリーズ読み始めたけど感動させられまくり
こんなに涙腺ゆるんだのは相当ひさびさである

296 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:24

ほ

297 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:25

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

298 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:27

乙〜

299 ：報道太郎 [報道太郎] ：04/07/01 22:29

なんとか終わりました
前作を書いたのは２年以上前なので、かなり苦労しました
ラストはかなり考えましたが、やはり当初の構成どおりに行こうかな、と
駄作に付き合ってくれた皆様、ありがとうございました

300 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:29

報道太郎氏おつっす！
最後がハッピーエンドでほっとしました。
あとエチーシーンは書き難かったら省略しても可だと思います。

でも「このれいなはもうすぐ17歳だからさすがにﾄｩﾙﾄｩﾙじゃないだろうな」とかスカな事を考えてしまう漏れ＿|￣|○

301 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:30

報道太郎氏乙でした、
まとめ職人さんよろ〜

302 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:33

幸せになりたいな

303 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:35

最大級の乙です

304 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:38

このＨシーン、想像できて俺は好きっす
乙です

305 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:55

>>300
ヰ�`

306 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 22:56

http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina6.txt
まとめておきました。
報道太郎さん、４スレの長きにわたってお疲れ様でした〜。

307 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 22:59

く・・・>>315じゃなくて306だったか・・・
とにかくののたん乙華麗！

308 ：報道太郎 [sage] ：04/07/01 23:10

ののたん氏ありがとうございました！！！
現在連載中の皆さん、頑張ってください！
以後、コテハンは付けないでたまに来るかもしれませんが、よろしくです

309 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:30

>>306
おつつ

310 ：le petite fee ：04/07/01 23:46

薄暗くなり、人気の少なくなった廊下を下駄箱に向かって歩いく。
実習が始まって約1週間。今では生徒ともだいぶ打ち解けたと思う。
今のところ実習自体もうまくいってるし、ほとんど何の問題もなく進んでいると言っていいだろう。
まぁやけにれいなが絡んでくるので、指導教官にそれとなく注意されるぐらいなもんだ。
指導教官はれいなの事をちょっとした問題児と考えているようだ。
なにか問題を起こしたとかではないらしいが、普段の態度や外見なんかでそう見えてしまうのかな、と思う。
でも、俺にはそうは思えないし、なによりあれだけ可愛い子に気に入られてるのはちょっと嬉しかったりもする。

下駄箱に着いた時にはもう雨が降り始めていた。
「あー、間に合わなかったかぁ」
小雨程度ならまだよかったが、結構大粒で降ってきやがる。
これはずぶ濡れになるなぁ、と覚悟を決めて飛び出そうとした瞬間、
「あ、ユウ先生！」
ん？誰だ？
「今から帰ると？れいなも今帰りたい」
「なんだ、れいなか。」
俺はれいなの事を、まわりに人がいない時はれいなと呼ぶようになった。
普段学校にいる時はさすがにまずいので田中だが、もうあたりに人影もないのでいいだろう。
「やけに遅いじゃんか。部活？」
れいなは軽音楽部に入ってるらしい。
ボーカルやっててかなり歌がうまいらしいのだが、俺はまだ見に行ったことがない。
「うん。あれ？ユウ先生傘は？」
「あぁ、傘持ってきてなくってさ。だから濡れて帰んなきゃいけないんだよな」
俺が苦笑いして言うと、れいなはなにやら嬉しそうに、
「も〜ドジっちゃね〜。しょうがないなぁ〜」
と言って傘を開いた。
そして雨の中に踏み出しながら、俺の手を引っ張った。
「れいなの傘入れてあげる。特別だぞ？」
「ははは、なんで標準語やねん。でもありがとな」
俺達は駅まで他愛もない話をしながら歩いた。

311 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:47

相合い傘ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

312 ：le petite fee ：04/07/01 23:47

電車を降りて駅の外に出る。
「結構雨弱くなったな。これならあんま濡れないで帰れるかな」
「えー、せっかく傘あるけん、入ってけばよか」
「そういや、れいなの家ってどっちなんだ？」
「えっとね、・・・・・・・」
俺の家の近くを通って少し先に行ったところのようだ。
「そっか。じゃ通り道みたいなもんだし、入れてってもらいますか」
「うん、それがよか♪」

「ねぇ、ユウ先生っていっつもお昼どこで何食べてんの？」
少し歩いたところでれいなが聞いてきた。
「昼飯？いつも理科準備室でコンビニのパン、かなぁ」
俺はパンとおにぎりを組み合わせたりしてローテーションさせている。
俺なりのちょっとした工夫だ。
「え〜、そんなん食べてちゃダメたい！」
「いやでも他に選択肢ないしさ」
「しょーがないなぁ〜、れいながお弁当作ってってあげるっちゃ」
え、まじで？でもさ、それって･･･････やばくない？
なんて悩んでると、
「なに？嫌なん？」
いつもより低い声で言う。ちょっと怒ってるのか？
「い、いや、そうじゃなくってさ、それってまずくない？」
「はぁ〜？なに？れいなが料理できんと思っとーと！？ひどくない！？」
なんか勘違いしてるし怒ってるし･･･
「違う違うそうじゃなくてさ、誰かに見られたらやばくないかって事よ」
「あ、そっか。うーん･･････」
れいなは唇に指を当てて考えている。なんか可愛い。

313 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 23:49

ho

314 ：le petite fee ：04/07/01 23:49

「じゃあさ、誰にも見つからないように持ってきてくれよ。屋上とかが人いなくていいかな？」
「うん、わかった♪」
怒ったり悩んだり笑ったり、ほんと表情がコロコロ変わる奴だな。
でもやっぱ笑顔が一番可愛いと思う。
「でもさ、なんか誰にも見つからないようにとかってさ、俺達隠れて付き合ってるみたいだな。ハハハ」
俺が笑いながら言うと、れいなは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
それを見て俺は、れいなをちょっといじめてやりたくなってきた。
「れいなってさ、好きなやつとかいるの？」
とニヤニヤしながら聞く。
「え･･･そんなん･･･ユ･･･えっと･･･」
ははっ、困ってる困ってる。
「え？何？どうなの？」
追い討ちをかけると、
「もうバカ！！知らん！！」
れいなはそう叫んで走り出してしまった。
ハハハ、逃げられちゃった。
俺は家まであとわずかとなった道を走り出した。
れいなの好きなやつ、れいなの気持ち･･･
俺なりにわかってるつもりだ。ただ･･･
俺自身の気持ち、れいなの気持ちに応えていいのか･･･
立場的にはもちろんダメだ。でも、俺の知りたいのはそんな答えじゃない。
俺にはその答えがまだわからなかった

315 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:51

保守ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

316 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:52

>>314
アンカーつけるの忘れてた・・・ここまでです。
展開が雑なので速いです。もうちょっとでｴﾛｽにいきそうな予感です。

>>308
乙でした！！次も期待しております

317 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:52

ピュアなれいなが可愛すぎるﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

318 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 23:55

255さんじゃないけど始めます。
タイトルはアンバランスです。
多分数日で終わります。お付き合いいただければ幸い。

319 ：アンバランス [sage] ：04/07/01 23:56

プロローグ

｢ひさしぶりたい･･･｣
空港の雑踏からやっとのことで抜け出し、
れいなは胸いっぱい息を吸い込んだ。

東京の排気ガスのにおいでもない、
かと言ってハワイのような南国のかおりでもない。
10年以上吸い続けた空気が、やっぱり体に一番馴染む。

休暇が出たのは･･･いつ振りだっただろう?
ハロープロジェクトのコンサートから始まり、
秋のコンサートツアー、そしてハワイ。
のんつぁんが去り、そして加護も居なくなった。
今年の夏も暑かった。
色々な事が、ジェットコースターのように過ぎていく。そして。

｢今年の夏も一人かぁ･･｣
電車待ちの列に並びながら
れいなは誰に言うでもなく、呟いた。
そしていつものように、仕事の日々が始まる。
14歳の夏も、そうして過ぎてゆく筈だった。

320 ：アンバランス [sage] ：04/07/01 23:56

1

「ねえおにーちゃん。」
お兄ちゃんといわれるのは嫌いではないけど、
兄弟がいない身としては、少し気恥ずかしい。
「どうした、達也?」
「今日の練習も楽しかったね。」
「うん、そうだな。ちょっと暑かったけどな。」
本当は暑くて仕方が無かったのだが、
体を動かすことはストレスの発散にはなった。

「どうやればお兄ちゃんみたいに、サッカー上手くなれるの?」
見上げる大きな目はあいつを思い出させる。
もう手の届かない、ブラウン管の中のあいつ。

「そうだな･･･頑張って練習すればいいんじゃないかな。」
「頑張ればサッカー選手になれる?」
純粋な言葉が痛い。
頑張ってなれるんだったら僕だって･･･。
「うん、達也ならなれるんじゃないかな。」

なれるわけ無い。
達也だって、僕だって。
でもそんな事、言えるわけない。
僕はあいまいな笑顔を浮かべ、達也の頭をくしゃっと撫でた。
「じゃあ僕明日も頑張る!」
真っ直ぐな瞳には、未だ未来が映っている。
僕の目には、もう曇った現実しかうつらない。

321 ：アンバランス [sage] ：04/07/01 23:57

「ごめんね、また家まで送らせちゃって。」
達也の母さんには休んでいくように薦められたが、
この汚れきった格好で上がるのには抵抗があった。
「じゃあこんな所でなんだけど、お茶くらい飲んでいってよ。」
小学生のコーチ役とはいえ、
9月の日差しはただ立っているだけでも汗ばむほどだ。
喉が渇いていた僕は、その言葉に甘えることにした。

「達也も最近練習頑張ってるみたいで。
　これも全部一馬君のおかげね。」
「そう言ってもらえるとうれしいです。」
何が嬉しいんだろう。
人の為になったこと?人に誉められたこと?
ただ僕は、自己満足のためだけに
サッカーのコーチなんて役割を引き受けた、それだけなのに。

「それじゃそろそろ、僕も帰りますので。
　麦茶、ご馳走様でした。」
荷物をまとめて立ち上がる。
「今度はゆっくりして行ってね。
　あら、そう言えば今日はあの子が帰ってくる日だわ。」
「あの子?」

322 ：アンバランス [sage] ：04/07/01 23:58

「ただいま!!」
ドアが勢いよく開いた。
そしてボーっと突っ立ていた僕は、
ちょうど背中に体当たりを喰らう形になった。

「イタタタタ･･･ごめんなさい、大丈夫ですか?」
この声は間違いない。達也の母さんも笑っている。
ゆっくりと振り返る。逆光の中、懐かしい顔がそこにはあった。
「えと、大丈夫･･･です。」
「･･･一馬?」
れいなの表情に、驚きと喜びが広がる。
それを見た僕も、満面の笑みになったと思う。

「れ･･･田中、お、おじゃましてます。」
「そんな、他人行儀じゃなくていいじゃない。」
そう言ってれいなの母さんに背中をポンと叩かれた。
確かに、敬語を使う仲じゃなかった。
でも、突然名前で呼ぶのはやっぱり気恥ずかしかった。
前はあんなに自然に呼べたのに、
なにを意識しているんだろう僕は･･･。

323 ：アンバランス [sage] ：04/07/01 23:58

「れいな、おかえり。」
「うん、ただいま母しゃん。でも一馬がいるなんてびっくりしたとよ。」
興奮気味に話すれいな。少し早口になる癖は変わらない。
「れいなね、れいなね･･･」
「もうちょっと落ち着いて話なさいよ、この子ったら。」
「うん。･･･大きくなりよったね。」

この二年間、身長は確かに伸びた。
でも、中身は全然成長していない。
「れいなも、大きくなったな。」
「そう?あんまり変わらんと思うけど。」
自信に満ちた目。はきはきとした喋り方。伸びた背筋。
すべての立ち振る舞いに見られる成長の後。だけど。

「そうだね、あんまり変わっていないかも。」
未だ大きくならない胸をチラッと見て、
僕は素直な感想を述べた。

324 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/01 23:59

今夜はここまでです。
スレ汚し失礼しました。

325 ：名無し募集中。。。 ：04/07/01 23:59

お疲れいなﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

326 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:00

　　　　　　

327 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 00:03

First氏に会いたい・・・・

328 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:09

新作ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
がんがってください！

329 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:09

やっぱここすげーな

330 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:09

アンバランス氏もおつです

331 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:26

age

332 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:29

総まとめサイトの中の人へ
こっちのタグ使った方がいいかもしれませんか？
<A HREF="" TARGET="_blank"></A>

333 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:36

あい。差し替えました。

334 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 00:43

>>333 乙です
タブブラウザ使ってる人にはこっちだとありがたいので

335 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 01:00

　　　　　　

336 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 01:21

　

337 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 01:40

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜Zzz…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

338 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 02:18

深夜に一人でもﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

339 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 02:27

誰か保全は任せたﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

340 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 02:34

小説書きたいけどネタがまとまってないﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

341 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 03:02

深夜にシャラポワ観ながらﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

342 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 03:31

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜もう寝るたい…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

343 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 04:12

保

344 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 05:29

保全ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

345 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/02 06:20

346 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 07:26

朝ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

347 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 08:03

出勤前にもﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

348 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 08:18

朝保

349 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 08:59

350 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 09:56

SOMEDAYの続編みたいなの思いついたんですけど
俺の心の中にとどめておくべきですかねー？

351 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 10:01

う〜ん、人の文章の続編はあんまり感心しないかも・・・
SOMEさん次第だけど、俺は他ｽﾚで勝手に続編書かれてヤだった
作者は作品の中で「ここはこうしておきたい！」っていうこだわりの部分があるから
そこをいじられるとひどく不愉快になる

352 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 10:03

それもそうだな
バルバルさんさりげなく作品をリンクさせてるみたいだしそっちに期待しよう

353 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 11:13

現在の進行中小説は・・・
「FIRST」（作者１作目）
「le petite fee」（作者１作目）
「日記」（作者１作目）
「Diary」（作者１作目、２話／全５話）
「アンバランス」（作者１作目）
　　　　　　　　　　　　　　（順番は初アップ時古い順から）

354 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 12:29

アク禁まきぞえでひさぶりきました
小説充実してきたし総まとめサイトまであってスゲー！
ところでサムさんの鳥籠読んで気になったんだけど
マメ先輩の親友って前作の兄ちゃんですよね・・たぶん
学生時代の記憶。彼の心は今でも・・・・・
ってとこ兄ちゃんはどうなったんだって気になってしまった

355 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:07

>>354
それは作者次第でどうにかなるでしょうな

356 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:13

サムさんの次回作に期待大

357 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:15

作り話なのに「自分もこんな風に女性を愛してみたい」って思う俺はやばいですか？
なんかせつなくなってきた

358 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:21

死んでしまった人を思いつづけるのは切ないね

359 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:24

いや、好きになろうにも相手がいないのが悲しいｗ

360 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:33

それも悲しいが人を本気で好きになれない俺はなんだろう？

361 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:34

>>360
お前俺

362 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:38

愛ってなんだろうねぇ・・・

363 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 14:51

今日からやるドラマ世界の中心泣けそうな気がする

364 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 15:04

>>362
ttp://www.sanspo.com/geino/top/gt200405/gt2004052501.html

365 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 15:32

処女喪失！田中れいな一夏の初体験
↑
冬になったらどうしましょう
冬まで続けられるかどうかわかりませんが・・・

366 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 16:00

今までの作品何度読んでも飽き足らないんだけどナンデ？
作者＆まとめてる人マジ乙

367 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:10

>>365
漢字一文字変えれば大丈夫だよ

368 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 16:15

>>367
まあそりゃそうだけど９月中に作品不足でこのスレ終わりそうで

まあ落ちたらいくらでも立てれるんだが･･･

369 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:22

>>363
世界の中心よりはいいと思うよ？
あれは。。。なぁ

370 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:23

>>369
綾瀬はるかの乳に期待大

371 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:25

世界の中心でれいなを叫びたいのですが
世界の中心どこですか？

372 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:28

>>368
落ちることは無いと思うよ
まあ落ちてもまた俺が私欲で立てるけどｗ

373 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:28

>>371
浅草の方

374 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:30

浅草で叫んできます

関西人より

375 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:34

>>372
ただ、立てても肝心の小説が無いとね

もっともそんときはスレタイ通りの妄想スレにすればいいかｗ

376 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:40

また新作が来るかもしれないし、その時になってみないと

377 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 16:45

>>371
長野県

378 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:48

>>375
ここもともと俺の私欲スレだったのがお笑いだよね

379 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:49

>>377
長野山中で叫んできます

380 ：proxy123.docomo.ne.jp ：04/07/02 16:53

>>375
冬でも冬なりのネタがあるんじゃない？

381 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:54

冬の前に秋があるよ

382 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 16:59

【秋なのに】田中れいな一夏の体験　二十三日目
でよくない？

383 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:01

もう二十三日目になるのか

384 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:03

>>382
ありえな〜い

385 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:29

>>384
× ありえな〜い
○ ありえれいな

386 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:30

>>378
正直この流れはどう思われます？

387 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:34

七日目を待たずしてれいなは逝っちゃったんだよね…

388 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:39

>>386
問題ないよ
だって作家さん勧誘したの俺だもん

389 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:41

>>388
そうだったんだ
でもまさかあんな大物が来るとは嬉しい誤算だったな

390 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:47

今度はえっちじゃなくてファーストキスをテーマにしたやつが読みたいとか

391 ：＼＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ：04/07/02 17:48

　　 　　　　Ｖ 　　　
　　　彡川三三三ﾐ
　　　川川 ::::::⌒　⌒ヽ
　　川川::::::::ー◎-◎-）
　 川（６|::::::::　　（ 。。））　　　　ｶﾀｶﾀｶﾀ
　川川;;;::∴　ノ　 ３　 ﾉ　　 ＿＿＿＿＿_　　　　　　
　　　　＼＿;;;;;;;;;;;;;;;;ノ　　　｜　 |￣￣＼　＼
　　　／　　　　　　　＼＿＿|　　|　　　　|￣￣|
　　/　　＼＿＿＿　　　 　　|　　|　　　　|＿＿|
　　|　＼　　　　　　|つ　　　 |＿_|＿＿／　／
　 /　 　　￣￣　　|￣￣￣￣|　　〔￣￣〕

392 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 17:48

>>389
そだね
でもまだれいなの初めての相手諦めてないよｗ

393 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 18:07

>>392
二回目以降は？

394 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:01

http://reinarevolution.boo.jp/cgi-bin/source/No_0911.jpg
おみやげたい

395 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:14

>>393
意味がわかんないけど

396 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:16

一回目→二回目以降も、がベストでは？

397 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:19

>>396
さっぱりわからん

398 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:20

>>395
初めての相手になって、それっきりで終わりにするのか？ってことだよ

399 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:24

>>398
それはわかんないけどこれ以上はマジレスだからヤメとくね

400 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:34

>>374

そんな自分は浅草在住

401 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:37

世界の中心ってマジでどこだろ

402 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:41

平壌

403 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:41

>>402
漢字が読めない

404 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:44

>>403
エエエェェェ(´Д｀)ェェェエエエ

405 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:44

滝川に決まってんだろ

406 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 19:45

わかった！世界の中心は自分自身だ！

407 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 20:17

>>405
それは「真ん中らへん」

408 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 20:19

>>399
　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜れいなのこと好きになってくれてありがとう…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

409 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 20:48

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜好いとう…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

410 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 21:00

地球は丸いからどこでもいいんだよ！

411 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 21:05

>>410
大丈夫か？地球は平らだぞ？

412 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 21:05

　　　　ノノハヽo∈
　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ　＜世界の中心は博多ばい…
　　　（_（＿ﾉ､_ソ

