オレの愛機も並じゃないぜ nonnormal(2000/01現在)
アーバイン氏曰く、彼の愛機は並じゃないそうである。でも、ギミック的には並のコマンドウルフと同じだったような・・・・・・
じゃあ、自分の愛機を並じゃなくしてみろ、って言われそうなので、とりあえず、最も好きなゾイド、シールドライガー(本当はMk-2の方が好きなんですけど)を並じゃないモノにしてみようと思います。
ただし、並じゃないのはおもちゃ的に並じゃないだけであって、設定的には並の量産機、旧シールドライガーMk-1というふうにしてみました。じゃあ何で「オレの愛機」って言うんだ? という疑問はあるでしょうが、その点は、おって説明していきます。
今回の改造の用いた部品 プラパイプ 直径3mm プラ棒 直径2mm プラ角棒 5mm プラ板 1.2mm厚 3mmのスプリング ポリジョイント 直径1.7mmの皿ネジ リード線 |
疑問1の解決
以前からシールドライガーに感じていた疑問の一つ、なぜ首の後ろのパイプは、首の動きにあわせて動かないのであろう、というモノでした。とにかく以前から、シールドライガーを作るからには、このパイプを首の動きに連動するように動かしたかったんです。
かといっても、このランナーパーツはそのまま動くように柔らかく出来るわけではないので、スプリングとリード線で作ることにしました。
まずは、3mmのプラパイプを25mmの長さに切って、適度な長さに切った2mmのプラ棒を差し込みます。この時、外に伸ばす2mmのプラ棒の長さは5mmとします。その上で、ストッパーの役割として、短く切った内径3mmのポリジョイントをとめます。
こののびた2mmのプラ棒に、3mmのスプリングを差し込みます。スプリングは51mmの長さに切って、2mmのプラ棒に接着します。
火で熱して、適度な角度に折り曲げた2mmのプラ棒を3mmのプラパイプに差し込んで、こんな感じにします。これが、スプリングの反対側の受け口になります。
3mmのプラパイプに、リード線を巻いてコイル状にします。こうして巻き付けるだけでもかなりくせが付くので元に戻りにくくなりますが、出来ればこのままお湯で暖めてさますことで、コイル状の癖が付きやすくします。
できあがったリード線のコイルを適度な長さに切って、先ほど作ったスプリングにかぶせます。そして、反対側には、を差し込んで接着します。そうしてできあがったのがこれです。
コクピット裏側に1.2mm厚のプラ板を貼ります。もちろん反対側もです。これが、先ほど作ったパイプを押し込む部分になります。
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そして、もともとパイプパーツを差し込む部分に、穴を大きくした内径3mmのポリジョイントを差し込みます。後でここには、パイプの3mmのプラパイプの部分を差し込む事になるので、出来るだけスムーズに動くようにしておきます。 |
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そして、ここまでできあがったモノを組み上げるとこうなります。
このままスイッチを入れると、口の開閉にあわせて首が動きます。すると、その動きにプラパイプが押し込まれて、パイプ部分のたわみ方が変化するというわけです。
しかし、ご存じの通り、シールドライガーの首の動きはそれほど大きなモノでないので、たわみ方が変化すると言っても、たかが知れたたわみ方の変化にしかなりませんでした。こうなってくると、やったという自己満足の世界ですが、とりあえず、全く動かないわけではないと言うことで、納得しています。