歴代ゾイドコーナー

 

 旧シリーズの全て(一部海外版もあったが)が持ち込まれた「大ゾイド展」で、ファンを驚かせたトミーであったが、このホビーフェアにも、全てとはいかないまでも、一部の旧シリーズが持ち込まれた。

 

 やはり筆頭はビガザウロ。「大ゾイド展」では、3体が持ち込まれていたが、今回はスペースの都合も合わせて1体のみ。既に公式ファンブックの中で紹介されていることから、新世代のファン飲めに触れるのは初めてではないであろうが、ビガザウロの後発機を先に目にしたファンにとって、前身機にどんな印象を持つのかは興味あるところである。

 

 少ないスペースをいかすためか、今回持ち込まれた旧シリーズの大部分に、未だ再販のされていない機体が選ばれていたように思われる。展示されていたのは、キングゴジュラス、マッドサンダー、

カノンフォート、ハウンドソルジャー、ハイドッカー、ガイサック、ガリウス、エレファンタス、

バトルクーガー、ダークホーン、デス・キャット、アイアンコングMk-2限定型、ブラックライモス・ニュータイプ、ツインホーン、デッドボーダー、デスピオン、ガンギャラド。

 紹介されていたスペースの中の「ZOIDS」のロゴが、新シリーズのロゴになっていたのであるが、せっかく旧シリーズを展示するのであるから、旧シリーズのゴムキャップで止められたロゴであるべきであったも思われる。

 

 今後も各種のイベントに、旧シリーズが持ち込まれるであろう。そんな機会に、成形色を変えて再販された機体との色の違いを確認するのも、ファンの楽しみとなるであろう。旧シリーズからのファンには、モールドのエッジの鋭さも確認し直してもらいたい。旧シリーズと比較をしたとき、さすがに再販組は、かなり金型がくたびれていることという、悲しい現実を知ることになるのであるが、本来どの姿であるべきか、を意識した改造の糧になるかもしれない。

 

 

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