413 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 21:19

世界の中心10時からじゃん
安住どうでもいいよ

414 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:03

>>401
マジレスですが
アボリジニーではエアーズロックを
世界の中心だと考えているのでそこから
題名を取ったのかと・・・
遺骨も撒くし・・・

415 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:11

>>412
ﾄｩﾙﾄｩﾙの中心をみせてごらん

416 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:19

>>414
アボリジニーってなんれすか？

417 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 22:22

>>416
オーストラリアの原住民じゃなかった？

418 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 22:24

ネイティブオーストレリアン

419 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:24

>>417
なるほどさんくす！

420 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:26

ではオーストラリアでれいなを叫んできます

421 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:32

>>401
クロスホエン

422 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:37

>>421
クロスホエンってなんれすか？

423 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 22:38

>>422
人間の思考を超えた心的跳躍のかなた、究極の中心

424 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:40

>>423
なんか頭痛いのれす

425 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:43

結局>>406が正解じゃないかな？

426 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:44

うんこ

427 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 22:46

>>425
それ俺のレスなんれすよ

428 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:19

もう一度聞きます
愛ってなんですか？

429 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 23:20

れいな

430 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 23:28

こんばんは。昨晩の続き書きます。
あんまり萌えない話ですいません。

431 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:28

れっつごー！

432 ：アンバランス [sage] ：04/07/02 23:28

「でも･･･なんしに来よるの?」
幸いその視線はれいなにばれずにすんだようだった。
「ほら、達也の小学校のサッカーのコーチ。」
れいなの母が口を挟む。
「今日も家まで送ってもらったのよ。」
「いや、方向が一緒だから。」

「まだ続けてたんだ、サッカー。よかった。」
「良かった?」
「うん、一馬が続けててよかった。」
なにが良かったんだろう。
れいなの夢は歌手になることだった。
僕の夢はサッカー選手になることだった。
昔はあんなに一生懸命語り合った二人の夢。
「･･･うん。」
僕は曖昧な笑顔を浮かべながら、
歯切れ悪く返事をした。

433 ：アンバランス [sage] ：04/07/02 23:29

「電話くれても良かったのに。」
「いや、れいな番号変わっちゃったし･･･。」
ハッとしたような表情を浮かべ、
れいなは急に大人しくなってしまった。
「そうやったね、ごめん･･･。」
「いや、メールも送らなかったし。
　僕のほうが暇だから、連絡入れればよかったね。」

「ほら、いつまでも突っ立ってないで中に入りなさいよ。」
少しの沈黙を、れいなの母が破った。
「ほら、一馬君もあがってっちゃって。」
「いえ、僕はそろそろ･･･。」
「え?」

本当は僕だってゆっくりれいなと話したい。
でも、なんて言えばいいかわからない。
「未だ早いし、どこか遊びに行かない?」
昔と同じように誘えばいいだけなのに。

434 ：アンバランス [sage] ：04/07/02 23:29

「･･･じゃあ。」
バッグを肩にかける。
れいなは少し寂しそうな顔をしてくれた。
今の僕にはそれで充分だった。
「あ･･･そうそう。」
と、れいなの母が思い出したように言った。
二人の視線が集まる。

「最近、駅前もだいぶ変わったのよ。」
なにを言い出すのだろう?
れいなも不思議そうに首をひねっている。
「一馬君、暇だったらでいいんだけど、
　うちの子連れて行ってくれない?」
れいなの表情がぱっと明るくなった。
れいなの母は顔を僕に向け、不器用にウィンクした。
「ええ、ちょうど買い物してから帰ろうと思ってたので。」
僕もれいなに見えないよう、小さくウィンクを返した。
「じゃあわたし、荷物部屋においてくるけん!!」
靴を脱ぎ捨て、れいなは階段を駆け上がっていった。
「コラ、靴くらいそろえなさい!!」
叱るれいなの母の声も笑っていた。
僕も声を出して笑った。

435 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:29

アンバランスさんアンカーつけてちょ

436 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 23:30

今夜はここまでです。
明日はもうちょっと萌えるようがんばります。
レスをくれた方々、どうもありがとうございました。

437 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:30

ほ

438 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/02 23:31

>>435
申し訳ないです。次から努力します。

439 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:32

>>438
うんお願いします
更新乙でした！

440 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:37

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!

441 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:42

人少ないね

442 ：名無し募集中。。。 ：04/07/02 23:45

長編２つ終わったからかな
今の作家さんに期待

443 ：日記 ：04/07/03 00:06

七月二十六日

佐紀ちゃんが亡くなってから一週間、れいなはいまだに沈んでる。
あれだけ仲がよくて、妹みたいにかわいがってたから、まあ無理もないんだけど。

さゆはこの一週間、毎日清水家に通っている。
佐紀ちゃんが自殺しているのを最初に見つけたのはさゆだった。
7月19日の夕方、学校帰りに買い物を済ませた帰り道、清水家の前を通りかかった時、
血だらけの浩介君が玄関から飛び出してきたらしい。
浩介君に怪我がないのを確かめると、家の中に駆け込んで、そして・・・。
急いで救急車を呼んだけど間に合わなかった。
どうしてもう少し早く見つけられなかったんだ、ってさゆは自分を責めてた。
でも、自分を責めても仕方がない、って気付いたんだろうね。
さゆはすぐに気持ちを立て直した。お母さんは佐紀ちゃんを亡くしても、
それでも浩介君のために頑張らなくてはならない。
少しでも手助けが出来れば、と浩介君の面倒を見てる。

他人事のように言ってるけど、わたしだって悲しくて、つらい。
でも、裕子ねーさんが出張で家にいない間、わたしが最年長になる。
わたしがしっかりしてみんなを支えてやらないと。

444 ：日記 ：04/07/03 00:06

「かーめいちゃん！」
更衣室の前の階段に座って休んでると背後から明るい女の子の声。
振り返ると、制服姿の女の子がぴょんと肩に飛びついてきた。
「塾長」
「塾長やめてよ。ちゃんと新垣里沙って名前があるんだから」
塾長は苦笑いして言った。同級生なんだけど、なぜか"塾長"って呼んでしまうんだよなぁ。
「どうしたの？暗い顔して」
「う〜ん、ちょっとね」
「もしかしてあのこと？」
塾長はわたしたちが佐紀ちゃんと仲がよかったことを知ってる。
「うん、わたしは大丈夫なんだけどね。れいなとさゆが・・・」
「そっかぁ」
「だから、わたしが支えてあげなくちゃ、と思って。晩御飯とか、私が作ってるんだよ」
「えっ！？」
「？」
なんだろう？塾長は何か言いたそうな顔してる。ま、いっか。

445 ：日記 ：04/07/03 00:07

「塾長はこんなところで何してるの？」
「部活終わってこれから帰るところ」
「バスケ部、今日は早いんだね」
「うん、昨日試合だったからね。今日は軽めで。そっちは？」
「今日はもう上がり。寺田先生がね、あんまりやりすぎるのもよくないってさ」
「へ〜、いいなぁテニス部は。バスケ部は顧問が素人だから
　練習メニューとか全部わたしが考えないといけなくて・・・」
はぁ〜と塾長は大きなため息をついた。塾長、こう見えてバスケ部のキャプテンなのだ。
無理やり押し付けられたらしいけど。
実はわたしもテニス部のキャプテンを押し付けられたクチだ。
似た者同士、気が合うのかな？
「亀井ちゃん、今日はもう帰る？」
「うん」
「じゃあ、ちょっと付き合わない？相談したい事あってさ」
「え、でも・・・」
「お願い！大変なの分かるけど、他に相談できる人いなくて」
「う〜ん」
「お願い！！」
頼み込まれて、思わず、うん、と言ってしまった。どうも押しに弱いんだよなぁ。

446 ：日記 ：04/07/03 00:08

「じゃあ寺田先生のところ行って鍵取ってくるからちょっと待ってて」
「はい」
塾長がすっと手を差し出した。
「えっ？」
手の上に、白黒の猫のキーホルダーの付いた鍵が乗ってる。わたしのだ。
「なんで？」
「取っておいた」
「でも」
「寺田先生に言ったら簡単にくれたよ」
「はぁ？」
「実はさ、テニス部終わるのずっと待ってたんだよね」
あはは、と塾長はごまかすように笑った。そういうことか。でも、問題が起きないようにって理由で部活中、顧問に鍵を預けるようになってるのに、こんなことでいいのかこの学校。
「じゃ、着替えてくるからちょっと待ってて」

学校を出てから街に行って、まあ適当にショップを覗いた後、最近ちょっと評判のお店に入った。
塾長の相談って言うのが、部内をうまくまとめられないって話だったんだけど、
どうしても家のことが気になって、たいしたこと言ってやれなかった。
なんか雨も降り出しそうだったしね。
まあ愚痴りたかっただけみたいだから、塾長は満足してたけど。
ごめんね塾長。

447 ：日記 ：04/07/03 00:10

7月26日

この一週間、何やってたんだろう？なんか記憶が曖昧で、日記を読み返してもちっとも思い出せない。
何もしたくなくて、でも家にジッとしていたくなくて、毎日あてもなく外をぶらぶらしてた。
「あれ、ここどこだろ？」
なんか見覚えがあるような・・・。記憶を探りながら歩いていると、鼻の頭に水滴が落ちかかった。
「あ・・・」
ポツ、ポツと雨が地面を濡らし始めた。
「雨・・・か」
今の気分にぴったりだ。
このまま降り続けて、何もかも洗い流してほしい。
この暗い気持ちも、悲しみも・・・。
雨はそれほどひどくならなかったけど、
避ける物もなく、避ける気もなかったので、すぐにズブ濡れになった。
このままどっか行っちゃおうかな,なんて思いながら立ち止まってると、
正面から、水色の傘を差した女の子が歩いてきた。
水色の傘・・・、佐紀ちゃんも水色が好きだったな・・・・。
フッ、と寂しく笑ってから、またトボトボと歩き出す。
すれ違い様、女の子と目が合った。

448 ：日記 ：04/07/03 00:11

「あ・・・」
思わず声が出た。紺野さん・・・。
そうか。ここ、聖蘭の近くだ。
一週間前、紺野さんの後を追って歩いた道。
逆方向から歩いていたせいで分からなかった。
向こうもどうやら気付いたらしい。
2秒ほどそのままで、紺野さんのほうから目線を外した。
気まずくて、ギュッと目を瞑ってうつむいた。
そんなわたしの横を紺野さんが無言で通り抜ける。
パシャ、パシャ、パシャ。何も言わず、何も起こらず、足音は遠ざかっていった。
何も言えなかった。言うべき言葉が見つからなくて、雨に打たれながら呆然と立ち尽くした。
ふいに影が出来たかと思うと、雨が途切れた。
雨音は止まず、相変わらず路上を雨が踊ってるというのに。
「紺野さん・・・」
水色の傘がわたしの頭の上にあった。
「こっち・・・、来てください」
「えっ？」
「家、すぐそこですから」
言ってることが、よく理解できなかった。
「着替えと傘くらい、貸しますよ」
「どうして・・・」
「知ってて見過ごすのって、気持ち悪いじゃないですか。それに、」
一呼吸置いて、あらためてわたしの顔を見直すと、
「2週間前のわたしと同じ顔してますよ。ヒドイ顔」
悲しげな目をして紺野さんはそう言った。
心臓がドクンと大きく脈打った。
「こっちです」

449 ：日記 ：04/07/03 00:11

「サイズ、どうですか？」
「あ、うん、大丈夫」
貸してもらったジーンズとTシャツは、ホント言うとちょっと大きかった。
「それ、姉のなんです」
紺野さんは表情を消して言った。一体、どんな気持ちで姉の服を持ってきたのだろう？
お姉ちゃん、か・・・。
「れいなおねーちゃん」
佐紀ちゃんの呼ぶ声が今も耳に残ってる。
目の前に佐紀ちゃんの笑顔が浮かんだ。
「ふっ・・・」
ふいに胸がいっぱいになって、口元を両手で押さえた。
目の前がかすんで見えない。
「佐紀ちゃん、佐紀ちゃん・・・・」
紺野さんの存在を忘れて、ずっと泣き続けた。
紺野さんは、泣き止むまで何も言わなかった。
泣き止んでからも、何も訊こうとしなかった。
「いきなりごめんなさい・・・」
「いえ」
「友達が・・・、自殺したんです」
「そうですか」
紺野さんは淡々としていた。多分、気遣ってくれてのことだと思う。
あんなひどいことをしたのに・・・。
「どうして自殺なんかしたのか、分からなくて・・・」
また、胸の奥から悲しみがこみ上げてきて、これ以上喋るのは不可能だった。
嗚咽と、時おり鼻をすする音だけが部屋の中を満たしてた。

450 ：日記 ：04/07/03 00:12

「お姉ちゃんね、」
ずっと黙ってた紺野さんが口を開いた。
「援交・・・、やってたみたいなんです」
「えっ？」
「日記に書いてあったんです。春から何度かやってたみたいで・・・。ものすごく後悔してる、って」
紺野さんはﾊﾊッと小さく乾いた笑い声をあげた。
「バカですよね。後悔するくらいならやんなきゃいいのに」
紺野さんの目にあるものは、悲しみって言うより、怒りに近いように見えた。
何に対しての怒りなのか、もちろんわたしに分かるわけがない。
「でも、おかしいんです。後悔してるとは書いてあったけど、
　自殺しなきゃいけないほど追い詰められてたようには見えないんです」
紺野さんの言葉に熱がこもってきた。
「だって、そのこと書いてあったのは6月までなんです。7月に入ってからはパッタリとなくなってて・・・」
紺野さんが困惑したような表情を浮かべた。自分でも何を言ってるのかわかっていないみ
たい。しばらくジッと考え込んでた。
「お姉ちゃんが亡くなる前日、小包が届いたんです。辞書よりちょっと大きいくらいの、白い袋に入った小包が」
紺野さんは一言一言、噛み締めるように言った。
「探しても、どこにもないんです。もしかしたらそれのせいでお姉ちゃん自殺したのかなって・・・」
さっきの怒りは、ひょっとしてお姉さんを死に追いやった誰か、に対する怒りだったの
かな？
でもそれは・・・。

451 ：日記 ：04/07/03 00:13

「ごめんなさい。あなたに言っても仕方ないですよね・・・」
ふう、と小さく息を吐くと、紺野さんは窓際に立ってカーテンを開けた。
「あ、雨やんでるみたいですね」
「ほんとだ。じゃあそろそろ」
濡れた服の入った紙袋を持って立ち上がった。
玄関口まで紺野さんが見送ってくれた。
「服、いつでも結構ですから」
「うん、ありがと」
お礼を言ってから、ドアを開けた。
「あの、」
去り際、紺野さんが一言、
「元気、出してください。きっとその友達も、あなたにそんな顔して欲しくないと思うので」
そう言った。
「・・・・うん」
うなずいてはみたものの、元気になれるはずもなかった。
多分それは紺野さんも同じだと思う。
お姉さんを亡くした紺野さん、佐紀ちゃんを亡くしたわたし。
心の傷は、いつか癒える時が来るのだろうか？

452 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:13

日記さんグッドタイミング！レスしようと思ってた！
更新乙です！

453 ：日記 ：04/07/03 00:14

今日はここまでです。
更新遅くてすみません。

454 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:20

うむむむもっさんが怪し〜

455 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:31

マジで人いない・・
忘れてたけど日記さんもアンカーつけてちょ

456 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:39

アンカーは別に職人にわざわざお願いするものでもないと思う

457 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:42

>>456
ん・・ののたんさんがまとめやすいかなっと思ってね

458 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 00:43

>>457
俺はタイトルで抽出かけてるから別にアンカー無くても平気よ？

459 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:44

>>455
ﾉｼ　＜ｲﾙﾖ

460 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:48

>>458
そのうちHTMLバージョンでも作りましょうか？
予定は激しく未定ですが

461 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:48

>>458
あれ？ののたんさん！？

462 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 00:49

>>461
はいそうですよ

463 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:51

アンバランス＆日記、両氏更新おつでした！
>>354遅くなりましたが親友＝あのお兄ちゃんです
「SOMEDAY」のその後はできれば皆さんそれぞれの好きな解釈で・・・

464 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:52

>>462
やっぱりそうなんだ！
まとめサイトありがとうございます

465 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:54

>>463
俺の脳内でアナザーストーリーが２つほど同時進行中で困ってます（ｗ

しかしバルさんの作品、何度読み返しても感動する…そしてどっぷりハマっちゃってるわけだが

466 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 00:56

>>463
そうは言われても悪いほうに解釈してしまいますです・・
サムさんまた次回作お願いしますね

467 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 01:02

>>465　２つですか・・・凄いな　あ、別に書かないでって意味ではないですよ>463のは
>>466　確かにそうかもしれませんね・・次回作は・・・頑張ってみます

468 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 01:05

>>467
期待して待ってますよ〜！

469 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 01:11

>>467
進行といっても簡単なあらすじしか思いついてない状態
結末も何も考えてないし正直これをまとめる気力も体力もナッシン

470 ：田中幹生 ◆EOZgn84GbE ：04/07/03 01:19

>>443-451
このスレで初見だったので前スレまで見に行きました
いやあ愛ちゃんが「らしく」ないキャラですな
（一番びっくりしたのがそのことですが）
これから結末に向かってどう進むかが楽しみですたい

471 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 01:29

>>469
お疲れさまです
無理せずお仕事優先で頑張ってください

472 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 01:33

>>471
エチ無しでいいならまったく違うｵﾘｼﾞﾅﾙｽﾄｰﾘでもいいと思ってそっちを練ってみます
しかし恋愛小説書ける人って素晴らしいスキルです

473 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 02:01

作家の皆さん更新乙でした！

474 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 02:50

ほ

475 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 03:25

も

476 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 03:49

う

477 ：Remember me ：04/07/03 04:05

ずっとずっとずっと、こんな毎日で。
違う日なんて来ないと思っていた。
フツーにガッコ行って、テキトーに授業受けて。
お昼休みにはママの作ってくれたお弁当。
体に良いのよっていつも梅干が入ってた。
放課後は友達と遊んで、プリクラ撮ったり雑貨屋さんのぞいたり。
帰りにいちご大福買って来てってパパのメール、友達に見られて超恥ずかしくって、
家帰ってから大喧嘩した。思いっきり「パパなんか大嫌い！」と叫んだ。
ふてくされて晩御飯ボイコットして部屋にこもっていたら、
美貴姉がこっそりおにぎり持って来てくれた。
「ごめんね、れいな」
「どうして美貴姉が謝るの」
「パパのご機嫌悪かったの、私のせいなんだわ」
「は？」
「私、結婚するの。来月、パパとママと、彼のご両親と６人で会うんだ」
付き合っている人がいることすら初耳だった。息を呑んで美貴姉を見つめた。
今までに見たこともないようなほど晴れやかな表情で、美貴姉は微笑んでいた。
もう、ずっとずっと昔の話みたいだ。ほんの一月前なのに。
あの時は、たしかに安心の中にいた。
どうして、こんなことになっちゃったんだろう。
＊＊＊＊＊＊＊

478 ：Remember me ：04/07/03 04:06

兄の結婚が決まったのは、先月のことだった。
どこをどう間違ったのか、えらい美人の婚約者で、
俺も両親もあっけにとられたもんだった。
ちょっと口は悪いけど、まっすぐでさっぱりした、キップのいい女性で、
両親は美貴さんをべた褒めだった。
俺は、兄が結婚するとなれば気楽な実家暮らしを追い出されることになるわけで、
ちょっとした兄へのやっかみもあって、兄の結婚の話題からは距離を置いていた。
祝う気持ちはあったが、兄や両親へのテレがあって言い出せなかっただけだ。
美貴さんの両親と対面し、具体的な話を進めると言って、
兄と両親は出かけていった。ひとりで晩酌の缶ビールを飲みながら考えた。
来年か再来年には、甥か姪だってできるかもしれない。
父も母ももうでれでれだろう。姪だったら、一番でれでれなのは兄だ。
そうなったら俺も叔父さんか。まだ若いのに。
ありふれた家族の転機だった。すべてがあたりまえだった。
どうして、こんなことになったのか。

あの真夜中の一本の電話が、人生を暗転させた。

479 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 04:13

俺なんで起きてんだろ
新作っすね！乙です！

480 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 04:13

唐突にｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

481 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 04:17

深夜に映画を見ながらＺ華麗那

482 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 04:26

好きと愛してるの違いってなんだろ・・

483 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 04:33

しかしこのスレ、小説は面白いけど
この恥ずかしいスレタイは何とかならんのか
もし俺が突然氏んだとして
死後ブラウザ覗かれたら結構恥ずかしいぞ

484 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 04:39

このシュールなスレタイだから良いんだよ

485 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 05:09

青臭さの残るスレタイって素敵やん

486 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 05:10

れいな可愛いよれいな

487 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 05:11

れいな可愛いよれいな

488 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 05:13

れいなれいな可愛いよれいな可愛いよれいな

489 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 05:19

新職人ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!

