インフォメーション

 

 ジェノブレイカーのスクリーンの真下に設けられたステージでは、「インフォメーション」と題して、ナビゲーターによるゾイドの新製品情報の紹介が行われていた。

 

 まずは、2001年1月末に発売をひかえている、ウオディック、レイノスの紹介から。2000年10月末のウルトラザウルス発売以来の、旧シリーズからの復活組である。元来ウオディックは、ハイパワーユニットを初めて搭載したゾイドであり、旧ゼネバス帝国軍の逆襲の切り札の一つであった。今回の登場のタイミングも、バトルストーリーと絡めて、ガイロス帝国が送り出した切り札一つとなっている。

 インフォメーションで紹介される新製品は、サラマンダーゾイドコレクションのホエールキング可動王ライガーゼロをはじめ、いずれも、展示のあった新製品である。

 

 新製品以外には、トミーのホームページ内の「機獣新世紀ゾイド」において、オリジナルストーリーが展開されることが紹介されている。

 主役となるのは、ジェノブレイカーを改造して作られた、2足歩行恐竜型ゾイド。この機体には、ガイロス帝国でも、ガイロス暗黒軍でもなく、ゼネバス帝国のマーキングがされることになる。ゾイド改造コンテストの参加賞となるデカールにもゼネバス帝国のマークは入っているのであるが、なぜ今ゼネバス帝国なのか。ゼネバス帝国を今後のゾイドのラインナップに織りまぜるとなると、サラマンダーの完全復活を目指したことを鑑みた場合、旧帝国側ゾイドの完全復活予定など、旧シリーズからのファンには嬉しい新製品の展開も予想できなくない。この結果、ジェノザウラー、ジェノブレイカーの関係のように、同一機体の色変え平行販売(厳密には、ジェノザウラーとジェノブレイカーでは、パーツの追加が行われているが)も期待できるようになり、よりホビーとしての改造意欲をそそらせようとする展開となること期待したい。

 

 

 

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