後日談

 

 98年春のゲームショーでのゾイド再販は、かなり前から計画が立てられいたことが後になって判明した。

 ゲームショーが行われたのは、98年3月であり、再販の予約を受け付け始めたのも同じ3月であった。しかし、98年1月にオフィシャルのカタログページに掲載された、ダークホーンのパッケージ写真は、実は当時のモノではなく再販モノのパッケージからの掲載であることが判明したのである。つまり、98年1月の時点で、既に再販されるべくダークホーンとデッドボーダーは、数がそろっていた、もしくは生産前の試作ができあがっていたということが明らかになったのである。このことは、98年3月のゲームショーでの再販は、オフィシャルができてそのフリートークのコーナーにファンからの再販希望のメッセージが集まったことによって決定されたことではなく、それ以前から着々と準備が進められていたという事が言えるのである。

 いくら再販といっても、数年のブランクを経ての再販である。よくよく考えれば、半年近い時間が準備に費やされてもおかしくない。すると97年秋のゲームショーでは既に次回のゲームショーにおいて、ゾイド再販が決定されていたとみるべきであろう。次回のオフィシャルイベントにおいての再販があるのであれば、トミー内部においては、既に決定事項であると見るべきである。

 

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