>>483
これは再利用スレだ、文句はクソスレ立てた1の1に言ってくれ。

490 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 06:08

１のころは雑談してたからな

491 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 09:05

ho

492 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 09:56

まぁ昔がどうであれ、今の良ｽﾚという事実は変わらない
新職人様乙です！

493 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/03 11:09

494 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 11:10

俺はこのスレタイでいいと思うな
一見ただのネタスレだと思って開いてみたら感動するってギャップあるし
こっそりやってる感がいいと思う

495 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 11:44

>>489
あんた毎回一言多い人だろ

496 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 11:45

http://erinet2.merseine.nu/source/kame2288.jpg

497 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 11:52

>>496
この画像を元にストーリーひねりだせそうな気がしてきた
つーか水中で撮影する意味って？？？

498 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 11:58

>>486-488ってあからさまに工作だよね

499 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:01

>>498
夏休みの？

500 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:03

>>498-499
warata

501 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:04

>>499
ボケた方がいい？
それともツッコんだ方がい〜い？

502 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:32

>>501
ノリツッコミでお願い致します

503 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:59

>>502
お断りしますｗ

504 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 12:59

>>503
じゃあれいなの処女は俺がいただく

505 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:03

人少ないっすね

506 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:10

そう思うなら過去小説読んでヒマつぶし

507 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:14

ここの職人は基本的に夜光臨だから
昼は待ったりまつべ

508 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:18

んだ
俺もネタを練るべ

509 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:20

暇だから愛について語ろう

510 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:24

「世界の中心で愛を叫ぶ」見た人いる？

511 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:26

本なら見たが・・・

512 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:26

>>510
映画かドラマどっち？

513 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:26

>>510
綾瀬はるかのTシャツごしの胸に目がくぎ付けっだった

514 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:27

本・映画・ドラマはどうつながってんの？

515 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:28

ドラマならビデオとってまだ見てない

516 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:28

>>511
小説おもしろかった？
ドラマ見て惹かれたから読んでみたいんだけど

517 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:29

ドラマの主題歌変わってたね

518 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:31

わぁお誰が誰やらｗ

519 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:34

>>516
おもしろいよ
むしろ小説読んでからだと
ドラマはイメージが違うから
見る気になれない

520 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:36

主題歌は堅さんでよかったのに

521 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:37

>>519
さんきゅ
じゃあドラマ見終わってから小説読もうかな

522 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 13:52

おねだりスレの転載どうなったの？

523 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:17

今SOMEDAY読み終わったけど作者は神だな

524 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:18

>>523
うむ間違いない

525 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:28

瞳をとじては名曲やね

526 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:29

>>523
過去ログあげようか？
反応とか見ていて面白い

527 ：523 ：04/07/03 14:47

>>526
是非！お願いしますm（_ _）m

528 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:53

>>527
今ちょっと自分のPCじゃないんで帰宅してからね
10時ぐらい

529 ：523 ：04/07/03 14:55

>>528
了解しました！

530 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 14:57

>>529
ブラウザはJaneでいいかな？
他のブラウザも充実してるからどれでもいいんだけども

531 ：523 ：04/07/03 15:01

Janeです！よろしくお願いします！

532 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 15:09

>>531
ぁぃょ

533 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 16:11

ほ

534 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 16:39

>>522
おねだり転載しようか？
もういないか

535 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 17:12

あげ

536 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 18:03

トゥルトゥル

537 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 18:18

ヾ从 ;｀ ヮ´;）ノ

538 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 19:03

ほう

539 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 19:52

　

540 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 20:38

作者さま方へ

いくらなんでもﾄｩﾙﾄｩﾙはどうかと思うです
多少茂み作ってあげてくださいませ

541 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 20:41

本人ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

542 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 20:47

乙

543 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 20:49

>>534
おねだりお願いします

544 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 21:31

>>543
まだいるかな

545 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/03 21:33

秋の夕暮れ
学校帰り、モスバーガーに立ち寄った
俺、とれいな（幼なじみ）

れいな「数学の山田が今日さ〜」
俺「モグモグ・ん？」
れいな「あんた、さっきから聞きようと？」
俺「ん？モグ・ん？・・聞きようよ」
れいな「ほら！ほっぺにソース付いてる！」
俺「ここ？」
れいな「違う！左！」
俺「ここ？」
れいな「もう！イライラする！顔近づけてん！拭いちゃるけん」

れいなにほっぺを近づける俺

れいな「チュ！」
俺「！？」
れいな「へへ〜だまされてやんの〜（笑）」

546 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 21:37

おねだりやっぱいいね！
なんかニヤッとしちゃうよ

547 ：Diary ：04/07/03 21:47

春の章　〜帰り道〜
「ひっく、ひっく」
「泣くなよれいな」
「だってぇ・・・」
れいながさっきからずっと泣きやまない。いや、俺が泣かしたわけじゃない。ドラマを見
て、だ。
なんでこんなので泣けるのか、正直、不思議で仕方ない。
どんなドラマかって言うと、人間の女性を愛した雪ダルマが人間の姿で女性と恋愛して、
春になって溶けて消える、って話。今ちょうど最終回のラストシーンやってるところ。
今時、子供向けの絵本だってこんな陳腐なものはないぜ？
近頃の中学生はよく分かんね。小生意気で、妙にマセてると思ったらこんなドラマで泣く
ほど純粋だし。それとも、れいなが特別なのかな？
「うぅ、感動したばい」
ドラマが終わって、涙を拭きながられいなは言った。
「どこがいいのかねぇ・・・」
うっかり声に出してしまったのがまずかった。
「兄ちゃん！」
「は、はい」
れいながすごい目をして睨んでる。そ、そんなに怒らなくても・・・。
「兄ちゃんには分からんと？」
な、何がですか？とは恐ろしくて言えない。
「溶けるって分かってても好きな人のそばにいたいって思う気持ちが、兄ちゃんには分からんとね！？」
い、いや、そりゃ分からんでもないけどさ、ドラマでやるほどの内容か、と。
「このオニ！冷血漢！」
そこまで言うか・・・。

548 ：Diary ：04/07/03 21:48

「れいながおらんくなっても、きっと平然としとるんばい」
いや、そんなことないと思うけど・・・。って、よく考えると、れいなって不思議なやつ
だよな。うちに来てからもう5ヶ月近くになるけど、いつまで経っても帰る様子もなく、
誰かが探しに来る様子もない。
れいな、お前はいったいどこから来たんだ？
口に出すと消えてしまいそうで、その疑問は胸にしまったままだ。
今はこうしてれいながそばにいるだけで、それだけでいい。
「兄ちゃん？」
「ん？」
れいなが心配そうな目で俺を見ている。
「どしたと？どっか悪いと？」
俺、今どんな顔してだんだろう？
「いや」
言いながら、俺はれいなの頭をクシャクシャと撫でた。
「れいな、明日一緒にどっか出かけるか？」
「ホントに？よかと？」
「ああ。バイトもないし、買い物でも何でも付き合ってやるぞ」
「やったー！れいなね、春物の服買いたかったと」
れいな、すごく喜んでた。これだけ喜ばれると俺も嬉しくなる。
「引きずりまわしちゃるけんね。覚悟しといてね」
ニヒヒ、とれいなが悪戯っぽく笑う。
これはまずいこと言ったかな、と内心冷や汗を掻きながら、俺はれいなに合わせてハハッ
と笑った。

549 ：Diary ：04/07/03 21:48

「ちょ、ちょっと待ってくれ。れいな、休憩しよう休憩。な？」
「はぁ、なんゆーとーと？まだぜんぜん買い物終わってなかよ」
まだまだって、冗談だろ？もう3時間も買い物してるんだぞ？時間かかりすぎだ、って文
句言いたいけど、とりあえず今はれいなのご機嫌を取らないと。
「だから、な。先は長いんだし、休憩しようぜ」
「時間がもったいなか。ほら、行くばい」
と言って、れいなはさっさと先に進む。勝手に行け、ってれいなの背中に向かって呟いた。
昼間っからずっと歩き回らされて、荷物持たされて、休憩もさせてもらえないなんて。
うう、俺ってなんて可哀相なんだ。
「ほらぁ、兄ちゃん、なんしようと！？」
先を行っていたれいなが戻ってきた。
そんなこと言ったって、もう歩きたくねーんだもん。
「もう、しかたなかねぇ。ちょっとだけやけんね」
やった！女王様のお許しが出た。俺はすぐに辺りを見回して、小さなカフェを見つけた。
この上、休憩するところまで探し回られちゃかなわん。
「あそこ、あそこにしよう。な」
「どこでもよか」
れいなはムスッとして、そう言った。
しかしこいつ、こんな小さな身体のどこにこんな体力があるんだ？
それとも、俺の体力がないのか・・・。ちょっと情けない気分になりながらカフェに入
った。

550 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/03 21:48

季節外れでバレンタイン

れいな「兄ちゃん、今年はチョコもらえたと？」
　オレ「も、もろうたよ、あ、当たり前やろ」
れいな「ウソや〜、また今年も一個ももらえんかったやろ？」
　オレ「な！？」
れいな「もう仕方なか〜、かわいそうやけんれいながチョコやるたい」
　オレ「お、お前のチョコなんかいらなかよ」
れいな「そぎゃんこと言わんと、お店で買った余り物やけんもらっとき」
　オレ「はぁ！？」
れいな「ほら」(ﾎﾟｲ)（ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ････)
　オレ「ったく・・・・」

(ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻ･･･)
(中身はすごい不恰好なハート形チョコ）
　オレ「・・・これ・・・売り物か？」

551 ：Diary ：04/07/03 21:48

「はぁ」
コップの水を一気に飲み干すと、大きく息をついた。このままテーブルに突っ伏したい気
分だ。
「もぉ、兄ちゃんだらしなか」
れいなが呆れ顔で俺を見てる。
「お前の買い物が長すぎるんだよ」
「知ってて付き合ってやるって言ったの兄ちゃんばい？」
うっ、そりゃそうだけどさ。やっぱりちょっと後悔・・・。
「もうちょっとやけん、ね。我慢して」
「もうちょっとって？」
「2時間くらい」
一瞬喜んだ俺がバカだった・・・。
「もぉ、兄ちゃん、れいなと一緒に歩けて楽しいとか思わんと？」
い、いやそりゃ楽しいけど、もうちょっと手加減してくれるとなおいいって言うか・・・。
「れいな、すごく楽しみにしとったのに・・・」
あ、やばい。れいな泣きそう。
「楽しい！楽しいよ。もうこ〜のくらい楽しい」
俺は両手を大きく広げて言った。れいなのやつ、聞いてねーでやんの・・・。
れいなは窓際の席のほうをジッと見てた。
カップルがベタベタしてる。おいおい、お前らちょっとは遠慮しろっつーの。
あ、れいなが羨ましそうな目で見てるよ。まさか・・・。

552 ：Diary ：04/07/03 21:48

「ねぇ兄ちゃん」
「却下」
「まだ何にも言ってなか」
「言わなくても分かるよ。あんなふうにしたいんだろ？」
「だめ？」
「だめ」
「ケチ」
そう言ってから、れいなはもう一度カップルのほうに目をやった。
「ねぇ兄ちゃん」
「今度は何だよ？」
「れいなたちも恋人同士に見えるかなぁ？」
「見えねーよ。どう見ても兄妹にしか見えない」
「もうよか」
れいなはぷぅっと頬を膨らませた。
「休憩終わり。行くばい」
「お、おい、もうかよ。まだ全部飲んでねーよ」
「もう十分休んだっちゃろ？」
たく、ちょっと思い通りにならないとこれだよ。ハイハイ分かりましたよ。
俺は半分ほど残っていたコーヒーを一気に飲み干すと、先に席を立っていたれいなの後を
追いかけた。

553 ：Diary ：04/07/03 21:49

「おいれいな待てよ」
支払いを済ませてから、荷物を両手に抱えてバタバタとれいなを追いかける。
「そんなに怒るなよ」
「別に怒ってなか」
背中を向けたままそっけなくれいなが言う。
「怒ってんじゃん」
「怒ってないって言っとーと！」
うわ、めちゃくちゃ怒ってる。しかたないな・・・。
「なぁ機嫌なおせよ、服1着買ってやるからさぁ」
「そんなもんで釣られるほど子供じゃなか」
「分かった、2着。2着買ってやるから」
「ホント！？」
クルッとれいなが振り返った。満面の笑みを浮かべてる。
「うれしかぁ〜。何を買ってもらおうかな？」
な、こいつ・・・。やられた。
「2着買ってもらうけんね。嘘ついたら許さんばい」
ニヒヒ、と例の如く笑った。
くそ。まあバイト代入ったばっかだからいいか。
ただ、あちこち連れまわされるのはマジ勘弁・・・。頼むから早く決めてくれよぉ。
そんな俺の思いが伝わったのか、思ったよりずっと早くれいなの買い物は終わった。
と言っても1時間かかったけど。
「兄ちゃんありがとー」
「ああいいよいいよ」
「れいな大切に着るばい」
れいな、めちゃくちゃ嬉しそうだな。そんなに欲しかったのかあの服。
「兄ちゃんから初めてプレゼント貰ったったい」
ああなるほど、そういうことか。俺って鈍いな。しかし服くらいでこんなに喜ぶとは。も
っと早く買ってあげればよかったかな？

554 ：Diary ：04/07/03 21:50

「あ！」
「どうした？」
「ちょっと買い忘れた物があるけん、ちょっと待ってて」
「おいおい、また今度にしようぜ」
さすがにこれ以上は勘弁だよ・・・。
「すぐ戻ってくるけん、ね？」
「分かったよ。じゃあここで待ってるから」
「うん」
そう言うと、れいなはパタパタと走っていった。
5分ほどして、れいなが小走りに戻ってきた。小脇に紙袋を抱えている。本？かな。
「おまたせ」
「ああ、何買ってきたんだ？」
えへへ、とれいなは笑っただけだった。
まぁいいか。俺はれいなが言おうとしない事は無理に訊かないことにしてる。男には言え
ないこともあるだろうし、それが女の子と暮らす時の礼儀かな、と。
「じゃあ帰るか」
「うん」

555 ：Diary ：04/07/03 21:50

駅に着くと、思った以上に構内が混雑していた。
「うわぁ、なんだよこれ？」
放送によると、どうやら事故があって列車が遅れてるらしい。そのため、駅の中はぎっし
りと人が詰まってる。
「・・・・」
れいなはずっと無言だった。
れいなはどうも人ごみが苦手、と言うより怖がっているようだ。以前、満員電車に乗るの
をためらっていたのも、人ごみに入りたくなかったからだろう。
それ以来、俺はれいなといる時はなるべく人ごみを避けるようにしてる。また前みたいな
ことがあったら嫌だし。
れいなが人ごみを怖がる理由は俺には分からない。
理由を知りたいとは思うんだけど、なんか傷口に触れてしまいそうで訊けずにいる。
よく考えると、俺はれいなのこと何にも知らないんだなぁ。
「タクシー、使おうか」
「そんな、もったいなか」
「でも・・・。じゃあ、どうする？」
「歩こう」
「はぁ？」
おいおい、歩くだって？なんちゅう提案を・・・。

556 ：Diary ：04/07/03 21:51

「いや？」
いや？って言われてもなぁ。まあ、そんなに嫌じゃない。歩いてもどうせ1時間足らずだ
し。まあいいか。
「よし、歩こう」
「うん」
れいなは俺の手から荷物を半分取ると、家の方向に歩き出した。
その後をゆっくりと歩く俺。
れいなの元気な背中を見てると、なんか力が湧いてくるような気がする。
連れまわされて疲れてるはずなんだけどな。
れいなってホント、不思議なやつ。
「れいな」
「ん？」
「いや・・・、さっき何買ったのかな？って」
「ん、これ？」
れいなはガサゴソと紙袋から中身を取り出した。
日記？
「これ、兄ちゃんにプレゼント」
はぁ？俺に日記を書け、と？

557 ：Diary ：04/07/03 21:51

「俺、日記なんか書かないぞ」
「違う違う」
れいなは笑って否定した。違うって、じゃあなんなんだ？
「これは、れいなと兄ちゃん、二人の日記」
「そう。二人でその日あったことを書くと」
あぁ、なるほど。それはちょっと面白いかも。
「でしょ。今日から、二人の思い出をいっぱい書くんだよ」
そう言うと、れいなは腕を組んできた。
「お、おい、ちょっと」
「恥ずかしがらんでもよか」
「そうじゃなくて」
まぁいいか。こうしてれいなと腕を組んでるのも悪い気しないし。
「あ、兄ちゃん、あれ」
れいなが空に向かって指を差した。
「わぁ」
思わず声が出た。空に浮かぶ、真っ赤な夕日。
どこか懐かしくて、優しい夕焼けが空に広がっていた。
「綺麗かねぇ」
れいなもぽ〜っとして夕日を見ている。
「あぁ・・・」
なんとなく、二人は立ち止まって、しばらく沈んでいく夕日を眺めていた。

あの日、お前といっしょに見た夕日を、俺は一生忘れないよ・・・。

558 ：Diary ：04/07/03 21:52

流れ読めなくてすみません
以上で第3章終わりです

559 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/03 21:53

作者さん乙です
割り込んでしまいすいませんでした。

560 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 22:00

ぷはぁ〜！！
大量更新乙です！
俺もれいなと日記つけたいな♪

561 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 22:02

２人とも乙です！
気にせずがんがりましょ

562 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 22:04

おねだりスレみてたら博多弁コンバーターなるものが
ttp://www2h.biglobe.ne.jp/~rayfox/fukuoka/hakataben.html

563 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 22:50

できるとき保

564 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 22:50

人稲っすね・・

565 ：Remember me ：04/07/03 23:00

病院の床は、冷たい蛍光灯の光を照り返して、
いやらしいほどテラテラと光っていた。
妙に冷えたまなざしで、あまりの事態に呆然とする自分を
頭の奥のほうで観察しているみたいな自分がいた。
目にするもの、目にするもの、全てが信じられなかった。
血に染まった兄のシャツ。土気色の父の指。
消毒液の匂いに混じった、鉄くさくすえた匂い。
すすにまみれた母の結婚指環の、裏側の字の凹凸。
霊安室。
静かに閉めた扉の上でうそ寒いゴチックの文字が、視界に躍った。

566 ：Remember me ：04/07/03 23:00

「間違いありません」
自分のものとは思われないほどかすれた低い声が耳朶によみがえる。
誰もいない待合室で、ベンチに体を投げ出すようにして座った。
タバコを吸おうとしてポケットを探り、ふと思い出して舌打ちした。
病院内は、禁煙だ。
どのくらい、そうして座っていたろうか。院内は呆れるほど静かだった。
……お兄さんが運転席に、美貴さんが助手席に。あなたのご両親は真中のシート、
……美貴さんのご両親は後部シートに座っていました。
……あの辺は、週末になると暴走行為を繰り返す地元のチンピラが…
……カーブで暴走車と正面衝突して…
……チンピラにあおられてチェイスしていたダンプが突っ込んで…
……最後まで息のあった美貴さんも先ほど…
脳裏に蘇る言葉の一つ一つは、突き刺さるほど鮮明だった。
ただ、どうにも実感が湧かなかった。
ぱたりぱたりとスリッパを鳴らす足音が近づくのを聞いて顔をあげた。
さきほど、遺体の確認の際に立ち会ってくれた警官が
中学生くらいの少女を伴なって向こうから歩いてくるのが見えた。

567 ：Remember me ：04/07/03 23:01

「ああ、お待たせしました。れいなさん、こちらです」
警官の言葉の後半は、傍らの少女に向けられていた。
ウサギのように真っ赤に目を泣きはらした、小柄で華奢な少女だった。
俺が立ち上がると、少女はあたりまえのように俺の袖をつかんで
俺の後ろに身を隠すようにした。
「このたびは、ご愁傷様でした」
警官はあらためて深く頭を下げた。まだ若い。同い年くらいか。
「今日はもう遅いですし、明日あらためていくつか事情を伺わせてください」
署に行く旨を伝えると、彼は安心したようにうなずいて、
今日のところはお引き取りください、と言うときびすを返した。
まだ仕事があるのだそうだ。

