改造ワークスペース

 

 手に入れたゾイドをすぐにも組み立てたい。そんな事は誰でも思うこと。まして、会場限定品ゾイドや先行販売のゾイドなど、一般のおもちゃやさんには並んでいない機体であれば、なおさらすぐにそれを見てみたいと思うのは不思議ではない。そんなことをふまえ、会場に内には、「改造ワークスペース」と銘打って、テーブルを並べた、工作スペースが設けられていた。

 

 畳に座って座卓で工作するといった感じの、ちょっとしたテーブルを並べただけのスペースではあるが、早速購入した限定ゾイドをその場で作るファンでどのテーブルも埋まっていた。

 ワークスペースでは、工具の貸し出しも行われ、トミーのスタッフによる工作のアドバイスも行われていた。すぐに作って完成した姿を見たい、もわかるが、丁寧に作ることのおもしろさ、大事さなども、教えてあげられるようなアドバイスがされていたことを願いたい。

 

 ワークスペースの一部の壁は、2000年4月から5月に行われた、おもちゃやさんの店頭で募集された改造コンテストの応募作品が展示されていた。そういえば、応募総数がいくつであったのか、アナウンスではあったであろうか・・・・・・

 

 そのとなりには、トミーの「機獣新世紀ゾイド」サイトに掲載されている改造作品が集められたパネルが掲示されていた。(トミー「機獣新世紀ゾイド」の改造ギャラリーへエントリーしている入植者の方は、自分の機体を見つけることできますか?)

 改造ワークスペースと、過去の改造コンテストの応募作品とホームページ掲載作品。そして、会場内の改造コンテスト。まだ改造に手を広げていないファンに、改造のおもしろさを誘発し、ますます、ホビーとしてのゾイドの定着化がはかれるような展開を期待した、ゾイド単体のイベントとして必要なコーナーであったといえる。

 

 

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