銀座教会・東京福音会センターでの「墨絵によるキリストの受難」展から2週間。 トキ・アートスペース(外苑前)で開かれたジョセフ・ラヴ展はJoseph Loveの画家としての仕事を代表する変形カンヴァスによるペインティングが展示の中心に置かれている。 |
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ジョセフ・ラヴ展 光の眼 1999.8.16〜8.22 トキ・アートスペース |
トキ・アートスペースは小さなギャラリーではあるが、集中度の高いスペース。集中と凝視を要求するようなJoseph Loveのペインティングによって、空間は拡がりを持つ。入り口から見ると、正面の壁面には1979年の作品"Point Expansion"がある。3つの円形を組み合わせた作品。 |
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「光」を表し続けた彼の作品。そのなかで、70年代中頃から80年代にかけては、円形のカンヴァスを多く用いた時期だった。 |
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左手の壁面には、1972年、南画廊における日本での初めての個展で発表された作品が3点。"Green Triplicity""Point Disappear"など。 |
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右手の壁面には、1990年の作品"non-titled"が展示されている。晩年の大作。 これらのペインティングはギャラリーのメインルームにあり、入り口からそこまで、両サイドには、パステルおよび水彩による晩年のドローイングが8点展示されている。 |
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