起倒式アンテナとその他のアンテナ
パラボラアンテナだけでは、通信能力が強化されたとは言えないので、更にアンテナを追加します。
モルガの特徴であるミサイル格納部分は、ミサイルから起倒式アンテナに換装します。
後半身部品の前半身とつながるジョンと部分の下に、3mmの穴を開けます。ここにポリジョイント通します。
ポリジョイントと3mmのプラパイプ、2mmのプラ棒を用いて、こんなふうにしました。一番左側の黒い部分は3mm径で統一されたポリジョイント、その先2カ所にあるグレー部分は2mm径で統一されたポリジョイントです。根本側から、3mmのプラパイプを2本、最先端部の白い柱は、2mmのプラ棒です。根本側ほど太くなるようなイメージにしました。
プラ棒とプラパイプの長さを調節して、うまく格納庫に収まるようにします。
アンテナっぽく見せたかったので、先端は0.4mmの真鍮線をコの字型に両側から取り付けました。私程度ではここまでが腕の限界です。とりあえず、長距離通信用アンテナと設定しました。
格納パネルは、左右一組でループ状っぽくなるように、0.7mmの真鍮線を取り付けました。これも、アンテナという設定です。格納パネルと閉じているときはアンテナとして機能しませんが、格納パネルを開けると、アンテナを立ちあげることになって初めて機能するというイメージです。
コクピットの装甲カバーとなる部分には、左右上端に火器(20mmガトリング砲)が装備されています。通信能力が強化されているタイプので、非武装にしたかったので、火器を無くしたかったのです。そこで、こんな半ループ上に0.7mmの真鍮線を取り付けました。設定的には、戦闘行動中の部隊内とリンクするための、近距離通信用アンテナにしました。旧日本陸軍の戦車が、砲塔のまわりに手すりのようにアンテナを取り付けていたところかヒントを得ました。あれって、長距離通信用なのでしょうか?
これで、部品的な改造は終わりです。
ここまでで来たモノを全て組むとこうなります。
最後部の3Dアンテナは装備されていませんが、パーツ的にはほぼ完成です。あと、この画像には、帝国軍標準コクピットも装備されていません。これで、ゴムキャップを止めれば、ギミックは完全に機能します。モルガ独特のあの動きに、パラボラアンテナの回転が加わったことになります。後は、塗装するだけです。
個人的には、この状態でも、気に入っています。パラボラアンテナはいかせませんが、真鍮線の色が金属を連想させ安い成形色に生えていて、いいなとも思いました。パラボラアンテナや、真鍮線を固定するのに瞬間接着剤を使ったりしたので、白く濁っている部分もあり、無塗装と言うわけには行きませんから、ちゃんと塗装します。