2009.07.12作成

レイアウト建設中10

今月は一部にレールを敷設してみました。
レールを敷設すると固定するためのピンがベニヤの裏側へ突き出るため
作業進行上何かと支障になると考え、この作業を踏みとどまっていたのですが、
レールを正確に敷設することができるか?カントはイメージ通り表現できるか?
等を確認するため、車両基地部に影響のない本線外周部に施工してみました。




layout_20090712_a.jpg


本線上りの列車線(R800)と電車線(R773)です。
複線間隔はPECO標準の27mmにしてカントが付いています。
103系もキハ82系も旧製品ですが、キハ82が馬力を上げて103系を追い抜いていくシーンの再現と思うと、そんなことは全くどうでもいいことで、ただ我を忘れて“でんしゃあそび”にふけってしまうのでした。


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さすがにR800となるとカーブが緩く自然に見えます。
またカントが付いていることで動きも感じられると思います


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カーブ内側から見たカントの具合です。


layout_20090712_d.jpg


直線部にはカントが付いていませんので、カーブから抜けると1両ずつ車体を起こしていきます。
カントを表現するためにカーブ外側に1mm厚のコルクを重ねていますが、もう少し緩やかにカント〜平坦へ変化させるために境界部は改善が必要と感じました。


layout_20090712_e.jpg


俯瞰して見るとこんな感じです。
この画像を見て、日豊線門石信号所近くでキハ82「にちりん」を俯瞰撮影した時のことをイメージしてしましました。
日豊線は単線でしたが。


layout_20090712_f.jpg


カーブ内側からの俯瞰です。
複線間隔27mmにしたことで2つの編成が重なって見え、都会の密集感を高めてくれます。


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本線下りの電車線(R400)と列車線(R373)=未敷設です。
カーブの終端部(手前側)がSカーブになっており、カントが逆に付きます。
S字区間をTomix581系でテストしました。
581系を選択したのは、ボディマウントTNが車体の傾きに影響ないかを確認するためです。


layout_20090712_h.jpg


S字区間に入ると編成がねじれていきます。
停止していると脱線しているかのようにも見えますが、走行している時の動きは見ているだけで楽しいです。


layout_20090712_i.jpg


3両目と2両目のねじれ具合です。
まるで砂利道を走っているように見えます。


layout_20090712_j.jpg


同じく2両目と1両目のねじれ具合です。


画像は撮りませんでしたが、振り子機構を装備したKATO製ソニック、ワイドビューしなのもテストしました。
ソニックでは挙動がオーバーになりますが、不自然な感じはありませんでした。


他に実施した走行テストでやはり問題になったのが“集電不良”です。
電車やディーゼルカーのようなボギー台車の動力車は問題が出ませんでしたが、蒸気機関車のE10、KATOのEF58等では台車が浮く等で停止してしまいました。
その他の蒸機も試しましたが、テンダーからも集電するタイプは大丈夫でした。
ただ牽引力に影響が出ないかまでは確認ができていません。
しばらく試験走行にはまりそうです。


レイアウト建設中11(2009年07月26日)


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