後日談
今回完成させたハンマーロック。実は、とある模型コンテストに応募してみました。結果は見事に落選。箸にも棒にも引っかかりませんでした。
そのコンテストは写真での応募でした。色々な角度から撮影した何枚かの写真を用意し、その中の1枚として、アピールカットを入れるようにと規定がありました。そこで、アピールカットには、右の長時間露出写真を用いることにしました。アピールカットとは、製作者が一番かっこいいと思う角度から撮影したモノ、と言うことになります。つまるところ、「ゾイドは動いているときが一番かっこいい」と言う意味を込めて、これをアピールカットに用いたわけです。
前述の通り、コンテストでは何の受賞もなかったのですが、後になって、審査員として写真を見た方のお一人とお話しする機会に恵まれました。お話を聞く限りでは、このハンマーロックのアピールカットは、それなりのインパクトはあったそうです。審査していただいた方々の間では、「これ、もし本体での審査だったら、何かしらの賞は取っていた」とのお話があったそうです。しかしながら、コンテストでは、写真応募であり審査であることから、どうしても改造したという要素のわかりやすさにかけることで、賞をもらうことは出来ませんでした。
せっかくインパクトを与えながら賞を逃したのは残念なことですが、ゾイドを遊び倒すことを目的としている者からすると、何を楽しんでこれを作っているのかは審査していただいた方々に伝わったのではないかと思います。
今後も機会あればコンテストにも応募していきたいとは思いますが、やっぱりまずはおもしろい動きをするゾイドを作っていきたいです。