祭だ祭りだまつりだ-2 we love festival-2 

 

 グスタフの構造を理解したので、説明書以上に加工をしていきます。

 まずは、コックピットの加工から始めました。

 内部は、計器デカールを貼ることを前提に、プラ板を追加して平面を作るように加工しました。

 外部には、ジャンクパーツを貼りました。

 本体との接続部分、フレームパーツを押さえる部分は、下半分失われているように見えましたので、ジャンクパーツを追加してそれらしくこしらえました。

 そして、フレームパーツには、装甲パーツのギミックに干渉しない範囲で、ひたすらジャンクパーツを貼りました。見えなくなってしまう部分がほとんどですが、グスタフは装甲パーツの隙間が大きいので、可能な限り貼り付けて密度を上げました。目指すは、星形レシプロエンジンのプロペラ機です。スピナーとカウル隙間からエンジンがのぞいている。完成後にそのイメージに近づくようと考えての作業です。

 ここで活躍したのが、伸ばしランナーです。ランナーを火であぶって、目見当で0.3から0.5ミリ程度のプラ棒を作ります。これを線香を焚いて、その熱でL字に曲げます。慣れてきますと、単なるL字ではなく、2段L字やループ部分がありながら直角に曲がると言うような形状も作れるようになります。こうして作った伸ばしランナーをフレームに貼り付けたジャンクパーツどうしをつなぐように接着します。時には、奥に向かっていくようにも。すると、全体的な一体感が出てきたように見えてきます。こうした作業には、伸ばしランナーだけでなく、航空機モデルのランディングギア(脚)のような棒状のパーツも使います。

 組み上げてみます。これはこれで、こういう車も有りかなと見えてきます。今後、ゾイド以外の改造でやってもおもしろいかもしれません。

 

続くnext

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