568 ：Remember me ：04/07/03 23:03

ともあれ帰ろうと歩き出しかけて、袖に抵抗感を感じた。
振り返ると、先ほどの少女だった。忘れていた。
やっぱり相当動転している自分に気がついた。あの若い警官もそうなのだろうか。
何の説明もなく、置いていってしまった。
「ええと…、君は」
しゃくりあげるような声で、「れいな」と返ってきた。
その名前で思い出した。美貴さんの妹だ。
もっとも、会うのはこれが初めてだった。
……そうか。この子は、俺と同じなのか。
あのあまりにも理不尽な電話で、ここにいるのだ。
言葉を発したことで、少女のなかのたがが外れたようだった。
彼女はくちびるを白くなるほどぎゅっとかんだ。
ふっと潤んだ目元を、ぱちぱちとさせている。
俺の胸の奥のどこかが、かっと熱を取り戻した。
「家に誰かいる？」
彼女は首を横に振った。たしか４人家族だったはずだ。
「親戚とかは？」
また、首を横に振った。
「じゃあとにかく送っていくよ」
そういうと、また首を横に振った。どういうことだ。
眉根を寄せると、れいなはかすれた声を絞り出した。
「やだ……ひとりでおうちに帰るのいや」
「じゃあどうするの」
口にしてから、後悔した。この憔悴しきった中学生に聞く言葉ではなかった。
しかし、彼女は案外しっかりした瞳で見上げてきた。
「お兄さんに預かってもらうって警察の人が言ってた」
…あの警官も相当動転していたらしい。まだ新米なのだろうか。

569 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:09

更新乙です！
いきなり二人だけになってしまったんすね・・美貴ネェ・・

570 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:12

なんだろうこの孤独感は・・・

571 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:13

乙〜
そうきたか

572 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:16

今日マジで人少ないっすね

573 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:21

乙華麗
いやぁへヴぃですなぁ

574 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/03 23:21

れいな…(´Д⊂ヽ

575 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:43

Remember me氏おつです

でも一言だけ

・・・美貴たんを頃すな！

576 ：アンバランス ：04/07/03 23:54

>>434

577 ：名無し募集中。。。 ：04/07/03 23:54

｜　 ノﾉﾉ从ヽ 　　|
｜　川�Vv�V） 　 |
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
｜⌒⌒⌒　＜⌒ヽ o ｡　うああぁぁ．．．
｜　　　　　 ＜_　　ヽ｡　　美貴様･･･
｜　　　　　　o とノ　ﾉつ
｜　　　　　　 ｡　 | 〜つ

578 ：アンバランス [sage] ：04/07/03 23:54

すいません、ミスりました。
申し訳ない。

>>434
「久しぶりだね。」
駅へと向かう下り坂、
並んで歩きながられいなが言った。
「一馬、大きくなりよったね。」
「うん、れいなはあまり変わらないな。」
キャミソールから伸びた手足は未だ子どものそれだ。
「女の子やけんこんままでよかの。
　身長、何センチくらい伸びたと?」
「15センチくらいかな?
　･･･れいな、なんか俺変なこと言った?」
「ううん、全然。」
帽子の奥でいたずらっぽく笑う。

これってデートに見えるのかな?
でもそんなことを意識しているのは僕だけのようで、
「早く、信号変わっちゃうけん!!」
スカートをなびかせて走っていく後姿は
小学校の放課後を思い出させた。

579 ：アンバランス [sage] ：04/07/03 23:55

駅前のアーケードは残暑にもかかわらず、
たくさんの人でにぎわっていた。
「どこ行く?」
駅前まで目的があって来たわけではない。
だいぶ変わった、なんてれいなの母は言っていたが、
実際、それほど大きな変化があるわけではない。
それに、僕が行くような店は限られている。

「うーん、じゃあれいな、公園に行きたか。」
「公園?」
「うん、あそこなら涼しいし。
　それに、･･･二人でゆっくり話したか。」
そういうと、れいなは少し照れくさそうに笑った。
意識しているのは僕だけではないみたいだった。

580 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:15

今日は人稲だね
アンバランスさん更新乙です！

581 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:17

居るけど続くかなぁとタイミングをorz
アンバランス氏、Remember me氏乙です！

美貴帝にはあとで何かいいもの送っておきましょうorz

582 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:20

報道太郎さんのくね萌え作品が読みたし

583 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 00:21

アンバランスです。
途中でブツっと切れた感じになってしまって申し訳。
今晩中にもう少しいけるかもです。

584 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:22

>>583
乙です！
今日はずっと起きてますｗ

585 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:27

なんかこうレスが少ないと不安になるっすね

586 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:30

>>作家の皆さん
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

587 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:32

なんか久しぶりハーン見た気がする

588 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:32

こないだの朝起き見てて思ったけど、ROM専多いと思う

589 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:34

>>588
ここもそうなんかな
なんか更新後レスないと不安になるね

590 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:34

予想できてたことだけど、美貴様が死ぬなんて・・・

591 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:37

みきれなにとってはショックだね

592 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 00:45

すいません遅くなりました
1〜5までの過去ログです（Jane用）
http://age.tubo.80.kg/age01/img-box/img20040704014316.zip
ダウソして解凍して中にある.idxファイルと.datファイルをJaneのあるフォルダのlog内にある
モ狼フォルダにコピペしてください
そうすればたぶん見れるはず

593 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:48

>>592
俺昼間の人じゃないけど乙です

594 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:51

おねだり職人さん寝ちゃったかな？

595 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 00:59

報道太郎です。アンバランスさん、Remenberさん乙、がんばってください
>>582
ありがとうございます、新作の構想は少し固まって、題名までは出来てますが・・・
もうちょっと時間がかかりそうですw

596 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 01:04

>>595
報道太郎さん期待してますよ〜
(くねくね)にはかなり萌えますよｗ

597 ：アンバランス [sage] ：04/07/04 01:37

>>579
公園は駅から歩いて5分程。
街のざわめきは嘘のように消え、
風も幾分爽やかに感じられる。

少し前を歩くれいなの
肩まで伸ばした髪が揺れている。
微かに風に混じる化粧の香り。
僕は化粧のことなんて何もわからなかったけど、
その香りはとても似合っていると思った。

「明日ね、コンサートやるけん。」
首をこちらに向けながられいなが言う。
「一馬は練習?」
「いや･･･。」
言葉を濁す僕。
「あ、そっか。そろそろ受験やもんね。」
声のトーンが落ちたことを、受験のせいと思ったらしい。

598 ：アンバランス [sage] ：04/07/04 01:37

「うん。これでも一応受験生だからね。」
勉強などする気はさらさら無いのに、
僕はれいなに話をあわせることにした。
「れいなは勉強は?」
「わたしは･･･あんまり勉強してなかかも。
　仕事が忙しくって･･･って、
　仕事が無くても勉強しなかったと思うけん。」

他愛も無い会話。ゆっくりと流れる時間。
でも、明日からはれいなはいない。
この時間は、また暫くはお預けになってしまう。
ひょっとしたら、永遠に。
大切なものはなくしてから気付くって事が
どういうことなのか判ったような気がした。

「なん考えてると?」
「ん･･･れいなのこと。」
少しそんなことを考えていた僕は、
恥ずかしげもなくそんな台詞を言ってしまった。

「な、な、なに言い出すけん、急に。」
慌てるれいな。でも僕も内心、同じくらい慌てていた。
「いや、えーっと･･･そうだ、ソフトクリーム買ってくるよ。バニラでいい?」
「･･･うん、なんでもよか。」
僕は小走りで売店に向かった。
背中にれいなの視線を感じたけれど、
それはただの自意識過剰だったのかもしれない。

599 ：アンバランス [sage] ：04/07/04 01:37

「ただいま。ストロベリーとチョコレート、どっちがいい?」
れいなは木陰のベンチにちょこんと座っていた。
「バニラがよかって言ったけん。」
「あれ、そうだっけ?」
「ふふふ。ウソだよ。」
慌てる僕の右手からイチゴ味のアイスをとり、
猫のようにぺろっとそれを舐めた。

「ありがと。いくら?」
「いいよ。久しぶりだし、おごるって。」
「そんな･･･悪かって。」
「いいから。溶けるよ?」
9月の日差しに、ソフトクリームは
早くも形を変えようとしている。
「･･･うん、わかった。ありがと。」
そう言ってれいなはまた、ぺろっとソフトクリームを舐めた。

600 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 01:38

本日の更新はここまでです。
報道太郎さんをはじめ、レスをくれた方々
どうもありがとうございました。

601 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 01:39

もつかれーしょん

602 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 01:49

乙〜

603 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 02:03

おつんつん

604 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 02:18

>>575
俺も思った
美貴様を頃すな！
けど乙です

605 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 02:50

ほ

606 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 03:03

作家の皆さん更新乙でした〜！
俺も寝ますです

607 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 03:59

ファーさん小説書いてちょ

608 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:03

ここって自由に書いていいの？

609 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:07

>>608
小説更新までは雑談おーけー

610 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:13

あ、いや、なんか小説みたいな駄文を自由に書いていいかって意味だったんだが
すまん

611 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 04:16

>>610
そうなんですか
じゃあ最近ないので萌えあり小説お願い

612 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:22

わかった、いつになるか分からんけどちょっと頑張ってみる

613 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:25

>>612
ヨロ〜♪

614 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 04:33

美貴たんを序盤であえて頃したのは斬新だと思う。
今後に期待。

あと、過去ログうｐサンクス！

615 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 05:08

>>612
ほのかな期待をしてみる

616 ：名無し募集中｡｡｡ ：04/07/04 07:01

保全

617 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 07:28

>>アンバランス氏
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

618 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 08:34

６期スレ立ってましたね
閑散としてますが
http://ex6.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1088865561/

619 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 08:41

季節外れの花火大会に二人っきりで行きたい。
浴衣姿のれいなが、突然腕を組んできてドキドキしたい。

れいな「こうしとると、恋人同士に見えるかいな？」
俺「み、見えるわけなかやろ」
れいな「あーにいちゃん、ドキドキしとるでしょ？」
俺「するわけなかやろ！」
れいな「うそぉ。れいなの腕に、にいちゃんの心臓の音伝わっとーよ」

620 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 08:41

恥ずかしくなって、乱暴に缶ビールを飲もうとする俺から
缶ビールを奪い取って飲むれいな。

俺「おい！未成年が酒なんか飲むなよ！」
れいな「うげぇ〜苦〜い。にいちゃんよくこぎゃんの飲めるね」
俺「ふん、お子ちゃまには無理ばい。ジュースでも飲んでろって」
れいな「れいなはもう子供やなかよ！子供扱いせんでよ！」
俺「はいはい、分かったからビール返せ」

（れいなからビールを取り返して飲む俺）

れいな「（小さな声で）・・・あ、間接キス・・・」
俺「え？なんか言ったか？」
れいな「・・・・・・ねえ、にいちゃんさぁ」
俺「うん？なんばい」
れいな「ううん・・・なんでもなかよー」

（また俺の腕にギュッとしがみついて来るれいな）

俺「なんなんだいったい」
れいな「うふふ、にーいーちゃん」

621 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:32

朝っぱらから
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

622 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:38

おねだりｽﾚとはまた懐かしいな
兄ちゃん殺して怒られた記憶がある

623 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:41

俺がれいにゃとかくれんぼをしてれいにゃを見つけたときの画像をうｐしたよ
ttp://eos-d.axisz.jp/newbbs2/img-box/img20040703194219.jpg

624 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 09:43

>>622
２回目の902-905ですか？
次あたり貼らせてもらおうと思ってたんですが
ダメでしょうか？

625 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 09:44

>>623
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

626 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:50

>>623
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

627 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:52

れいにゃ、れいにゃ♪

628 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:52

>>624
ああ確かその辺
どうぞお好きなように

629 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 09:53

>>623
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

630 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 09:55

ここはﾆｬﾝｺ好きなれいなｽﾚですねﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

631 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 10:08

れいにゃ
ttp://age.tubo.80.kg/age01/img-box/img20040704110623.jpg
ttp://age.tubo.80.kg/age01/img-box/img20040704110745.jpg

632 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 10:10

セカチュー
http://age.tubo.80.kg/age01/img-box/img20040704110835.jpg

633 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 10:22

れいにゃあかわいい

634 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 11:37

ハロモニ上げﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

635 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 11:48

おっと今日は盛り上がってますね！
おねだり転載ヨロ〜♪

636 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 12:53

ハロモニでスレ乱立してるので
ちょっとあげておきます

637 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 13:01

過去小説（現在進行形含む）読むと作者の心の女性像とか見えてきて面白ですな

638 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 13:19

それぞれ分析よろ

639 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 13:20

基本的に薄幸系だよね＞小説れいな

640 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 13:23

俺はおばか系がわりとスキかも

641 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 13:38

名無し娘。氏の作品とかだね

642 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 14:28

幸せになって欲しいなあ、れいな

643 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 14:44

名無し娘さんて今小説書いてるのかなあ

644 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 16:00

　

645 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 17:11

昼は保全
夜はﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

646 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 17:35

（れいなは急いで病室に駆け込んだ）
（物音で眼を覚ます兄）
れいな「はぁはぁ」
兄「れいなか・・・・？」
れいな「にーちゃん・・・」
兄「れいな、泣いとぉとか？」
れいな「・・・・」
兄「泣いとったらせっかくの美人が台無しばい」
れいな「・・・・グズッ」
兄「そぎゃんことや彼氏できんぞ」
れいな「よか、彼氏なんかいらん。にーちゃん、約束覚えとぉ？」
兄「約束？」
れいな「れいなが大きくなったらお嫁さんにしてくれるって・・・」
兄「フフ、馬鹿やな、兄妹は結婚出来なかよ」
れいな「だけん、約束は約束ばい。破ったら許さんけんね」
兄「ハハハ、無茶言うな」
れいな「無茶やなか。早く元気になってれいなと結婚しよ？」
兄「・・・・・・ごめんな。兄ちゃんもう駄目らしか」

647 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 17:36

れいな「駄目やなか！にーちゃんがいなくなったられいな・・・・」
兄「れいな・・・・」
れいな「にーちゃんが死んだられいなも死ぬ！」
兄「れいな！」
"ビクッ！"
兄「れいな、死ぬとか言うな。れいなまでいなくなりよったら父さんや母さんはどぎゃんするとか？」
れいな「だって・・・・」
兄「れいなは父さんや母さんが不幸になってもよかと？」
れいな「・・・・」
兄「もう泣きやまんね。れいなが泣いとると兄ちゃん安心して眠れんばい」
れいな「にーちゃん・・・」
兄「あ〜、なんか眠たくなりよったな・・・」
れいな「にーちゃん、寝たら駄目ばい。寝たられいな許さんけんね」
兄「・・・・・・」
れいな「にーちゃん、寝たら駄目ばい！にーちゃん！」
兄「・・・・れいな」
れいな「なんね？」

648 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 17:37

兄「結婚してやれんくてごめんなぁ」
れいな「そぎゃんこと言わんでよぉ」
兄「ほんとうにごめんなぁ・・・・」
れいな「うぅ〜」
兄「・・・・・・・」
"ピ―――――――――――――――――――"
れいな「にーちゃん？にーちゃん、寝たら許さんって言うたばい？にーちゃん！」
（必死に肩を揺さぶるれいな）
れいな「にーちゃん、目ば開けんね！」
母「れいな」（れいなの肩にそっと手を置く母）
母「もうお兄ちゃんば寝かせてあげなさい。今までずっと頑張ってたんやけん」
れいな「なんでそぎゃんこと言うと？悲しくなかと？」
母「お兄ちゃんね、れいなが帰ってくるまでは、ってずっと頑張ってたとよ」
れいな「・・・・」（兄に目を落とすれいな）
母「ほら、もう泣くのやめなさい。お兄ちゃん言うてたでしょ？れいなが泣いとったら安心して眠れんって」
れいな「~~~~~~~~~~~~~」
母「安心させてやらんね」
れいな「うぅ〜」

649 ：おねだり転載 [sage] ：04/07/04 17:38

母「ほら、頑張ったお兄ちゃんになんか一言言ってあげなさい」
れいな「・・・・・にーちゃん、ごめんね。れいないつもワガママばっかり言って・・・・」
「――――――――」
れいな「にーちゃん・・・・」
「――――――――」
れいな「ヒック、ヒック、にーちゃ・・・・」
「――――――――」
れいな「にーちゃぁん・・・・・、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

650 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:03

これが噂のおねだりか・・
兄ちゃぁぁぁぁぁん！！！！

651 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:03

兄ﾁｧ━━━━━━ ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡━━━━━━ﾝ!!!!

652 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:07

やっぱおねだりスレは最高だったな

653 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:08

小説書くのって難しいね
一行書いたら筆が進まない

654 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:41

その繰り返しで書けるようになると思いますよ　一行の積み重ねがいずれ形に
ところで、どなたかAA作れる方いますか？

655 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:51

>>654
AA作成依頼専用スレッド in モ板 part3
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1070639073/

656 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:54

>>654
結構住人気難しいので依頼は慎重に

657 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:54

>>655
ありがとう　そうかやっぱり依頼するしかないのか

658 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 18:57

>>656
気難しいのかぁ　じゃあ無理だな　やりたいことがあったんだけどやめとくよ

659 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 18:59

　　　　　　　　　　　　　ｷｮｳﾓｶﾜｲｲ
ﾜｲﾜｲ　　　　　ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ
　　。。。。 　　　　　　　　ｳｪｰｳｪｰ
　　i＾Ｙ＾Ｙi　 ﾉﾉハヽヽノハヽo∈
　　☆ノハヽ从*･ ｡.･)（｀ヮ ´ 从
　 ﾉﾉ；＾ｰ＾)／　　,,つ/　　⌒i　ﾄｩﾙﾄｩﾙじゃなか！　
＿(__つ＿_/　/￣ 　　￣/ i |＿
　　　　　　＼/ ROCKY/ 　ヽ⊃
　　　　　　　 ￣￣￣￣

660 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 19:01

　　　　
　　ノノハヽo∈　←>>540
　 从 ;｀ ヮ´;）　　　
＿(__つ/￣ ￣￣/＿
　　＼/　reina　/
　　　 ￣￣￣￣
ﾄｩﾙﾄｩﾙﾄｩﾙﾄｩﾙ

661 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 19:04

>>658
やるだけやってみたら
でも依頼のしかたは読んどいたほうがいいよ

662 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 19:07

>>661
ありがとう　読んでみるよ
ここにね作れる人がいたらお願いしたいことがあったの

663 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:01

　　　　　　

664 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:08

>>646-649
個人的に1行にまとめ切れなかったところが悔やまれる
他の人は1行でまとめてて凄いと思った

665 ：アンバランス ：04/07/04 20:15

>>599

「ねえ、最近はどんな曲聴いてると?」
ベンチに並んで座る。
アイスはあっという間に僕達の胃に消えていった。
「うーん、最近ちょっと洋楽とか聴いてる。
　あとトランスとかかなぁ。」

「他には?」
少し期待するように、れいながこちらを見る。
鈍感にも、僕はそこまでされてから
やっと視線の意味に気がついた。
「あとはモーニング娘。とか。
　ほら･･･れいなが真ん中で歌っていたやつとか。」
本当に聴いているなら、タイトルまで答えられて当たり前だ。
でも僕は、さびのメロディーしか思い出せなかった。

「ありがと。」
「それとあの･･･。」
頭をフル回転させる。何曲かテレビで見たはずだ。
あれはなんというタイトルだったっけ･･･。
「ううん、いいの。ありがと。」
ほんの少し寂しそうに笑うれいな。

「ごめん･･･。」
「なに謝るけん。
　聴きたい曲を聴いていればいいんじゃなか?」
そういうとれいなはふわりと立ち上がり、歩き始めた。
僕がついて来るのを待って、
れいなは歌を口ずさみはじめた。
聴いたことの無い、でもどこか懐かしいメロディーだった。

666 ：アンバランス [sage] ：04/07/04 20:16

「どうして恋人になれないの?」
ただの幼馴染だと思っていたれいな。
が、その声は信じられないほど艶っぽく、
僕は急に鼓動が早くなるのを感じた。
その一方で、こういうのが胸が高鳴るってことなんだなと
どこか冷静に考えている自分がいた。
「じゃどうして口づけをしたの、あの夜。」

幼さの残る横顔。
女を感じさせる歌声。
そして、少しだけ背伸びした歌詞。
そんなれいなが、僕にはひどく不安定に感じられた。
それとも年頃の女の子というものは
すべからく不安定なものなのかもしれない。

「あのキスで変わった･･･。
　キスでなにが変わるんやろ?」
「へ?」
急に話題を振られ、僕は間抜けな声を出してしまった。

667 ：アンバランス [sage] ：04/07/04 20:16

「えと･･･そういう歌詞やけん。ただの歌の話。」
ファーストキス。
れいなはもう経験してしまったのだろうか。
でも･･･今の発言からは、未経験のようにも受け取れる。
そんなことを考えていたせいか、
れいなの唇が妙に色っぽく見えた。
「どうしたん?なんかついてると?」
でも本人は、そんな色っぽさなんて
これっぽっちも自覚していないようだった。

「アイスがちょっと残ってるよ。」
「え、うそ?どこ?」
慌ててごしごしと唇をこするれいな。
「ウソだよ。」
「もう、子供じゃないんやけん。」

もう子供じゃない、か。
アンバランスな、子供でもない、大人でもない年頃。
でも僕もれいなも、みんな大人にならなくちゃいけない。
そんなことは僕にだって、もうとっくにわかっていた。

668 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:16

>>664
長編おねだりもいいと思うよ
そこから小説へ→

669 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 20:17

上げてしまいました。たびたびミスってすいません。
本日の更新はここまでです。

670 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:21

歌詞に合わせててイイよ

671 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:30

ファーストキス！キターー！！
アンバランスさん乙です！

672 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 20:35

勃起スパイラルageヽ(`Д´)ﾉ

673 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 21:15

スパイラルわらた

674 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 21:18

人稲

675 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/04 21:41

あぁ　いいよな〜

676 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 22:19

毎週日曜日は人稲デーです。
ﾎｾﾞ━━━━;´Д`━━━━ﾝ !!!!!

