高い空から見おろせば-6 look down-6

 

ギミック改造2

パワーユニットまわりを加工して、新たな動きの取り出し口を設けたので、それを背中のロートドームに伝える必要があります。

ボディーパーツ(フレームパーツ)の、翼のためのスプリングの格納部分の後端に縦に切り込みを入れます。

上から見るとここに四角い穴があいています。この穴を通して24枚のピニオンギアを取り付けたプロペラシャフトを通そうという計画です。穴の大きさはギアよりも小さいので、このままでは入れ込むことが出来ません。

作業中の分解組立、完成後のメンテナンスの分解組立が出来るような方法と手順を考えながら動きを伝達する方法を考えねばならないところが、ゾイドの難しいところです。しかし、逆にこれが出来ると、でかした、と言う気分になります。

スプリングのための上蓋の内側です。

後端に部分のプラ角棒をむくになるように調整して押し込み接着します。その上で、外径3mm、内径2mmの真鍮パイプを適度な長さにして接着します。この真鍮パイプがプロペラシャフトを通す穴と支えを兼用することになります。プロペラシャフトを支えるためには、真鍮パイプには適度な長さが必要です。

ジャンクパーツから適当なケース状のパーツを選び、中に平らな床面を作りました。

厚さが足らなかったので、プラ板を貼り付け、成形します。

内部には、8枚(紫)、12枚(薄緑)、16枚(白)のピニオンギアを3つ入れました。

紫のギアがパワーユニットから動力の伝わってくる部分です。真上から見ると時計回りになっています。ロートドーム自体も真上から見たときに時計回りに回したかったので、3枚のギアを押し込めるスペースを確保しました。

しっかり動きを調整し、蓋をします。蓋はネジ止めする方法を採りました。

ネジ止めではありますが、とりあえず、これで分解組立が可能も確保しました。

続くnext

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