俺、Gore?-6  am I Gore?-6

 

 パーティングラインの処理がほぼ終わりましたので、ジャンクパーツを貼ったり、メカっぽさの演出をしていきます。

 頭部コックピット周り。

 見えなくなってしまうところではありますが、あっさりしている所はジャンクパーツで演出します。

 瞬間接着剤で、スチロール樹脂のジャンクパーツをABSのゾイドに貼り付けますので、見えないところを少し削って、接着剤だまりをつくっています。それにより接着剤のはみ出しを最小限にするようにしています。

 ジャンクパーツだけでなく、プラ板を切り出して貼っているところもあります。

 この手の作業をするとき、流し込みタイプの接着剤の効くスチロール樹脂のゾイドだったらどんなに作業しやすいだろうかと思います。

 この中国製のアイアンコングの堅いABSは、スチロール樹脂用の流し込みたいプの接着剤が効くように見えて、使いたくなる誘惑に駆られますが、そこはぐっと我慢。

 

 裏側もギミックに影響しない範囲でジャンクパーツを貼ります。

 奥まったところは、見えなくなってしまいますから、ちゃんとしたプラ板ではなく、ランナーのネームタグを必要な大きさに切り出して底上げに使っています。そもそも裏側で見えないところですし、ギミックに関わるわけでもない精度を必要としないところは、ランナーをどんどん素材として使ってしまいます。

 側頭部のパーティングラインで段差が出来てしまっていたところは、プラ板を貼ってなじむように整形し、筋彫りをつなげました。

 顎の裏側を埋める部品をジャンクパーツで作りました。

 首を左右に振るギミックに関わる部分なので、大きく開口しています。

 これ、主たる土台にしているのは、プラ板ではなく、何かしらの艦船モデルの甲板部品の一部です。他の部分は、精度を必要としない部分にプラ板として使ってしまいました。エレベーターか何かしらのハッチの様なモールドがありましたので、ディティールとして利用しています。

 ここにもランナーのナンバータグを使っています。ランナーのナンバータグは、同じ形状のものが複数手に入れることが出来るので、ジャンクパーツとしてよく使っています。

 

 顎の裏にぴったりおさまります。

 塗装のしやすさも考え、接着しなくてもぴったりおさまるようにしてあります。内部構造部品として他の部品と共通した色にするつもりです。

 パイロットも加工します。

 パーティングラインを消して、ヘルメットを整形します。

 1999年ゾイド復活直後のパイロットは、ヘルメットの形状がいびつで、瞬間接着剤を盛ってから形状を整える必要があります。いつ頃からか、ヘルメットの形状も少し改善されました。小さな部品の大量生産の限界がありますので、処理不要と言うわけには行きません。

 頭部を仮組みします。

 装甲部品をつけてしまいますとコックピット部品のジャンクパーツを貼ったところは、ほとんど見えなくなってしまいます。

 ハッチが開いたとしても、やっぱりほとんど見えません。

 せっかく作った顎裏の部品も当然見えません。自己満足の世界です。

 アイアンコングの頭部は、ライトユニットがおさまりますからコードの通り道も確保しておかなければなりません。

続く next

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