ストームファイター |
- |
StormFighter |
共和国 |
型式番号 |
RZ-029-B |
シリーズ |
B/O |
タイプ |
<テラノドン型> |
発売 |
- |
全長 |
10.1m |
定価 |
- |
全高 |
12.9m |
オペレーション |
B/O |
全幅 |
- |
ライト点灯 |
- |
重量 |
47.0t |
使用電池 |
単4×2 |
最大速度 |
M3.2 |
部品点数 |
- |
乗員 |
1名 |
ゴムキャップ |
16個 |
搭載ビークル |
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主成形色 |
- |
主要目的 |
空中戦 |
キャッチフレーズ |
- |
ギミック |
翼を大きくはばたきながら2本足で歩行します。また、エアインテークファンも回転させます。首と足を変型させることで飛行形態も再現。 |
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その他 |
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装備
装備名 |
搭載数 |
特徴 |
2連装パルスレーザーガン |
2 |
翼に装備 |
AAM |
6 |
翼に装備 |
特徴
ストームソーダーから、全てのソードを取り外し、追撃戦闘を主体とする空対空格闘戦を目的とした飛行ゾイド。 もともと、帝国軍から流出した技術により開発された機体であったストームソーダーは、帝国ゾイドの特徴である装甲型のコクピットと、帝国軍で最も成功した飛行ゾイド・レドラーの特徴であるレーザーソードを備えていた。就役当初は、新しいタイプの共和国ゾイド、として期待が持たれたが、パイロットの評判はおもわしくなかった。キャノピータイプのコクピットになれていた共和国空軍のパイロットには、装甲コクピットがなじめなかったのである。また、3本のレーザーソードを使った、すれ違いざまの切り裂き戦法もそれまでの共和国空軍には無い戦法であったため、ストームソーダーの最大の特徴を生かし切れなかった。各部隊では、ストームソーダーで2連装パルスレーザーガンを使った、追撃戦法で用いることが多くなり、基地整備の段階でレーザーソードが外される事が多くなった。 この事を考慮した共和国空軍は、当初からレーザーソードを装備しないストームソーダーを配備することを決定した。このレーザーソードを装備しないストームソーダーは、共和国ゾイドの特徴であるキャノピータイプのコクピットとされ、完全な追撃戦闘を目的とした機体として生産された。 |
ここまで手を付けるのが伸びた最大の原因は、コクピットです。ストームソーダーを製作するにあたり、どうしてもキャノピータイプのコクピットにしたかったのです。そこで、どこかに雑誌でもネットでも、誰かストームソーダーをキャノピータイプに改造している作例はないか、参考にさせてもらって、わかっている問題点は、あらかじめ回避したいと思っていたのです。当時は、良いキャノピーパーツが無かったために、ヒートプレスに挑戦せざるを得ないか、などと、自分の腕をかなり越えた技術が必要であると考えていたからです。
しかし、いつまでたってもなかなか良い作例に出会うことが出来ず、仕方ないから自分でやることにしました。本来、改造を主としている人が、人の作例を待つ、なんてのは消極的な考え方で良くないはずで、誰もやらないから自分がやる、と言う積極的な考え方で無いとダメですよね。ここまで長引いて起きながら、そんなことを考えています。
とりあえず、航空機モデルのキャノピーがジャンクで手に入ったこともあって、実際の作業に入ったわけですが、結局コクピット内部は、シートを持ってきただけで、計器類は工作しませんでした。スペースが無かったこともありますが、やはり腕がそこまで伴っていなかったのです。
今回ストームソーダーに組み込んだギミックは、エアインテークファンの回転のみでした。当初は、首の上下ないしは口の開閉を視野に入れていました。しかし、口や首まで動力を導く方法と適度なスピードにまで回転を落とす方法が思いつかなかったのであきらめました。これらが出来たら、大きさの割には細かく動く機体が出来て、ゾイ度が高くなるように思うのですが・・・・・・。 |
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そんなわけで、ギミック的に力を入れることが出来そうにないので、今まで以上に造形面に凝ってみることにしました。
最も目立つ部分は、やはりコクピットです。もともとストームソーダーには、トップソードのためであろう、頭にこぶがあったので、これをそのままキャノピーに置き換えると言う感覚で作業が出来たため、フォルムを崩すことなく思うような形になりました。キャノピーは手持ちの航空機モデルのジャンクパーツから持ってきました。本当は、もう少し高さがあって、もっとパイロットを高い位置に持ってきたかったのですが、良い大きさの物がありませんでした。実際に用いたキャノピーも望んだ大きさではなかったので、一部を切り取り接着し直すという方法を採っています。接着した部分はフレームとして上から塗装することでごまかしています。一部隙間も空いてしまっていますが、そこはディスプレーモデルではなく、動くおもちゃであることを理由に見ないことにしています。
足の内側の肉抜き穴を本格的に埋めたのも今回が初めてです。幸いなことに旧シリーズのB/Oゾイドは、造形的に内側に肉抜き穴が出来にくくなっていましたので、まともにやったことがなかったのです。肉抜き穴の空いているゼンマイゾイドはいくつか作ってきましたが、重量増加の懸念から、一度も作業したことがありませんでした。足の内側の空間は、埋めなければ埋めないで見苦しさが目立つものの、埋めても努力をわかってもらうのは難しいと言うこともわかりました。
今回は、飛行ゾイド、と言うこともあり、航空機モデルの楽しみの一つとして、マーキングに凝ってみることにしました。どうしても「AIR
FORCE」の文字を入れたかったので、それを第一に考えてから、全体のマーキングを考えました。その上で、翼に少し派手なマークを入れてみました。そして、各エアインテークは、赤く縁取り必要な場所には「DANGER」と入れました。
一度、塗装だけのカラーバリエーションのみのゾイドを作ってみようと思ったことがあります。すると、カラーリングとマーキングにだけ凝ったゾイドが出来ておもしろいだろうな、と思ったわけです。ところが、よく考えたら、私のやっている改造は、見た目変化が無く、中身を改造しているので、一見しただけでは、どれもカラーバリエーションにしか見えないんですよね。それだったら、カラーバリエーションだけの改造はやめて、今まで通りギミック改造はどこかにしていこう、というのが今後の方針としても残っていきそうです。装備追加もやってみたいし、まだまだ、やってみたいことがたくさんあります。