677 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 22:22

アンバランスさん乙！
れいにゃ可愛いすぎ

678 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 22:35

やっぱ日曜日だとあの人のラジオ聞いてるのかな？

679 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 23:07

かしまし警戒保全

680 ：Diary ：04/07/04 23:12

夏の章　〜夢幻〜
「れいな、お前また痩せたか？」
「あ、分かった？嬉しかぁ〜」
いや、褒めてるわけじゃないんだけど。
元々男の子みたいな体つきしてたけど、それでも以前は女の子らしい丸みがあった。
でも今は、なんか心配になるほど痩せてる。
夏に入ってから、れいなはしばしば発熱するようになった。
「暑さに弱かと」
れいなはそう言ってたけど、俺はどうもそれだけじゃないような気がしてならなかった。
「お前、1回病院に行ったほうがいいんじゃないか？」
「医者は好かん」
いや好きとかそんなんじゃなくってだな。
「そんなことよりほら、これ可愛くない？」
子猫のぬいぐるみを俺の目の前に掲げて見せた。また話を逸らす・・・。
とは言っても、れいなが嫌がるのを無理に行かせようとは出来ない俺だった。
これじゃいけないのかもしれないけど。

681 ：Diary ：04/07/04 23:13

「それにしてもまぁ・・・」
部屋を見渡して、小さくため息が漏れる。以前と比べて、にぎやかな部屋になったもんだ。
れいなの買ってきたぬいぐるみや小物が部屋のあちこちに置いてある。
正直、狭いんだが・・・。
「なんか文句あると？」
れいながジロリと睨む。
「い、いや、ないです！」
「よろしい。じゃあご飯作るね」
そう言ってれいなは立ち上がった。
「おっと・・・」
フラリとれいなの身体が揺れた。
「おい！」
倒れる寸前、俺はれいなの身体を支えた。
「大丈夫か？お前また熱があるんじゃないのか？」
「だいじょーぶだいじょーぶ」
れいなは強がって笑ったが、どうも顔色がよくない。
「飯は俺が作るから、お前は休んでろ。な？」
「じゃあお言葉に甘えようかな」
俺はれいなを座らせると、台所に行って晩飯の準備を始めた。

682 ：Diary ：04/07/04 23:13

その日の夜、れいなはまた発熱した。40℃を超す、今までにない高熱だった。
「れいな？大丈夫か？」
「はぁはぁ。に、いちゃ、ん。くるし・・・」
「すぐに医者呼ぶから」
「医者・・・、いや・・・」
れいなが小さく首を振る。
「いやとか言ってる場合じゃないだろ」
「い、やぁ・・・」
なんつー目をしてるんだよ・・・。なんでそんなに医者が嫌なんだ？
そんなに苦しそうにして、早く楽になりたいだろうに。
「医者・・・、呼ばないで・・・」
逆らいがたい、逆らえない、れいなの声だった。
「―――――――っ！」
くそっ、分かったよ。医者は呼ばない。俺が治してやる。
俺は固く絞ったタオルをれいなの額に置いた。
「はぁ、にい、ちゃ・・・、気持ちいい・・・」
それから三日三晩、れいなは寝込んだ。
そして4日目の朝・・・。

683 ：Diary ：04/07/04 23:15

「兄ちゃん。兄ちゃん、起きんね」
「ん・・・・」
身体をゆすられて俺は目を覚ました。なんか体の節々が痛い。
畳の上？なんで俺こんなところで寝てるんだ？
・・・・・そうだ！れいなは？
俺はガバッと起き上がって脇の布団に目をやった。いない？
「兄ちゃん、どこ見とると？こっちこっち」
声のするほうへ身体を向き直す。
足？上に目線をスライドさせていく。細い胴の上にれいなの顔があった。
「れいな、もういいのか？」
「うん」
れいなが笑顔でうなずく。血色がよくて張りがあって、ホント、健康そのものの顔だった。
でも、なぜかれいなの肌が透けて見えるのは俺の気のせいだろうか？
「兄ちゃん、ありがとう」
れいながほんの少し首を傾けて言う。俺は何も言わずにれいなをそっと抱きしめた。
「兄ちゃん、苦しか」
「元気になってよかった」
「ん・・・・」
「お前、もう起きてこれないんじゃないかって思って・・・」
俺は腕に力を入れて、れいなを強く、強く抱いた。
「お前がいなくなったら俺・・・」
「ん〜」
「お前が大事なんだって分かって・・・」
「む〜」
「よかった・・・。ホントによかった」
「もう！」
いきなり俺はれいなに突き飛ばされて仰向けに倒れた。

684 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 23:16

気持ちいいで勃起しました・・・
乙です

685 ：Diary ：04/07/04 23:16

「な・・・・」
ぽか〜んとして、そのままの体勢でれいなを見上げた。
「いい加減にせんね！せっかくよくなったのに窒息死させる気？」
「わ、悪い・・・」
れいな、かなり怒ってる・・・。ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ。
ホントに、ただれいなが元気になったことが嬉しくて・・・。
「ごめん・・・・」
「もう、なんで謝ると？兄ちゃんはれいなのこと看病してくれたんばい？」
「でも・・・・」
「デモもストもなか！」
お前、なんでそんな古い言い回し知ってんだよ・・・。思わず心の中で突っ込んだ。
「・・・・兄ちゃん」
今までと違う、れいなの真面目な声だった。
「ん？」
「れいなのこと、好き？」
俺は立ち上がりながら、
「ああ、好きだよ」
そう答えた。
「そうじゃなくて、」
れいなの不安そうな顔が目に入った。
「分かってるよ」
俺はれいなの肩に両手を乗せて、れいなの瞳をジッと見つめた。
「俺はれいなのことを愛してる」
「ホントに？」
「ああ。お前が熱にうなされてる時、絶対失いたくないって思った。お前がいない世界なんて考えられない」
一瞬の間をおいて、れいなの目からぽろぽろと大粒の涙が流れた始めた。

686 ：Diary ：04/07/04 23:17

「泣くなよ・・・」
俺はれいなの小さな身体を抱き寄せた。
「だってぇ・・・」
「れいなの笑顔が好きなんだよ」
「うん・・・・」
れいなは俺のシャツで顔を拭うと、こぼれるような笑顔で俺を見上げた。
「えへへ」
「うん、それでこそれいなだ」
俺が合わせて笑うと、れいなが俺の首に腕をまわしてきた。
「兄ちゃん・・・」
「ん・・・」
俺は少しかがんで、れいなは少し背伸びして、そうして二人の唇は重なり合った。
俺はれいなの身体をそっと抱きしめた。
一度顔を離して、目でお互いの気持ちを確認すると、今度は強く唇を求め合った。
「ん・・・、ふっ・・・」
息継ぎがうまくできず、時おりれいなが苦しそうに喘ぐ。
れいな、れいな、れいな。
喋らなくても、顔を見なくても、唇かられいなの気持ちが伝わってくる。
きっと、俺の気持ちもれいなに届いていると思う。
れいな、好きだよ。
ずっと、このままでいられたら・・・。
永遠とも思える数分間の後、二人は唇を離した。
れいなが恥ずかしそうに笑う。
俺もれいなに釣られて口の端を引き上げた。

687 ：Diary ：04/07/04 23:17

「兄ちゃん、あのね・・・」
れいなが俺の耳元に顔を寄せた。
「-------------」
俺は顔を起こしてれいなを見返した。
「いいのか？」
顔を真っ赤にしたれいなが小さくうなずく。
れいな・・・。
俺はれいなの小さな身体を抱きかかえると、そっと布団の上に下ろした。
「ホントにいいのか？」
もう一度、俺は確認した。
「ぅん・・・・」
と、れいなの消え入るような声が俺の耳にかすかに聞こえた。
カーテンの隙間から差し込む朝日の中で、二人は身体を重ねた。
そして・・・。

688 ：Diary ：04/07/04 23:18

「う、ん・・・」
目が覚めたのは夕方だった。眠い目を擦りながら部屋の中を見渡して、俺は慄然とした。
れいながいない。
それだけじゃない。れいなの買ってきたぬいぐるみも、小物も、何もかもが無くなっている。
「なんだよこれ・・・」
押入れの中のタンスを開ける。れいなのために空けたはずの場所に、俺の服が入っている。
洗面所に行くと、鏡の前のコップに青い歯ブラシがぽつんとささっている。
流しを見ると、れいなとお揃いで買ったはずのマグカップが、どこにも見当たらない。
すべてが、れいなと出会う前の状態になっていた。
全部、夢だったって言うのか？
あの感触が、あの温もりが、あの思い出が、全部夢の中の出来事だって言うのか？
そんなバカな！
一体どこからが夢だって言うんだ？
れいなが家に来てからの約10ヶ月、全てが夢？
れいなは俺の夢の中でしか存在しない？
嘘だ嘘だ嘘だ！！
今朝、れいなは確かにここにいたじゃないか。
そしてお互いの気持ちを確認して、それから・・・。

689 ：Diary ：04/07/04 23:19

ふいに目の前がかすんだ。なんだよ、クソ！
右手で目の辺りををこすると、しっとりと濡れた。
涙が溢れ出てた。あのれいなが夢だったなんて認めたくない。
でも、れいながいたという証を見つけられずにいる。
本当は夢だって気付いてるんじゃないのか？
心の中でそう囁く声が聞こえる。
1時間、部屋中をひっくり返して、それでもれいなの匂いすら見つけることが出来なかった。
夢、だったのか・・・。
二人で見たドラマ、二人で出かけた街、夕暮れの帰り道、あの時の夕日・・・。二人の思い出すべてが夢・・・・。
思い出・・・・、日記！！
そうだ、二人の思い出を書き綴ったあの日記。
たしか机の引き出しに入れていたはず。俺は机に駆け寄り、引き出しに手をかけた。
開けようとして、手が動かなくなった。
もしこの中に日記がなかったら・・・。そう思うと、怖くて開けられない。
心臓がドクンドクンと大きな音を立てている。
絶対に、夢なんかじゃない！
俺は心の中で大きく叫んで、机の引き出しを一気に開けた。
「！！」

690 ：Diary ：04/07/04 23:22

日記は・・・・・、あった。
日記を手に取ると、気が抜けて俺は膝から崩れ落ちた。
座ったまま、俺はパラパラと日記のページをめくった。
二人の思い出が綴られていた。夢なんかじゃなかった。れいなは確かにここにいたんだ。
でも、そうするとれいなはどこへ？その疑問の答えは、日記の一番新しいページにあった。



Dear兄ちゃん

　突然のいなくなってビックリしてるんじゃないかな？ごめんね。どうしても帰らんとい
けんくなって。顔をあわせると別れが辛くなるので、兄ちゃんが寝てるうちに家を出ます。
この10ヶ月間、すごく楽しかったよ。嫌な事もあったけど、でも、その何十倍も楽しい事
があった。全部書きたいけど、ページ足りなくなっちゃうから省くね。ただ一つ、最後の
日に、兄ちゃんと結ばれる事が出来て、れいなは本当に幸せだったよ。
　書きたいこと、いっぱいあるんだけどなぁ・・・。キリがないのでこの辺でペンを置きます。
それじゃあお身体に気をつけて。バイバイ、大好きな兄ちゃん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fromれいな

691 ：Diary ：04/07/04 23:22

ポタポタと日記の上に水滴が落ちては紙に吸い込まれていった。
涙が溢れて止まらなかった。
なぜ帰らなければならないのか、理由は分からなかった。
だけど、れいながもうここには戻ってこない、ということだけは理解できた。

夏の終わり、れいなは俺の前から姿を消した。

692 ：Diary ：04/07/04 23:24

以上、第4章終わりです。
次でラストになりますので、どうかよろしくお願いします。

693 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 23:27

お疲れﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

694 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 23:28

毎晩名作を楽しめるとは贅沢な限りだ

695 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/04 23:39

乙・・・・・

696 ：名無し募集中。。。 ：04/07/04 23:40

>>695
珍しくハートの人に本文がある

697 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/05 00:04

>>696
♥ ♥ ♥

698 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 00:18

Diary氏乙です、ラスト楽しみにしています。

699 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 00:46

>>Ｄｉａｒｙ氏
ｲｲﾖ━━━━;´Д`━━━━ﾝ!!!!
>肌が透けて見える
ｏｒｚﾏｻｶ…

700 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 00:46

毎度毎度終わりが近づくと寂しくなるなあ

701 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 01:01

最終章ではハッピーになって欲しいけど、そうはいかなそうな前フリが・・・
期待と不安を胸に最終章を待つとしますか

702 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:03

ｴﾛさのかけらもなくなってきたな。一作ぐらいエロいのあった方が盛り上がりそうだが

703 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:09

ハッピーだといいね
前フリのままでその通りの結末だと某小説の結末ともろ被りになるし

704 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:25

作家の皆さん更新乙でした！
今日はショックなことがあったので寝ますです

705 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:28

大丈夫か？
俺もここ数日嫌な事ばかりだよ

706 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:29

おまいら良くわかんないけど頑張れよ
おれも頑張る

707 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 01:31

頑張るよありがと
心の傷は癒えないけど　でも頑張るしかないわな

708 ：Remember me ：04/07/05 02:04

結局、れいなをつれて誰もいない真っ暗な我が家に戻った。
リビングでは、青々とテレビだけが光っていた。消し忘れたのだ。
明かりをつけ、空虚な家をやかましく満たしていたTVを消した。
テーブルの上には、冷奴の皿とビールの缶が出しっぱなしだった。
「れいな…ちゃん、そこ座ってて」
「…れいなでよかよ」
帰ってくるタクシーの車中でもずっと黙りこくっていたので気づかなかった。
れいなには美貴さんからは聞いたことのない、西国の訛りがあった。博多弁だろうか。
「何か飲むか」
「いらん」
れいなは首を横に振った。俺も、飲みさしのビールを飲む気にはなれなかった。
俺が水を汲んできたのを見て、れいなは立ち上がった。
「れいなもやっぱりお水ほしい。…これかたづけてよか？」
冷奴とビール缶を手にとった。片付けるって、キッチンの場所も知らないだろう。
「いや、やるよ」
そういうとれいなは首を横に振った。
「何かしていたい気分やけんさせて」
結局、二人で片付けた。ついでにキッチンのものの場所、トイレなどを教えた。
洗面所を見せたときだった。
れいなは何気ない感じで一歩踏み込んだ。
「あ、これパパと同じトニック」
手にとって俺を振り返った。
ふわりと、父の香りがれいなの背後に立っていた俺の鼻までもくすぐった。
「パパと同じ……」
乾いた呟きだった。
「いやあぁぁぁ！」
細い体から絞り出すような絶叫をあげて、れいなはへたりこんだ。
がたがたと全身が震えていた。
瓶ごと、その薄い肩を抱きしめるように腕を回した。
そうしないと、ばらばらになって壊れてしまいそうだった。
俺の頬は熱いしずくで濡れていた。
れいなは、乾いた瞳で茫洋と宙を見つめていた。

709 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 02:06

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

710 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 02:38

現在進行中…

Ｄｉａｒｙ>72-76>134-143>547-549>551-557>680-691
le petite fee>310-314
アンバランス>319-323>432-434>578-579>597-599>665-667
日記>443-451
Remember me>477-478>565-568>708
FIRST>前スレ

711 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 02:41

>>710
ファーさん心配だな・・

712 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 02:45

>>710
進行まとめ乙です
６本連載中か　にぎわってるね

713 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 03:09

＞おねだり転載さん

「ぎゃん」って福岡の人も使うんですか？
熊本にいた時は確かによく聞いたんですが

714 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 03:56

ほ

715 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 04:06

方言にこだわる奴がおねだりを潰した

716 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/05 05:02

717 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 05:13

>>715
そういうレスもスレの雰囲気悪くするからやめたほうが良いと思うよ

718 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 06:48

今更ながら良識あるｽﾚよな、ここ

719 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 07:37

>>702
>>703
それより無人島みたいなバカネタが欲しい

720 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 07:39

毎日更新があるっていいよね

721 ：proxy209.docomo.ne.jp ：04/07/05 09:17

722 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 10:07

>>718
最近自治大好きっ子が幅を利かせてるのと何か関連あるのかな？
どっちにしても面白い小説読めるならどうでもいいんだけど

723 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 11:16

夜の更新が待ち遠しい。

724 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 13:58

意味無しﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ!!!!

