新旧シリーズを比較する difference

 

 9年の沈黙を破って、ついに1999年8月28日、ゾイドは復活した。しかし、復活と言っても、周知の通り旧製品をそのまま復刻したのではなく、新シリーズとして新たなメディアミックス展開を含めたおもちゃ展開が始まったのである。もっと簡単に言えば、後ろ向きな表現ではあるが、旧製品と同じ金型を使って新しい商品のような展開をしていると言ったところである。

 前述の通り、完全復刻でない以上、そこには様々な相違点が存在する。復活第一弾には一つとして、旧シリーズと全く同じ成形色のゾイドはラインナップされていない。このことは、1999/6に開催された次世代ワールドホビーフェアにおいて、無言のまま告知されていたと言える。ここでは、個々のゾイドを旧製品と比較するのではなく、旧シリーズ全体に通っていた傾向と、新シリーズ全体に通るであろう傾向の違いを追って見ていくことにする。

 

   ●パッケージ package

   ●パワーユニット power unit

   ●フィギュア figure

   ●ナンバリング nummbering

   ●型式番号 nummber

   ●安全性 safety

   ●安全性-2 ダイエットに失敗したアイアンコング safty-2

 

 ここで述べていることは、メーカー他各関係者に公式に取材したモノではなく、ゾイド本体を観察し各方面の声を寄せ集めた上での考察です。

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