尻尾を振っての後日談
シールドライガー改造のタイトル、「オレの愛機も並じゃないぜ」は、コロコロコミック誌上で、アーバイン仕様のコマンドウルフの発売が決定したとき、親指を立てたアーバインが言った「オレの愛機は並じゃないぜ」に対抗してのモノでした。
このシールドライガーの改造をはじめたのは、1999年末です。当時、たまたま旧シールドライガーMk-1が手に入り、シールドライガー好きの私としては、せっかく手に入った貴重なMk-1を有意義に使いたいと思い、改造方法を考えている内に、やっぱり尻尾のギミックを改造したいと思いついたのです。で、いきなり旧Mk-1で失敗はできないので、テストヘッドとして、新シリーズのシールドライガーでやってみようという気になったわけです。
完成したのは2000年の2月に入っていたでしょうか? そして、ホームページ上に公開したのが、2000年春のはじめ頃でしたでしょうか? いずれにしろ、このころには、尻尾を振るシールドライガーの改造例はどこにも紹介されていませんでした。旧シリーズ最盛期の頃、誰かがやっていたかも知れませんし、当時の模型雑誌に掲載されていたかも知れません。しかし、私の知る限りにおいては、そんな作例は見たことが無く、インターネット上に尻尾を振るシールドライガーの改造例を掲載しているホームページも、話題も見たことはありませんでした。そんなことから、「並じゃないギミックを持つシールドライガー」とアーバインに対抗して、「オレの愛機も並じゃないぜ」というタイトルにしたわけです。
ところが、これが思ったより反響有りまして、私がメールをもらった限りでは、ブレードライガー3体、シールドライガー1体、私のシールドライガーを含めると、合計5体のライガーの尻尾が上下に動くようになっているようです。2000年10月の大ゾイド展の改造コンテストでも、2体ほど尻尾を上下するライガーを見ることができました。さすがに、5体をこえる機体が同じような動きをするので有れば、私の機体だけ「並じゃない」なんて言い張れなくなってきたので、タイトルの横に「2000/01現在」と加筆しました。
シールドライガーの尻尾の可動は、お約束改造になるのでしょうか?