725 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 14:06

ほ

726 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 14:40

ho

727 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 15:37

保れいな

728 ：proxy211.docomo.ne.jp ：04/07/05 16:55

729 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 17:43

このスレのせいでれいなが好きになりそうです
どうしてくれるんですか！

730 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 17:57

毎日れいなニー

731 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:01

彡ミミミミ彡彡
巛巛巛巛彡彡　　＜　はまりましたね？
　　　　　　　　 i　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　⌒　　 ⌒ |　　　　　　 |　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 -･=- ,　(-･=-　　　 　 　 |　|
　　⌒ ) ･ ･)(　^ヽ　　　　　 |　|729 名前：名無し募集
　　　┏━━┓　|　　　　　 |　|　　このスレのせいでれ
　　 ┃ヽ三ﾉ ┃ |.　　　　　 |　|　　どうしてくれるんです
.　　　 ┗━┛　ﾉ　 　 　 　 |　|　　 ,ｨ
｀- ､ ＿ー-ーｲ/.　　　　 　 |　| ／　'｀'｀'｀ヽ
｀ ￣ l　l　￣ ｀ヽ､.　　　　　 |／　　　　　ｨソ
　　　ヽ ヽ　　　　　>ヽ　　 ／　　　　　,ノ＿＿＿＿＿＿＿
　　　 ＼ ＼　　／　ノ＼／ヽ､＿ ,,,ｨ'"＿＿＿＿＿＿＿＿
　ﾝ 　　　＼ ｀´　／　 ﾝ　　　　　 /ﾆﾕﾆﾕﾆﾕﾆﾕﾆﾕﾆﾕ
　　 ＼　 ／　／　　　　　 　　　 /ｴｴｴｴｴｴｴｴI　ﾛｴｴｴ

732 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:11

何度も忘れようと思った
ドラマを見ても映画を見てもいつかしら
れいなにすりかえて見ている
どうして失っちゃったんだろう…
どうせなら　好きにならなきゃよかった
もう　偶然見ることのない場所に行きたい
れいなと誰かが仲良くしている姿なんか…見たくない

733 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:11

>>731
ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！とれいなお嬢様がおっしゃっておられます

734 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:26

>>732
それを元に小説を書け、と？

735 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:38

これかられいなはどこへ行けばいい？
あらかたのことはもう考え尽くされ言い尽くされた
覚悟するときがついに来た
れいなにとって最後の旅が今始まった

風に乗って旅を続け居場所を探せ
あの世とやらに連れてって―空の上か地の下にあるところ

Heaven or Hell−れいなはどっちに行けばいい？
Heaven or Hell−たとえ自由に選べるとしても
Heaven or Hell−もう戻れないところまで来てしまった
願いはもうかなわない　選択はもう終了した
天国か地獄のね…

736 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:42

れいなはまだ死ぬことを許されていなかった
だから天国から現世に送り返されてしまった
じゃあれいなは選ばれた存在なのか
れいなが望めば世界も変わる

呪われたモーヲタたちの救世主であるれいながすべてを救う
恐怖からすべてを守るれいなを神としてあがめよ

Heaven or Hell−れいなの最終目的地はどこだ？
Heaven or Hell−たとえ自由に選べるとしても
Heaven or Hell−もう戻れないところまで来てしまった
誰にも願いをかなえることなんて出来ない　選択はもう終了した
天国か地獄のね…

737 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:47

ギターソロ：れいな/美貴様/ユニゾン/れいな

738 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:50

呪われたモーヲタたちの救世主であるれいながすべてを救う
れいなこそ天啓　歩く奇跡　

Heaven or Hell−れいなたちの最終目的地はどこだ？
Heaven or Hell−ここからどこに行けばいいのやら
Heaven or Hell−もう戻れないところまで来てしまった
誰も願いをかなえることなんて出来ないのなら自分たちでかなえよう
それは天国か地獄への選択なのだから

739 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:51

>735-738
原作「Heaven or Hell」GAMMARAY
(2001年度作品)

740 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 18:57

メタルかい？分かんないなぁ

741 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:01

>>740
なんでメタルってわかった？

742 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:35

こんなところでGammarayという言葉が聞けるとはな
どうでもいいが俺はTriute To The Pastが大好きだぞ
そしてれいにゃｦﾀだ

て、ﾒﾀﾙ+ﾓｰｦﾀの組み合わせはそう珍しくもない？orz

743 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:37

>>742
狼板はアクセス数が多いのでハロプロネタという共通点以外は
もう秋葉系から渋谷系までまんべんなくそろってるので珍しくはない
でもメロスパーは少数派だな

744 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:38

>>741
いや何となく、今検索してみた
さっぱり分からんな！

>>742
結構いない？ｗ

745 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:40

>>744
バラードとかほんのり系な音楽が好きなやつにはお勧めしないね
アニソンとか好きなやつにはお勧め出来る

746 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:43

>>745
正直に言う、ゲーム戦闘曲が好きなﾔｼは活ける
バラードならﾒﾀﾙ初期の神々を聞け
ﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟは日本の以外ならいいのはたくさん(ry

747 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:44

メタル聴いてる人ってやっぱナヨっちいのは嫌いなの？

748 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:48

つーか自分エロネタ苦手なんで保全の意味で書いてみたのだった>735-738
これ元にエロ小説書けるかもしんないけど

749 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:48

ん、メタル聞いてからの期間で決まると思う
けど耳が肥えるので駄作音楽は切り捨てることが多くなるな
ついでにテレビのBGMはメタルとエロゲBGMの宝庫なんだよな。。。

750 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:49

>>747
ナヨっちいのがわかんね
少なくともケミや平井堅は聞く気にはなれん

751 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:49

>>749
ハロモニもジングルで使うよね＞メタル

752 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:50

>>746
> バラードならﾒﾀﾙ初期の神々を聞け

初期っていうとどのへん？
俺的に初期はJUDAS PRIESTかBLACK SABBATHってイメージなんだが

753 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:51

>>750
ＵＫロックとか

754 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:54

>>750
んー、今は聞いてもいいかなと思うんだけど
昔はゆるいぞｺﾞﾙｧとか言ってたがorz

>>752
ごめ、それなら中期に入るわorz
NationとかUli Jon Rothとか、後者はメタルに入れるべきか悩むが

755 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:57

>>754
伊藤ｾｲｸｿはｼﾞｭｰﾀﾞｽﾌﾟﾘｰｽﾄ以降で分けてるみたいね
そのへんだともう60年代でしょ？

756 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:58

>>753
論外だね＞UKロック
渋くて大人っぽくて包容力のある音楽は変態童貞キモヲタの俺にはクソ食らえだ

757 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 19:59

>>754
ｶﾞｯｸｼマークに意味あるんか？（ｗ

758 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:01

>>756
むむむむ！

759 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:02

>>757
なんてかな、あの頃はまだｶﾞｷやったのうと
>>756のようにｺﾞﾙｧ言ってたよ

あ、職人さん、他のお話したい方はﾄﾞｿﾞﾄﾞｿﾞ
ﾒﾀﾙｦﾀどもは静かになりますんで。。。

760 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:10

>>759
> なんてかな、あの頃はまだｶﾞｷやったのうと
今現在の俺が精神的にそんな感じなんだと思う
たぶん>>756みたいなこと言ってはいるけどもしかしたら
将来UKロック好きになるかもしれないな

761 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:11

>>758
まあ精神的に未熟なやつのたわごとなんでスルーして

762 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:13

けど1回肥えた耳はやっぱりいい曲求めるんだよな
今Stratovarius臭い抱いてよ！Please go onを聞いてるよｗ
作ったﾔｼは神だよなぁ。。。

763 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:16

>>762
偶然だな
俺も今ちょうどDiamond Mix聴いてる
Evel Morningのおかげでハロプロ楽曲再評価
つんくはメロディはいい曲書くんだなと思う

つーかあの飯野賢ニみたいなツラであんな曲書けるトルキの方が違う意味ですげー（ｗ

764 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:21

>>763
奇遇過ぎるなｗ今度はロマンティック浮かれモード（Girl Mix)だ
つんくはﾓｰ娘挙げた頃から世界中の音楽聴いたらしいからな。。
ま、どこかで聴いたものがあるのはそのせいなんだよなｗ
ついでに曲作りに顔煎らないぞ、演るときはいるがorz

765 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:22

俺はｸﾚｱﾊﾞ

>>764
いやービジュアル的にもうアレだろ＞トルキ
コティペルトがキスケ声なだけに余計楽曲との落差が激しい

766 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:29

確かにそれもそうだなorz
キスケ様か。。ああいう声になりたいorz

767 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:30

从；´ ヮ｀)ﾉｼ＜？？？れいな全然わからんばいっ！

768 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:33

ごめんな、れいな

だが多分この世界が娘。中一番似合うと思う

769 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:37

昼間の保全ならメタルネタもええやろ

>>767
れいなちゃんはメロディックパワフルスピードメタルがよく似合うよ

>768
だな

770 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:38

おまけ
ぁゃゃの真似をするミヒャエル・キシュケさん（当時23歳くらい）
ttp://www.helloween.org/pink.html

771 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:43

>>770
何か凄く乙！ｗ

れいなの歌唱力は今後の鍛え方で期待でけるから。。。
楽しみなんだよ、マジで

772 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:49

>>771
つんくは４つ打ちディスコサウンド大好きだからなー
れいなは今も充分強い歌声だしメロスピな曲期待…するだけ無駄かな？

さて作者さまたちの降臨待ちながらメタルネタのれいな小説考えるか

773 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:51

殺戒って面白いね

774 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:56

何かと思ったら小説か＞殺戒

775 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:58

れいなの処女ほどどうでもいいものも珍しいな

776 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 20:59

>>774
おもろくない？

>>775
詳しく

777 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 21:00

>>775
そんな

778 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:01

>>773
俺知らないorzどんなの？

>>775
個人差があるだろうからなぁ。。。もまいはそれでいってください

779 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:03

>>778
れいなが奮闘する小説ｗ

780 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:04

>779THX!読んできますﾉｼ

781 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:22

今日は人多いっすね

782 ：Diary ：04/07/05 21:22

最終章　〜永遠〜

れいなが俺の前から姿を消してから、1年以上の月日が経った。
その間、俺は就職してフリーター生活に終止符を打った。
でも、相変わらず俺はあのボロアパートに住んでいる。
れいなとの生活が忘れられなかったって言うのもあるけど、
もしかしたられいなが帰ってくるんじゃないかって。
そう考えると、どうしてもここを離れる気にはなれなかった。
この1年、俺はれいなを探し続けた。でも、手がかり一つ掴む事が出来なかった。
今更ながらに、れいなのことを何一つ知らなかったのだと思い知らされた。
れいな、お前は今どこにいるんだ？

783 ：Diary ：04/07/05 21:23

いや、もしかしたられいなはもう・・・。
あの日、高熱にうなされていたお前が嘘のように健康に見えたのは、
もしかしたら最後の瞬きだったんじゃないだろうか？
今にして思うと、あの雪ダルマの話、俺が陳腐だと笑い飛ばしたあの話に、
れいなは自分自身を重ねてたんじゃないか？
俺は机の中からあの日記を取り出した。
日記の中の時間は、れいなのいなくなったあの日で止まっている。
最初のページから順にゆっくりと読む。当時は忘れていた事も、今でははっきりと思い出せる。
何でもない日常を書き綴った1ページ1ページに、溢れるような想いが詰まっていた。
ところどころ、紙がふやけて文字が滲んだ跡が残っている。
これを見ながら何度泣いた事だろう。
二人でいた時間がどれほど貴重なモノだったのか、失って初めて気付いた。

784 ：Diary ：04/07/05 21:23

俺は二人の出逢ったあの木の下へ向かっていた。
もしかしたられいなに逢えるんじゃないかって、幾度となく通った。
いつしか、毎月、れいなと出逢った日はあの木の下に行くのが習慣になっていた。
うん、なんだ？
あの木の周りを、作業服を着た5・6人の男が取り囲んでいた。
工事でもするのかな？
俺は近づいていって、男の中の一人に声を掛けた。
「あの・・・」
「あん？」
40歳くらい？の男が、ジロリと不機嫌そうな目を俺に向けた。
「あの、この木がどうかしたんですか？」
「ああ、この木な、切り倒して新しく植え替えるんだとよ」

785 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:24

あの作者はなんだか物凄いな

786 ：Diary ：04/07/05 21:25

「えっ？またどうして」
「上、見てみな。枝が古くなってもうボロボロだろ？」
確かに男の言うとおりボロボロで、今にも折れて落ちてきそうだ。
「危ないから切るんだと。ほら、危ないから下がってな」
男に言われて、3歩ほど後ろに下がった。
俺は改めて木を見上げた。葉は色褪せて、幹や枝がボロボロになってる。
あの時はこんなんじゃなかったのにな・・・。
れいなと初めて出逢った時のこと、今でもはっきりと覚えている。
でも、いつかその記憶もこの木のように古くなって、新しいモノに植え替えられる日が来るのだろうか？

"ギュイーン！！"

とチェーンソーが高く声を上げた。俺はこの木が切り倒されるのを見たくなくて背を向けた。
ガリガリ、とチェーンソーが幹にぶつかる音が背中越しに聞こえた。
俺にはそれが悲鳴のように聞こえて、逃げるようにその場から走り去った。

787 ：Diary ：04/07/05 21:26

「ただいま」
ドアを閉めてから、ハッと口を押さえた。
誰もいないのにな・・・。
ふっ、と自嘲気味に笑った。
れいなと暮らしていた1年足らずで、俺の生活や習慣は良くも悪くも変化した。
自炊なんか全然出来なかったのにな。
今じゃ名人とまでは言わないけど、十分他人に食わせられる物を作れるようになった。
れいなのやつが、出来もしないくせに作ろうとするもんだから・・・。
部屋の中も、いつも綺麗に片付いてる。下手に散らかすと、
れいなが片付けようとして余計にひどいことになってたからな・・・。
ただ、逆にやらなくなったこともある。郵便物のチェックなんかがそう。
朝起きると、いつもれいなが分けておいていてくれたので、俺はしなくなった。
今では一週間前に届いたものが郵便受けに入ったままになってたりする。
今だってそうだ。久しぶりに郵便受けを開けると、ドサッて音と一緒に、
ありえないくらいの量の封筒や手紙が落ちてきた。
これ、どうやって入ってたんだ？
全部拾い上げてから、テーブルの上に置いて適当に目を通す。
何枚かの請求書を除けば、ほとんどが広告だった。
それらを開けないまま、ゴミ箱に放り込む。

いつも、いつまでも変わらない毎日。
れいなと過ごした日々の記憶に浸りながら、今日も日は暮れてゆく。
そんなある日、俺のもとに一通の手紙が届いた。

788 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:28

泣きそう

789 ：Diary ：04/07/05 21:29

すみません、中途半端になりますけ今日はここまでで。
明日、ラストまで書きますのでよろしくお願いします。

790 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:29

待ってます。

791 ：wbcc2s01.ezweb.ne.jp [sage] ：04/07/05 21:30

Diaryさん更新乙です！
ついにクライマックスですね

792 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:32

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!

Diaryおつです。

793 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:32

しっかし最近ファーさん見ないっすね

794 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:36

なるほどそういうことなのか
Diary氏乙

795 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 21:44

Diaryさん乙です
いよいよラストか。。。なんか寂しいですな

796 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:07

れいなと出会ってひと夏の経験をして別れて・・・・


その後れいなが赤ん坊連れて戻ってくる、ってのは引かれそうだな、ここじゃ。

797 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:10

さて作家さん降臨までセカチュー見よ

798 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:10

>>796
とりあえず書いてみそ。


個人的には最後ちゃんと責任を取ればおｋよ。

799 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 22:20

>>713
すいません私も博多弁わかりません
>>562の翻訳機を使えばそれらしくなるそうですが
完璧ではないそうです

800 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:40

最近ハァーンがないな。

801 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 22:41

言われてみればないな

802 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 22:42

６期スレ落ちちゃったか
やっぱダメだったかな

803 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:44

元ネタが朝起きだから朝起きに書こうと思ったんだけど
落ちてるし＿|￣|○ここにちょっと書いていい？

804 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:49

ど〜ぞ　ど〜ぞ
　どぞ　ど〜ぞ

805 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:51

ぎゃーす、落ちてるorz

806 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 22:55

「だ、誰？」
「あなたがこの前助けてくれた猫ばい！」
「この前？いや、助けてないんだけど・・・」
「人間になれたたいー！これでご主人様にいっぱい奉仕できるとよ！」
「ちょっと待って、猫に知り合いはいない・・・」
「お邪魔しま〜す」
突然やって来たその少女は、意味の分からない説明をすると俺の
質問も無視して家に上がり込んで来た。彼女曰く、前に俺に命を
助けられ、その恩を返しにやってきたらしい。いやいやいや。助けた
覚えないから。俺猫嫌いだから。だいたい猫が人間になれるわけ・・・
ええええええぇぇぇぇぇぇ！！！？？？
玄関のドアを閉めて呆れ半分で振り返った俺は、飛び上がって驚
いた。部屋にいるはずの少女の姿はなく、その代わりに一匹の子猫
が床をうろうろしていた。
「お、おおおおおい！どこ行った！何の冗談だ？この猫は何だよ！」

807 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:55

最近スレ落ち早いみたいっすね

808 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:55

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

809 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 22:55

混乱する俺に子猫が振り向き、みゃ〜と鳴いた。すると子猫の周り
に煙がボンッと立ち上がり、その姿を隠した。煙が消えると、そこに姿
を現したのは子猫ではなく、先ほどの少女だった。
「あ〜、また猫になってしもうたばい。気を抜くとすぐこれたい」
「・・・・・・お前、本当に猫が人間に？」
「そうばい！これから一緒に暮らすとよ！全部うちが世話するけんね！」
俺は自分の目を疑ったが、さすがに目の前で変身するところを見せ
つけられては信じざるをえない。恩を返される覚えはないけど、こんな
かわいい子と一緒に過ごせるのなら別に覚えがなくたっていっか。
「お前、名前は？」
「れいな！れいなばい！」

こうして俺とれいなの共同生活が始まったわけだが───

「これ何のビデオやろ？」
「わぁー！！それは見るなぁっ！！」

果たしてどうなることやら・・・

810 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:56

こんだけｗ

811 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:56

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

812 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:56

いい加減統合する？
それとも第2勢力(被)で行く？

813 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:57

猫が人間の姿になったときになぜ服を着てるのか

814 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:58

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

815 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 22:59

>>812
何と統合するの？
第二勢力って？

816 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:02

>>815
朝起きれいにゃのほうです、ﾏｲﾉﾘﾃｨだけど

817 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:06

やっぱりれいな小説スレにしちゃえばいいんでないかと

818 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:06

猫れいなは朝起きの一日目の続きですか？

819 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:07

いや統合はいらんよ
お互いの伝統があるだろうから

820 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:08

伝統っても落ちちゃってるんだけどね・・・

821 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:09

ここは落ちないから凄いよな

822 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:11

落ちたらまた立てる、それが狼の伝統。

悪しき伝統だとは思うが・・・

823 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:11

>>818
書いたの俺じゃないけどね

朝起き丸二日保全だけだったもんなぁ
俺は殺伐としてて好きだったんだけど

824 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:11

無理に統合しなくても統合すべきときには統合される。
そうでなければ並立して存続する。

自然に任せるがよろし

825 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:16

>>824
うむ今は必要ないな

826 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 23:17

俺も保全してたんですけどね
両方見てる人多そうな気が

827 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:23

どちらかというとこっちは安定してるんで。。。
同勢力ぐらいになれればいいんだけど

828 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:23

>>Diary氏乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

Ｄｉａｒｙ>72-76>134-143>547-549>551-557>680-691>782-787

829 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 23:29

とりあえず朝起きれいなの過去ログならいくらでもうｐしたるぞ

830 ：Remember me ：04/07/05 23:38

****
忘れない、匂いがある。
幼い頃、遊びつかれた帰り道にパパの背中でかいだ、ヘアトニックの匂い。
記憶の底に、気づかずまかれていた種は、
偶然のきっかけで一瞬のうちに成長し、心を占領した。
ぽつり、ぽつりと花が咲くみたいに、たくさんの思い出が点で浮かんできた。
パパとケンカして怒鳴られて、すねて口をきかなかったこと。
ママに頼まれたお手伝いを忘れて遊びに行ってしまって、帰ってきた夕方、
疲れた顔をしたママが黙々と手を動かしているのを
声もかけられずに物陰からみつめたこと。
美貴姉と焼肉の最後の一切れを取り合って負けて、大泣きしたこと。
パパが再婚するって言った日、アルバムをこっそり繰って見つめた
れいなを生んでくれたお母さんの写真。
ママが美貴姉を連れて北海道から嫁いできた夏の日の、灼けつく陽射し。
思い出は、どしゃぶりの夕立がアスファルトの地面を染めるみたいに、
あっというまに心を真っ黒に染め上げた。
全部、夢だったみたいだ。ううん、むしろ、今が夢みたい。悪い悪い夢。
いても立ってもいられなくなって、必死で叫んだ。
めりめりと音を立てて育つ悲しみの木に、心が壊されてしまう。
切らなくちゃ。切らなくちゃ。
その後のことは、覚えていない。

831 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:38

>>829
最後はどこまで行った？

832 ：Remember me ：04/07/05 23:41

すいません、話のキリのいい具合からすると、
昨日これを同時にあげておくべきやったわ〜
>>708とあわせてご覧下さい。
この続きはもう少ししてから上げるかもしれないし、
今夜中は無理かもしれません。まあぼちぼち。

833 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:42

Remember me氏乙です、まあ気長に待たせていただきます。

834 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:44

>>832
平日だし、マイペースでいいですよ
気長にスレ維持していきますから

>>831
４まで発見出来た
これが最後の書き込み
↓
もしも朝起きたとき、となりでれいなが寝ていたら４
http://ex6.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1088175970/467

467 名前:♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] :

