高い空から見おろせば-4 look down-4 

 

翼の加工

今回は、ブラックバードを作ると言うことで、攻撃兵器は装備していない、と、設定しましたので、翼は、ソフト面での説得力を増すための加工が必要となります。

翼パーツの胴体とつながる内側のパーツです。

裏側のモールドの一部に、パーツナンバーが打ってあるので、これを削り落とします。

この周辺は、モールドもなく寂しいので、ジャンクパーツを持ってきて、ラジエーターを想定したエアインテークを設けました。

翼の外側のパーツの先端部分です。

先端に近い部分には、小口径レーザーのモールドがあります。しかし、攻撃兵器は装備しない、と言う設定から、レーザーは削り落とします。その後、適当なジャンクパーツを貼り付けてレーザーが無くなってしまった分のディティールを補います。

連装ビーム砲のすぐ横にある翼に突き刺さったようなモールドは、設定上ミサイルでは無かろうかと考えていましたが、実際のところどうなのでしょう。

このモールドは、ギミック上の干渉を避けるために、半円状になっていて、なおかつ金型のずれが目立ってしまっています。そこで、このモールドの前後を削り落として成形し直します。

前側には、2mmのビスを差し込みました。ここにゴムキャップを差し込むつもりでいます。

後ろ側は、手持ちのジャンクパーツの爆弾から、後端のフィン不部分のみ持ってきました。

実際にゴムキャップを取り付けるとこんな感じです。ここでは、新シリーズになって新たにデザインされたゴムキャップを使うことで、センサーポッド、と言うイメージを強調しようとしたわけですが、旧シリーズの世界観にのっとって設定するのであればMキャップを用いると、また別の演出が出来るかも知れません。

翼の裏側です。大きく空いている肉抜き穴は、適当なジャンクパーツを貼り付けました。見た目浅い穴のようではありますが、模型的にはかなりの深さがありますので、サンドペーパーで適度な厚さまでに薄くしたジャンクパーツは、かなり貼り込むことができます。

翼竜の翼にある指部分。サラマンダーでは、対空レーザー砲を置くことで、モチーフのらしさを演出していました。しかし、今回は設定上武器は装備したくないので、2連対空レーザーに代えて、アンテナユニットを用意します。そのアンテナユニットも、2本のアンテナが前方に伸びているような、対空レーザーのフォルムを損なわないような形を想定して、ジャンクパーツを寄せ集めました。

 このアンテナユニットを、ゴムキャップを用いて翼に取り付けます。つまるところ、翼にはゴムキャップが止まるような軸を作りなおしました。

続くnext

戻るback