予見の研究

「ありえない」ことも「ある」という前提の設計。

 

子供はいたずらするのが仕事、子供の好奇心は心の栄養。子供たちは新しい遊びの発明家。そんな子供たちの行動は大人の想像をはるかに越え、驚くことばかりです。

「安全」という「性能」は子供たちの「ありえない」行為を予見することからはじまります。

そして、その安全はST基準を1.5〜3倍厳しくしたトミーの基準でチェックしています。

 

噛む

小さな歯は思いがけない力持ち。強い力にどこまで耐えられるかテストします。

・バイトテストクランプ

 

食べる

子供は何でも口に運んで確かめたがります。お口に入らないかサイズを測ります。

・試験テンプレート

 

呑みこむ

うっかり呑み込んでも食道に入らない安全サイズをチェックします。

・スモールパーツシリンダー

 

挟む

柔らかい幼児の指先は、思わぬ所に入ります。指先を挟まない安全設計のテストです。

・接触プローブ

 

引っぱる

取り付け部品が簡単に抜けたのでは危険です。引っぱりの力も十分に計算に入れています。

・引っ張りテスト

 

落とす

投げたり、落としたり、踏みつけたりの乱暴にも耐えられるテストを繰り返します。

・落下テスト

(※画像中の写真は、ファービーの落下テストです。)

 

 

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