835 ：アンバランス [sage] ：04/07/05 23:49

>>667
「すいませ〜ん」
声のするほうに目を向けると、
足元にサッカーボールが転がってきた。
「ボールとってもらえませんか〜」
少し太り気味の少年が、
息を切らせながら走ってくる。
僕が足を軽く振ると、ボールは弧を描き
少年の足元にぴたりと納まった。
彼は少し驚いた表情を見せたあと、
「ありがと〜ございます!!」
と元気に言って、元来た方向へ走っていった。

パチパチパチ。
小さくれいなが拍手をした。
「やっぱり上手いね。」
「そんなこと無いよ･･･。」
「でも、サッカーの選手になるって言ってたじゃない。」
れいなのまっすぐな瞳が僕を見る。
僕のうつむきがちな瞳は、彼女にどう映っているのだろう。

836 ：アンバランス [sage] ：04/07/05 23:49

「そんなの、子供の夢だよ。」
劣等感が、棘を持った言葉に変わる。
「え?」
「僕は才能が無いんだ。
　だから、もうサッカーはやめようと思う。」
「なに言ってると、一馬?」
れいなが不安げに僕を見上げる。
「夢を見て、それを追いかける権利があるのは
　才能がある人間だけなんだ。
　僕には、少年チームのコーチぐらいが似合ってるよ。」
自嘲気味に笑う。

違う、こんなことを言いたいわけじゃないんだ。
でも折れた心は元には戻らず、
僕はただ闇雲に言葉を続けた。
「高校受験もこのままだと落ちるし、
　ほんとれいなが羨ましいよ。」

「わたしだって･･･。」
震えるれいなの声を聴き、
一気に後悔が押し寄せてきた。
だけどそれは、あまりに遅すぎた。
「一生懸命歌って、ダンスも覚えて、
　甘いものもお肉も食べないで、
　それでも端っこにしか映らなくって･･･。」
細い肩が小刻みに揺れる。
「必死でしがみついて、それでも置いていかれて･･･。
　なのになんで自分ばっかり
　可哀想みたいに考えてると!!」

837 ：アンバランス [sage] ：04/07/05 23:49

なにも言い返せなかった。
れいなの目から、涙が一筋流れた。
それをぬぐいもせず、帽子を深くかぶると
れいなはきびすを返して歩き始めた。

「まって。」
その一言が言えれば、れいなはきっと立ち止まる。
そして振り返るその肩を
抱き寄せることが出来たかもしれない。
でも、その声が届かなかったら。
そんな不安と躊躇いが、二人の距離を広げていく。

「じゃあね。」
最後にれいながそう言ったように思えたのは
ただの耳の錯覚だったのかもしれない。
それとも、そうであれば良いと言う僕の願望。

二年振りの再開は、会うまでは長く、
別れるまではあっという間だった。
れいなは一度も振り返ることなく、公園の角を曲がった。

838 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 23:50

いつまでも萌えない展開ですいません。
今夜はもう一回更新できると思います。
次は萌えるようがんばります。

839 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:51

アンバランスさん乙です！

840 ：名無し募集中。。。 ：04/07/05 23:54

>>838 じらされるのもまた一興
俺的にはﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

841 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/05 23:55

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

842 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 00:09

＞それでも端っこにしか映らなくって･･･

れいなは俺の中心に映ってるよ

843 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 00:10

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

844 ：アンバランス [sage] ：04/07/06 00:32

>>837
テレビからはNHKの耳慣れた時報が流れてくる。
「一馬、なにボーっとしてるのよ。」
「あ、母さん。わりぃ。」
体を起こしながら答える。
「ほら･･･あんまり遊びすぎちゃ駄目よ。」
「わかってる。･･･ちょっとコンビニ行ってくる。」

母さんは口うるさいことは言わない。
心配してもらっていることもわかっている。
でも僕は、そんな気持ちからも逃げ出してしまう。

自分の部屋に戻り、財布をポケットにねじ込む。
と、充電中の携帯のライトが着信を知らせていた。
れいなか?慌てて履歴を調べるが、
そこに点滅していたのは友人の名前だった。
そう言えば未だ番号もきいていなかったな･･･。
携帯を乱暴に閉じると、パチンといい音がした。

845 ：アンバランス [sage] ：04/07/06 00:32

午後7時。
日は短くなりつつはあるが、
昼の熱気はまだとどまり、肌にまとわりつく。
すぐに家に帰りたくも無い。
コンビニに行っても特に欲しいものも無い。
れいなに会いたい。でも･･･。

足はれいなの家のほうへと向かう。
でもこんな時間に行けるわけが無い。
いや、こんな時間だからこそ足が向いたのかもしれない。
遠くから見るだけの自分に言い訳が出来る。
こんな時間だから、と。

846 ：アンバランス [sage] ：04/07/06 00:33

夜のコンビニの明かりの中、
僕はそこには不似合いな背中を見つけた。
遠くから見てもわかる、小さな頼りない背中。
身を屈めなにかを熱心にのぞきこんでいる。

「れいな･･･。」
「あ、一馬･･･。」
気まずい空気が流れる。
謝らないといけないのは僕のほうだ。
でもなんて切り出せば･･･。
しまった、サンダルが親父のだ。
そんなつまらない事ばかりに頭が働く。

「そ、それ･･･。」
結局こうやって、本題から逃げ出すことしか出来ない僕。
「うん、もうすぐ夏も終わりやね。」
コンビニの隅に追いやられた、
色とりどりの花火のコーナー。
華やかなパッケージの上に、
無造作に半額のシールが貼り付けてあった。
花火はすぐ手の届くところにあるのに、
れいなはとても遠い目をしてそれを眺めていた。
「結局今年も･･･花火できなかった･･･。」

847 ：アンバランス [sage] ：04/07/06 00:34

「今からやろう。」
その声は、自分が発したとは思えないほど
僕の耳にもはっきりと届いた。
「えっ?」
「やろう、今から。」
しゃがみこむれいなの上から、花火を適当に選ぶ。
「一馬･･･。」
見上げるれいな。
チラッと目をやって、無防備な胸元に気がついて、
僕はすぐに花火に目を戻した。
まだ夏は終わらせない。

「520円になります。」
僕が財布をポケットから出す前に、
レジに1000円札がさっとおかれた。
「久しぶりだし、おごるって。」
ちょっときざにそう言うと、
れいなはにこっと笑った。
僕はその笑顔を可愛いと思った。

848 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 00:34

今夜の更新はここまでです。
明日で終わります。スレ汚し失礼でした。
そしてレスをくれた皆さんに感謝。

849 ：♥ ♥ ♥ [♥ ♥ ♥] ：04/07/06 00:36

乙〜

850 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 00:37

れいなの笑顔ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

851 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 00:41

アンバランスさん更新乙でした！

852 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 01:02

ｵﾂｩ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
泣きれいなを見たいのは漏れだけですか？

853 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 01:20

更新した作家の皆さん乙でした！
夜はメタル話してたのか・・・乗りたかったなぁ

854 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 01:34

>>853 乗れるけど…ダメ？

855 ：Remember me ：04/07/06 02:13

＊＊＊＊＊＊＊
れいなを客間に寝かせ、寝付くのを待ってから自分の部屋に引き取ったのが
午前３時を回っていたろうか。
しかし翌朝６時にはもう目が覚めた。
昨夜のことが幻のように感じられる。
しかし、火の気のない台所、散らかったままのリビングが
俺に現実を思い知らせた。
歯を磨きながら、ふと思い立ってヘアトニックの小瓶を捨てた。
コーヒーを淹れて、すすりながら考えた。
昨夜、小瓶を見てパニックにおちいったれいなのことだ。
ただ一声絶叫しながら、、一粒も涙はこぼしていなかった。
そのあとは放心したようにぐったりとしていた。
寝かしつけるのも、抱えて移動した。
ほんの中学生の肩にのしかかるにはあまりにも残酷な現実だ。
あの、糸の切れたような、うつろな瞳が脳裏に蘇る。

856 ：Remember me ：04/07/06 02:14

きい、とドアの開く音がした。
振り返ると、昨日の服装のままのれいなが立っていた。
「なんだ、まだ６時半だぞ。もう少し寝てな」
れいなはゆるく首を振った。
ダイニングの俺の向かいに掛ける。兄の定位置だった。
「コーヒー飲むか」
軽くうなずくのを確認し、キッチンに立った。
れいなに背を向け、カップを出しながら何気なく尋ねた。
「ミルクどうする？」
返事がないので不審に思って振り返ったのと、
れいなが喉元を押さえてイスをけるように立ち上がるのとが
ほとんど同時だった。がたんと音を立ててイスが倒れた。
真っ青になって、肩を大きく上下させている。
「どうした！」
あわてて駆け寄ると、れいなは何かを訴えるように俺を見つめた。
必死で口を動かしている。
くりかえし、同じ口の動きをしている。
《こ》《え》…
「こ、え、でな、い？」
れいなはがくがくとうなずいた。取り乱している。

857 ：Remember me ：04/07/06 02:14

息はできているようだ。そう確認すると、俺は妙に落ち着いた。
「息はできてるよな？」
こくんとうなずくれいな。
「じゃ、まずは大丈夫だ、おちつけ。声出そうとしなくていいから。
　どこか痛いところはあるか？」
れいなは首を横に振った。とりあえず、起こしたイスに掛けさせた。
「コーヒーにミルクいれるか？」
今度は縦。冷たい牛乳を熱いコーヒーと半々に入れてみた。
熱いのは飲みにくかろう。
手渡されたカップを口に運んで、れいなはきょとんとした。
すこし微笑んでこっちをみる。
《ぬ、る、い》
「…レンジであっためるか？」
これでいい、というように首を軽く振った。
ようやく、表情がすこしほぐれたようだった。

858 ：Remember me ：04/07/06 02:15

何もしゃべらず、二人でむかいあってゆっくりとコーヒーを飲んだ。
朝の光の中でようやくまじまじと見ることのできたれいなの姿は、
美貴さんとはあまり似ていなかった。
美貴さんはくりっとした丸い目をしていたが、れいなは切れ長の目だ。
美貴さんはふっくりした花びらのような唇をしていたが、
れいなの唇はよく整った形をしているものの、小作りで薄い。
だが、小柄で華奢な体型や、意志の強そうなまなざしは良く似ていた。
ふいに、激しい愛おしさの感情が心を揺さぶった。
絶対に、この運命に翻弄されている少女を守ってやりたい。
しかし、言葉にしたらとたんに軽薄な響きになりそうで、言えなかった。
飲み終えたカップを、れいなは手早く洗って片付けた。
ふたりとも食欲はなく、朝食はこれで終わりだった。
ふたたび俺の向かいに座ったれいなに、俺はあえて尋ねた。
「おまえの家から、今日のうちに着替えや何か取ってくるか？
　それとも今日は家に帰るか？」
れいなはふっと顔を曇らせた。
立ち上がり、めざとくメモ用紙とペンを見つけて戻ってきた。
《かえらない》
クセのある、イマドキの女の子らしい字だった。
「着替えは？」
《取りに行くの、ついてきてくれんね？》
「くれんね？」
わからない。と、怪訝そうな気配を察したようにれいなはその４文字をぐるぐる線で消した。
《くれない？》
そういうことか。西国訛りだ。うなずいてやった。
「警察の帰りによるか。それでいいな？」

859 ：Remember me ：04/07/06 02:18

今夜は以上です。
書いても書いても展開しいひん。スレタイのハードル高いわ〜

860 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 02:20

乙！激しく乙！エロスは無いなら無いで、それは、それで。
っていうかぐるぐる線で消すれいなﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

861 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 03:10

おやすみ保全

862 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 03:16

>>854
レスくれてたのね　ごめんおちてた　
次の雑談タイムを楽しみにしつつ　おやすみdragonforce

863 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 04:54

乙

864 ：proxy211.docomo.ne.jp ：04/07/06 07:19

865 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 07:38

Remember me氏おつです。

>>859
ゆっくり行くが吉かと、むりやりﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!な事に持っていく必要はないと思う。

866 ：名無し募集中♥♥♥ [♥♥♥] ：04/07/06 09:06

867 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 11:12

保

868 ：名無し募集中｡｡｡ ：04/07/06 12:08

ほ

869 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 12:55

保全するよ

870 ：ｑ [sage] ：04/07/06 13:47

ｑ

871 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 14:19

>>859

872 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 14:21

↑ｽﾏｿorz
>>859Remember me氏乙です！
ﾚｽ遅くなってしまいました、れいながちょっと心配です
これからどうなるんだろ

873 ：名無し募集中 ：04/07/06 16:23

ほ

874 ：名無し募集中 ：04/07/06 16:24

ほ

875 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 16:49

も

876 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 18:09

ho

877 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 18:27

ほ

878 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 19:35

ほ

879 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 20:22

夜まで保全ぽ

880 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 20:51

881 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 20:52

>>806-809　のれいなとヤっちゃったらやっぱり獣姦になるのかな

882 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 20:59

獣の形してなければいいんじゃない？

883 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:02

獣姦でもいいじゃないか、れいにゃだもの

884 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:04

れいにゃならなんでもいい

885 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 21:07

>>809
翌日、目を覚ますとれいなは俺の隣でまだ寝ていた。口をちょっと
開かせてすやすやと優しい寝息を立てている。猫だとは思えないな。
ふふ、かわいい奴、こんなに・・・ボンッ！！
「うおあっ！！急に変身すんなよな！！」
俺がれいなの頬に手をかけようとした途端、また煙が立ち上がって
れいなは子猫になった。そしてすぐにまた人間の姿に戻った。
「う〜ん・・・あれ〜？おはよう、どうしたと？」
「ど、どうしたとじゃねぇーよ！寝てる時くらい人間でいてくれよ！
俺は猫が嫌いなんだよ！」
そう、俺は猫アレルギーなのである。症状としては、くしゃみが出
たり、体が痒くなったり。れいなと暮らす上での最大の弊害だ。ずっと
人間でいてくれたら助かるんだけど・・・昨日は部屋に上がり込むなり
すぐにれいなが寝てしまったため、聞こうと思っていたことが聞けな
かった。俺は朝ごはんを食べる前にれいなを座らせ、向かい合って
色々聞いてみた。

886 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 21:07

「ってかさ、どうやって人間になってるわけ？なんで服着てんの？
なんで言葉喋れんの？れいなって何だよ！人間の名前じゃん」
「魔法ばい。れいなは・・・何だっけ？ケイヤク？したとよ。」
「契約？誰と？」
「魔法使いさん」
「・・・誰だよ」
「れいなっていうのはそのおばさんが付けてくれた名前」
およそ現実離れした話に俺は頭をくらつかせた。
もういいや何だって。
「分かった。じゃあれいなは俺の召使いになってくれるわけだな」
「そうっ！あの時の恩を１０倍にして返すばい！」
「よし！じゃあとりあえず朝ごはん作ってくれ！」
「れいな料理できない！」
「よし！じゃあそこの掃除機で部屋を綺麗にしてくれ！」
「れいな機械使えない！」
「よし！じゃあちょっとお使い頼まれてくれ！」
「れいなお金の使い方分かんない！」
「おめー何しに来たんだよ！！！」

887 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 21:08

結局炊事洗濯買い物全部自分でやった。れいなは床に寝そべって何
やらずっとごろごろしていた。買い物に行くときに、ああキャット
フード買って来てとあくびをしながら言ったので、殴ってやろうか
と思った。
「おいれいな。恩返すって、お前一体何ができんだよ・・・」
俺はれいなの寝転がっている横に座り、ため息混じりにそう聞いた。
するとれいなは起き上がり、神妙な面持ちをして俺の手を握った。
切なげなその目はとても潤んでいた。
「れいなを・・・好きなようにしていいんだよ・・・」

・・・・・・まじ？

888 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:20

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

889 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:26

俺とれいなは何度も愛し合った。

・・・そして２ヵ月後、れいなはかわいい子猫を３匹産んだ。
俺は少し複雑な気分になった・・・


というオチもいいかな、と思ったりする。

890 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 21:31

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

891 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:39

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･SOMEDAY読んだら泣けてきた…
名作だね…

892 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:53

>>891
あれは本当に名作です、同作者の「鳥籠」も名作です。



・・・俺の好みは「無人島からオメデトウ！」だが(w

893 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 21:55

>>889
それで行こう

894 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 21:56

たまにおバカな話もいいやね

895 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:00

鳥籠は最後にちょっと急いでしまった感があって
それがちょっと残念だったかな、と思う
でもすごい泣けた

896 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:01

Firstさんまだですか？

897 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:01

ﾓｰ板一番の泣きｽﾚはココですか

898 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:04

ファーさんのレスがまったくないのが心配だ

899 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:36

ぴりりといこうー

900 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:37

寝起きれいなﾊｧﾊｧ

901 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 22:40

>>887
「い、いいの？」
れいなはこくりと頷いた。
「あの時助けてくれなかったら、れいなは死んでた・・・この体はあなたのものばい」
助けた覚えがなかったので俺は何か悪い気がしたが、もはや本能が
あらゆる思考回路を停止させた。顔を近づける。れいなは目をきゅっ
と瞑った。唇が重なる。柔らかい感触が唇を伝って俺の脳を狂わせる。
そのままれいなを寝かせ、着ていたシャツを脱がせた。俺の目の前に
れいなの白くて幼い肌が広がる。ふくらみのほとんどないその胸は、
しかし妙に洗礼された印象を俺に与え、それがそのまま欲情をかき
立てた。俺はそっと乳房に口付けた。
「あっ・・・」
れいなはぴくんと体を反応させ、両手で顔を隠した。
「恥ずかしいよぅ・・・」
真っ赤に染まった頬が両手の隙間から見える。俺は胸から首元まで
順に愛撫していった。首筋にキスした時、れいなの荒い吐息が聞こえた。
「はぁはぁ・・・あ・・・あん」

902 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 22:40

俺はれいなの手をどけ、また唇にキスをした。れいなは目をうるうる
させて、のぼせているようだった。
「大丈夫？」
「うん・・・なんか頭がぼぉっとする・・・れいな、おかしくなっちゃったのかな」
俺はれいなが感じていることを確かめると、いよいよミニスカート
に手をかけ、ゆっくりと脱がせた。白い飾り気の無いパンツと紺色の
ソックスだけになったれいなを見て、俺はどうにかなってしまいそう
だった。しかし何とか冷静さを保って、ゆっくりとパンツを脱がせた。
れいな・・・ああ、もう後戻りはできない。徐々に露になっていくれいなの
秘部・・・ああ、俺は・・・俺は・・・
ボンッ！！
「わああああ！！！！」

903 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 22:41

あと少しというところでれいなはまた猫に化けてしまった。
・・・いや、猫に戻ってしまった。
「あ、ああああ阿呆か！ムードとか考えろ！空気読め！」
またすぐに煙を従えて人間に戻るれいな。
「えへ・・、ごめん。しょうがないじゃん。れいなの意志とは無関係なんだもん」
俺は脱がせたスカートとシャツはれいなに投げつけた。
「もういいよ・・・それ着な」
「なぁんでぇー？続きしてよぉー」
「もう冷めたよ！俺は猫が嫌いなの！」

さてさて、二人が結ばれる日は来るのでしょーか。

そういえば俺、まじでいつれいなを助けたんだろ？

「ねぇーえー、してよぉー」
「う、うわ！来んなバカ！」

つづく！？

904 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 22:42

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

905 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:44

猫好きな俺としてはそのまま飼いたいﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

906 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:44

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

907 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:44

ﾚｲﾅｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!

