最新情報先取りステージ

 

 ホビーフェアでは、定番となっているのが最新情報先取りステージ。お馴染みとなったトモ子お姉さんとコマンダーOがステージに登って、新製品の紹介が行われた。

 

 今回のステージは、今までになく凝った作りになっていた。今までの最新情報先取りステージでの紹介方法は、モニターの前にテーブルを置き、そこに紹介する新製品を並べておいて、順番に説明していくという方法であった。しかし今回は、モニターの下に登場口が設けられ、そこに回転式の台がすえられると言う、今までになく趣向を凝らされたステージが作られ、紹介内容に合わせて、中から新製品が送り出されて来るという手順になっていた。

 そのステージで一番最初に紹介されたのは、2003年一番の目玉となるセイスモサウルスであった。セイスモサウルスの特徴、最長のゾイドであること、同時発売のブロックスとカラーリングが合わされていて、合体させて遊ぶべることが紹介された。

 セイスモサウルスに対する共和国側ゾイド・凱龍輝の紹介、先行販売されるサイバードライブゾイドが紹介された。

 今回の最新情報先取りステージで、もう一つ今までと違っていたのが、新製品以外の紹介があったことである。それは、7月に開催される「大ゾイド博」の紹介である。「大ゾイド博」のためのプロモーションビデオが流され、セイスモサウルスの先行販売、海外版ゾイドやトミカブロスの試験販売が行われることが紹介された。

 さて、この日、6月22日(日)は、前日の6月21日(土)とは、少々異なっていたそうである。7月末の発売に向けて準備の進められていたセイスモサウルスではあるが、この製品版が初めて紹介されたのが6月22日(日)であった。この日、セイスモサウルスを手にしてステージ乱入してきたのは中瀬さんであった。その中瀬さんのお話では、タイで生産されたセイスモサウルスの最初の製品が空輸され日本に届いたのが前日の6月21日(土)で、それを早速持ち込んで組み立てたそうである。一度に生産できる数の問題や、輸送できる数の限界、また、国内で発売日に一斉に店頭に並ぶようにさせるための流通の事などで、発売のおよそ40日前には最初の製品が出来上がっていなければならない、と言うことを知る事が出来たおもしろいエピソードとなった。

 最新情報先取りステージは、10:00、12:00、15:00の3回行われた。

 

 最新情報先取りステージと連動して「サイバードライブゾイドフィールドバトル」が行われた。コマンダーOに挑戦と銘打たれているものの、この日日曜日のフィールドバトルは、土曜日とは異なる方法で行われていたようである。トモ子お姉さんの言葉を借りると、参加者との対戦ではコマンダーOがあまり弱すぎるから、参加者同士の対戦と言う方法に変えられたとの事である。

 ルールは、サイクロプスとディアブロタイガーを対戦させて、相手のヒットポイントにダメージを与えて機能を停止させるか、円形のフィールドから押し出すことが出来れば勝ち、という極簡単なモノ。だが、サイバードライブゾイドはこの日先行販売されたばかりであるため、誰も遊び慣れているわけではなく、思うように操作するだけで一苦労で、一部の参加者には、相手に接触しないまま、思うように操作できず自らリングアウトして負けてしまうと言うケースもあった。

 対戦した勝者には、7月に開催される「大ゾイド博」の入場券が贈られ、敗者にも参加賞としてミニフィギュアが贈られた。

 

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