吾輩はトカゲではない I'm not a lizard

 

 帝国軍最初の大型ゾイドであるレッドホーン。これは、おもちゃ的に最初と言う意味であって、ゾイド誕生から1年後の1984年に、ゾイドに帝国軍と共和国軍の対立という概念が導入されたときに、発売された最初の帝国ゾイドの中で、唯一のB/Oゾイドと言う意味である。設定上やストーリーの世界では、おそらくレッドホーンが登場するまでの間に、多くのノウハウの蓄積があった上でレッドホーンが登場してくるはずであるから、ただ単に帝国軍最初の大型ゾイドと定義して良いかは疑問でもある。

 私が、レッドホーンを手に入れたのは、新シリーズが始まってからでした。このレッドホーンとは旧シリーズのEPZ-001のレッドホーンと言う意味です。当時、ネット上で知り合った方とトレードが成立し、組済の旧レッドホーンを入手することが出来ました。あの帝国レッドのレッドホーンが手には入ったのはとても嬉しかったです。その時は、既に新シリーズでのレッドホーンを入手し、構造上の問題点に気付いていたので、この入手した旧レッドホーンのメンテナンスがてら、補修を行いました。この補修がそれなりに上手くいったので、とりあえずは、以降レッドホーンにはこれを導入しています。

 

パーツの整形

 とりあえず、まずは各パーツの整形から始めます。

背中の甲羅(?)パーツ。ふたつの大きな排熱口と思える部分は、フィンを削り込みます。デザインナイフを刃を上にして、ひたすらカリカリ削り込んでいきます。こうすることで、成形の都合上階段状になっているフィンをフィンらしくします。

足の後ろ側。ここは、パーティイングラインが走っているため上側と下側の段差があまりにひどいです。モールドされている縦の筋彫りを深くしながら、パーティングラインでの段差が無くなるまでひたすら削っていきます。パーティングラインは、後ろ側だけではなく、側面にも走っています。ここも既存のモールドや筋彫りを強調しながらパーティングラインでの段差が無くなるまで削っていきます。

ボディーパーツ。やはりフィン状の部分にフィンを作っていきます。

ボディーの側面のパーツ。やはりこれもフィン状の部分はフィンらしく削り込みました。

頭パーツ・鼻面にあるモールド。どう解釈して良いかわからなかったの、とりあえずエアインテークっぽく、一段彫り込むことにしました。パーツの裏側の構造を考えたときに、内部を上手く再現できる自信がなかったので、完全に開口してしまうことはしませんでした。

足パーツ。これにも激しく縦にパーティングラインが走っています。これもひたすら削って整えていきます。

 

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