908 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:46

猫には処女膜ないので初めてでも大丈夫。

あと猫は交尾の刺激で排卵するのでヤれば間違いなく　>>889

909 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 22:59

>>806氏乙

ところでタイトルはないの？

910 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:17

>>895
>鳥籠は最後にちょっと急いでしまった感があって

エッチのところか

911 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:25

>>910
そうそう
エチィのところ

912 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:28

>>911
どうしてもエッチを文章にすると心満たされるっちゅーよりいやらしくなっちゃうからな
愛あるエッチを文章化するのって難しいことだねー

913 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:28

>>910
>>911
おまいたちそんなにﾊｧﾊｧしたいか？
オレモナー

914 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:35

避難所みたいなのあるから有効利用してください
http://jbbs.shitaraba.com/music/7412/

915 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:35

>>912
ちゃうちゃう、そうじゃなくて
エッチ部分じゃなくて、そこに持っていくところが
急すぎたかな？って思ってさ

916 ：名無し募集中。。。 ：04/07/06 23:42

>>915
でも画竜点睛を欠くほどではなかったと思うね
改定するかしないかはバルバルさん次第だ

917 ：Diary ：04/07/06 23:47

>>787

親父からの手紙だった。内容はたったの2行。
11月10・11日の2日間、こっちに出て来るから部屋に留めてくれ、と、ただそれだけ。
たったこれだけのこと、電話で言えばいいのに、よほど急ぎの用でない限り親父は手紙を使う。
手紙のほうが相手に気持ちが伝わるからだ、と親父は言う。
変なところにこだわる親父だと思ってたけど、その意味を俺は最近やっと理解した。
手紙を書いてる間は、ずっと相手のことは考えてる。
たった数行のことでも、それを言うのに比べて何十倍もの時間をかけて書き上げる。
短い文章の中にもたくさんの想いが込められていて、何もそれは手紙に限った事じゃない。

俺は親父に手紙で返事を出した。
ちょうど土曜で迎えに行ってやれるから、何時に駅で待ってろ、ってそれだけの手紙。
何のために出てくるのかは、まあ手紙じゃ面倒なので直接会ってから訊くとするか。

918 ：Diary ：04/07/06 23:48

11月10日。手紙で指定した時間・場所で親父と会った。
およそ2年ぶりの再会。と言っても大した感動があったわけじゃないけど。
でも親父はとても喜んでた。どうやら就職して立派に？なった息子の姿を見れたことが嬉しかったらしい。
就職祝いもロクにしてやれなかったからと言って、礼服とスーツを1着ずつ買ってくれた。
それから晩飯を外で食って、部屋に戻った。
「お前、引っ越す気はないのか？」
部屋を見た親父の第一声がそれだった。
「うん、まぁ・・・」
俺が言いにくそうにしてると、親父はそれ以上何も言ってこなかった。
狭い部屋に男が二人。初めはテレビを見てたけど、大して面白い番組もなくて、すぐに親子の会話へと移った。
仕事のほうはどうだ？とか、まぁよくある会話。
最初のうちは、なんとなく二人とも緊張していたけど、話してるうちにいつの間にか自然に話していた。
ふと会話が途切れた。
「あの、な・・・・」
と親父の歯切れの悪い声。
「見合い・・・、してみないか？」
親父は言いにくそうにしながら、そう切り出した。
「見合い？」
「ああ、お前とぜひ一度会いたいって、話がきてるんだけど・・・」
もしかして、親父はわざわざそれを言いにここまで来たのか？
でも俺は・・・。

919 ：Diary ：04/07/06 23:49

「田中さんって覚えてるか？」
田中？ああ、あの熊みたいな人か。
「ああ、覚えてるよ」
「田中さんのお嬢さんがな、ぜひお前に会いたいって言ってるんだ」
「いや、でも俺は・・・」
俺の心の中には、ずっとれいながいる。たとえお見合いをしたとしても、れいなを消す事は出来ないだろう。
でも・・・。
「彼女、いるのか？」
「・・・・・いや」
「好きな人がいるとか？」
「・・・・・・」
俺はほんの一瞬、考え込んだ後、
「いや」
と答えた。
もう、そういう時なのかもな。
「じゃあ」
「ああ、会うだけ会ってみるよ。いつだ？」
「明日」
言いながら親父がハハハと苦笑いをした。
「はぁ？明日？」
先に話を受けてやがったな。でも、いいか。早いほうが決心が鈍らずに済む。
「いいよ。明日だな」
もう、諦めるべきなんだ・・・。

920 ：Diary ：04/07/06 23:51

親父に連れられて、とある料亭に入った。
受付で親父が名前を言うと、和服姿の人に案内してくれた。
通された和室は真新しい畳の匂いがして気分を心地よくしてくれた。
だからと言って緊張を和らげる事は出来なかったけど。
相手のほうはまだ来ていなかった。
来る途中、渋滞しているのを幾度か見かけたので、もしかしたら渋滞に嵌っているのかも知れない。

俺の心臓は、緊張のせいで激しく動いていた。
緊張のせい？いや、それだけじゃない。本当は不安なんだ。
本当にこれでいいのか？
このお見合いで人生が決まるわけではない。
でも、確実に一歩を踏み出す事になるだろう。
れいなを忘れるための、れいな無しの人生の第一歩を・・・。
俺は耐えられるのか？
数年後、数十年後、れいなを忘れて生きている自分に、俺は耐えられるのか？
耐えられない。耐えられるわけがない。
「・・・親父、」
と言う俺の声は、ドタバタと廊下を歩く音にかき消された。
部屋の前で足音が止まると、サッと障子が開いた。
「いやぁ遅れて申し訳ない。渋滞に嵌ってしまって」
堂々たる体躯をした中年が軽く息を切らして立っていた。
「やあ田中さん。お久しぶりです」
親父が立ち上がって田中のおじさんに手を差し出した。
二人はがっちりと握手をした。
俺も親父に習って立ち上がって、
「初めまして」
と頭を下げた。

921 ：Diary ：04/07/06 23:52

「やあ、初めましてとは水臭いな」
田中のおじさんはガハハと豪快に笑うと。
「しかし立派な青年になったもんだね」
と言って、バンバン、と俺の背中を叩いた。
「立ち話もなんですから座りますか」
親父はそう言って田中のおじさんに席を勧めた。
席に着くと、親父たちは世間話を始めた。
俺は今更帰るとは言えなくて、黙って二人の話を聞いていた。
たまに振られる話に適当に相槌を打ちながら、俺はずっとれいなのことを考えていた。
れいなに会いたい。れいなの笑った顔、れいなの泣いた顔、れいなのスネた顔。
一つ一つが頭の中に浮かんでは消え、消えては浮かんできた。

「そういえば、」
と親父が話を途中で切った。
「お嬢さんはどうされたんですか？」
「ああ、慣れない着物でちょっと時間食ってるのかな？」
「いっしょに来られたんじゃないんですか？」
「いや、途中まではいっしょだったんですがね。先に言ってて、と言われまして」
「そうですか。事故とかに遭ってないといいですけど」
「まあ大丈夫でしょう。おや、」
トタトタと廊下を歩く音が聞こえてきた。
「来たみたいですな」
俺はなんとなく顔を会わせづらくてうつむいた。
サーと障子の滑る音が聞こえた。
「おうれいな、遅かったな」

922 ：Diary ：04/07/06 23:54

えっ？今なんて？れいなって言わなかったか？もしかして！
俺は目を見張った。目が覚めるような和服美人がそこに立っていた。
でも彼女は俺の知っている"れいな"ではなかった。
「初めまして。田中れいなです」
彼女は深々と頭を下げた。俺は慌てて立ち上がり、同じように、
「初めまして」
と言って頭を下げた。
二人が席に座ると、お見合いが始まった。
俺は何を言えばいいのか分からなくて、よくドラマとかで見る、
「ご趣味は？」
なんて言ってしまった。彼女はフフフ、と微笑んで、
「そうですね、スポーツを見るのが好きです」
と答えた。
その後も、俺は妙に形式ばった質問を繰り返した。
その度に彼女は笑って質問に答えてくれた。
彼女と話している時間はとても楽しかった。外見や振る舞い、喋り方など、
何一つ似てるところはないのに、なぜか彼女はれいなを思い起こさせた。
いつの間にか、俺は緊張も忘れて彼女との会話を楽しんでいた。
でも、なんだろう、この胸の痛みは？

923 ：Diary ：04/07/06 23:56

「どうか、されたんですか？」
彼女が心配そうな目で俺を見た。
「えっ？」
涙が一筋、頬を流れていた。
あれ、なんでだ？なんで俺は泣いてるんだろう？
今この時間、泣くような事なんて何一つなかったじゃないか。
ほら、泣き止めよ俺。
どれほど頭の中で言い訳しても、涙は止まらなかった。
本当は分かってた。どうして涙が止まらないのか。
れいなを思い起こさせる彼女との会話がとても楽しくて、とても悲しかった。
だって、彼女はれいなではないのだから。
もしかして、もうれいなは自分には必要ないんじゃないかって、そう思うのが堪らなく辛かった。
「すみません。私、何かまずいことでも言いましたか？」
彼女は申し訳なさそうに言った。

924 ：Diary ：04/07/06 23:57

「いえ、そうじゃないんです」
俺はかろうじて言葉を吐き出した。
「あなたが、俺の知ってる人によく似てて、それで・・・」
「私に似てる？」
「ええ、何がってわけじゃないんですけど。それに名前も・・・」
途切れ途切れに、俺は彼女に説明した。
彼女を不愉快にさせるかもしれないと思ったけど、言わずにはいられなかった。
「よかったらその方のお話、聴かせて下さいます？」
彼女は優しい笑みを浮かべてそう言った。
俺はれいなと暮らした10ヶ月を語った。
れいなが何を見て笑い、何を見て怒り、何を見て泣いたのか。
一つ一つの思い出がまるで昨日の事のように鮮明に思い出せる。
俺はどんな顔をして話していたんだろうか？泣きながら？笑いながら？
感情の整理が出来ないまま話していたので、自分でもよく分からない。
でも、唯一つ分かった事がある。俺にれいなを忘れる事なんて出来ないってことだ。
すべてを聞き終えて、彼女は言った。
「その人のこと、とても愛してらしたんですね」
「ええ、れいなのことを愛してました。・・・・いえ、」
俺はまっすぐに彼女を見て、言いなおした。
「俺は今でもれいなを愛しています」

925 ：Diary ：04/07/06 23:58

すみません、今のところここまでです。
後でもう一度、ラストまで更新します。

926 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 23:59

乙です
今日は練れないな
こりゃ

927 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/06 23:59

おつかれさまです
ラスト楽しみに待ってます！

928 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:01

うぅぅぅぅ

929 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:03

多少フライング気味だがいっとく
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

930 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:03

乙。。。涙で眠れいな

931 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:05

ああ、今夜もじらされてるけどそれがまたいいねぇ

932 ：アンバランス [sage] ：04/07/07 00:08

>>847
「いち、に、さん･･･47、48･･･。
　49。やっぱりこの階段、一段足りなかね。」
スカートのすそを気にする素振りもなく、
神社の階段を駆け上がるれいな。
時折振り返るその横顔が、わずかな街灯に照らされる。

境内がいつもより狭く感じられたのは
夜の静寂のせいかもしれない。
「あっ･･･。」
「どうしたの、れいな?」
「マッチ忘れちゃった。どうしよう。」
「いや、ライターあるから。」
後ろのポケットからライターを出すと、
れいなははじめは不思議そうな顔をし、
数秒後には少し表情がきつくなった。
「れいな･･･話、聞いてもらえる?」
「･･･。うん。」

水汲み場の近くにしゃがみこむ。
れいなの持つ花火に、そっと火をつける。
「キレイ･･･。」
火花に照らされる横顔は、本当にきれいだ。
光と闇のコントラストが、
れいなの表情を大人に見せる。
「･･･。」
僕は黙って、れいなの横顔を見つめた。

933 ：アンバランス [sage] ：04/07/07 00:08

花火の光が消える前に話し始めた。
中学でもサッカーを続けたこと。
全く才能が無いと自覚した大会の日。
後輩たちが笑いながら追い抜いていったこと。

タバコを吸うと、気持ちが落ち着いた。
体力が持たないのも、息が苦しくなるのも
全部タバコのせいに出来た。
子供にサッカーを教えるのは好きだった。
周りがみな、自分より下手だから。

れいなはただ、黙って聞いてくれた。
花火は減っていき、
最後に線香花火だけが残った。

「次はれいなの話、聞いてくれる?」
僕はただ、黙ってうなずいた。
「話の間、一緒に線香花火持ってくれると?」
「うん、わかった。」

934 ：アンバランス [sage] ：04/07/07 00:09

「れいな、好きな人･･･憧れてた人がいたけん。
　その人を追いかけて、芸能界に入ったの。」
好きな人、その言葉が重く心にのしかかった。
一緒に持っている線香花火が、小刻みに震える。
震えているのは･･･れいな?

「でも、現実ってあんなもんなんだよね。
　せっかく頑張って頑張って頑張って･･･。
　やっと辿り着いたら、つかなきゃ良かったって感じたい。」
線香花火に照らされたほほを伝う涙。
そのしずくは、きれいな曲線を描くと、
花火と一緒にぽとりと落ちた。

「れいなっ。」
華奢な肩を抱き寄せる。
力を入れすぎたら、壊れてしまいそうな体。
でも僕は、強く抱きしめずに入られなかった。

935 ：アンバランス [sage] ：04/07/07 00:09

「キスしてもいい?」
小さいれいなが、僕の胸で小さく、でもしっかりと頷いた。
一瞬だけ二人の距離が離れ、そして重なった。
涙にぬれた唇は柔らかく、少ししょっぱかった。

キャミソールの下から手を入れる。
抵抗されたらやめるつもりだった。
でもれいなは、「あ･･･」と短く声を漏らしただけだった。
すべらかな、それでいて肉感のある肌。
その微妙なバランスを壊さないように
僕はゆっくりと、でも一心にれいなに触れた。

「れいな･･････。」
消え入りそうな声は、ほとんど聞き取れない。
「うん、わかった。大丈夫。」
ベンチに寝かせ、出来るだけやさしくキスをする。
唇に、首筋に、･･･全身に。
そして僕とれいなの影が重なった。

936 ：アンバランス [sage] ：04/07/07 00:10

エピローグ

「今日の田中いいね。」
「ええ、気合入ってますね。」
スタッフルームに怒号が飛び交う。
「はい、MC入ります!!」
「新曲スタンバイしてください!
　田中さんのMC終わりで曲スタートです。」

「さぁモーニング娘。コンサート地元公演、
　田中れいな、めっちゃ気合入ってます!!
　愛するあなたを真っ直ぐ見つめ、あなたの心に届けます。
　聴いてください。アンバランス。」

了

937 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:11

以上です。
最後まで自分のアレでナニな文章に付き合ってくださった皆さん
本当にありがとうございました。

938 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:12

おつかれさまでした
そして
ありがとうございました

939 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:13

Diaryさん乙っす！

940 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:14

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

941 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:15

微妙

942 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:15

アンバランス氏乙でした。

例の通りまとめ職人さんよろ〜

943 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:16

乙。

そろそろ絵師とか出てこないかな〜？ｗ

944 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:16

俺はこのスレがあるから狼をやめられないんだ

945 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:17

アンバランスさん乙でした！
作品完結直後ですがまた次回作期待してますよ〜！

946 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:18

>>アンバランス氏
乙━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!　娘。れいな物は少なかったから…よかったッス!!
>>Ｄｉａｒｙ氏
どうなるの？どうなるの？？二人のれいな？？？
ﾏﾁﾄﾞｵｼ━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ｲ!!!

947 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:18

乙！ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

948 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:19

そろそろ七日目に突入か？

949 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:20

もう初体験じゃないなｗ

950 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:20

七日目ってことはついに１週間か

951 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:21

http://ex6.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1089127288/
立ててきた

952 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:22

まとめました。アンバランス氏乙！

アンバランス
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina7.txt

953 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:22

>>951
フライング！でも乙

954 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:23

>>951
テンプレ修正すべきかと思ったが、まあ立ってしまったものは仕方あるまい。

955 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:24

>>952
おつ

956 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:24

アンバランスです。
読者の方を放置した文章ですいませんでした。
一応次のも少しづつですが書いています。
形になったらまたここではじめたいと思います。

957 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:24

ののたん乙

958 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:24

たてるの早いよｗ
テンプレまとめたかったんだけどな

959 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:25

狼だったらすぐ沈むし、テンプレ推敲してもう一度立てるか？

960 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:25

>>936 一馬くんとのその後が気になるのれす

961 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:26

>>951
スレたては慎重にお願いしますよ

962 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:26

>>956おつかれさまです

963 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:27

>>956 何かを成し遂げるのって結構大変なことだけれどベストを尽くされましたね
乙です

964 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:28

>>959
もったいないから利用した方がいいでしょ
2ちゃんねるは削除しないのがﾃﾞﾌｫなんだし

>>961
宣言は必要だよね

965 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:30

>>964
だね。そのまま行きましょ。色々やると誘導とか大変だし。

966 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:31

とりあえず八日目テンプレ考えようか

967 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:33

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟれいなの初めてお兄ちゃんに
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前スレ
処女喪失！田中れいな一夏の初体験　五日目
http://ex6.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1087814472/

まとめサイト
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html

968 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:34

こんなんでいいんじゃない？

969 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:35

>>968
禿同

970 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 00:37

どこにこんなに人いたんだ

971 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:38

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟれいなの初めてお兄ちゃんに
　　　　　　（( （○　 (⌒) )) 　　　　　　　　　あげるにゃん♪
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前スレ
処女喪失！田中れいな一夏の初体験　七日目
http://

まとめサイト
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html

作者の皆さん毎日の更新感謝にゃん♪

972 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:39

>>971
微妙に寂しいからなんか案ないかな

973 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:41

ｓｏｍｅさんの「ＳＯＭＥ ＤＡＹ」はURL入れていいんじゃないかな？
ここが繁盛したきっかけだし。

974 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:42

>>973
まとめサイト内にあるから二度手間では？

975 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:43

>>973
そうなんだけど総まとめと重複するからどうしよう

976 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:46

special thx ののたん氏（　´�D｀）ﾉｼ

977 ：名無し募集中 ：04/07/07 00:49

終了小説の題名だけ入れるとか
進行中作品の状況入れるとか

978 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:49

進行中の状況は欲しいね
書いてるほうにも励みになると思う

979 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:50

まとめサイトの人は入れてもいいかも

まとめサイト
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html
提供（　´�D｀）ﾉｼののたん氏

とか。

980 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:52

進行中情報は前スレの最終まで見ないと正確なものにならないのでは？

981 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:53

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟれいなの初めてお兄ちゃんに
　　　　　　（( （○　 (⌒) )) 　　　　　　　　　あげるにゃん♪
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前スレ
処女喪失！田中れいな一夏の初体験　七日目
http://

まとめサイト
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html
提供（　´�D｀）ﾉｼののたん氏

作者の皆さん毎日の更新感謝にゃん♪


こうかな？やっぱこういった案を出しあうのは
後で混乱しないために必要だよね

982 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:55

ｹﾃ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ｲ!!!!

983 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:57

いいと思いまーす！
もう七日目か　なんか初日の頃を思いして感慨深くなってきた

984 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:58

誰かちゃんと次回スレ立てまで覚えとけよ
俺は間違いなく忘れる自信がある

985 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:59

じゃとりあえずベースは>>981でこのスレ埋めますか

986 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 00:59

よし、埋めるならこれだろ
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

987 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:00

おっけー！
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ！！！！

988 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:00

ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

989 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:01

ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

990 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:02

アンバランスさんお疲れさま！
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ！！！！

991 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:02

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

992 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:03

ののたんさんいつもありがと！
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

993 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:04

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

994 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:04

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

995 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:05

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

996 ： ◆MAKI.3EQYA [sage] ：04/07/07 01:05

ﾊｧ━━━━ *´Д`* ━━━━ﾝ!!!

997 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:05

次スレもがんばろ
ﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝﾊｧ━━━━;´Д`━━━━ﾝ

998 ：名無し募集中。。。 [sage] ：04/07/07 01:05

ﾊｧ━━━━ （　´ Д ｀） ━━━━ﾝ!!!

999 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:05

　　　　　　　　./＼__,ﾍ,
　　　　　　　　| ノﾉﾊヾヽ. ｡｡
　　　　　　　　从*´ ヮ｀）ﾟ○ﾟ　ﾚｲﾆｬ
　　　　　　（( （○　 (⌒) ))
　　　　　　　　 (__ﾉ

. 　　　　　　　　.,ﾍ,__／ﾞｉ
　　　　　　　　 ノﾉﾊヾヽ|. ｡｡ ﾆｬｰﾝ
　　　　　　　　（´ヮ ｀*从ﾟ○ﾟ
　　　　　　（( (⌒) ○ノ　))
　　　　　　　　　 （＿)

1000 ：名無し募集中。。。 ：04/07/07 01:05

れいにゃれいにゃ
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

1001 ：１００１ ：Over 1000 Thread

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