装備と塗装

 

 ギミックが全てできあがりましたので、装飾的な改造に入ります。

 

 1.2mm厚のプラ板をこんな風に切りました。これは、照らしあわせをしながら削りだしていったので、図面がありません。目的は、こんな風に取り付けるためです。

大きい穴は、ミサイルポッドアタッチメントの接続部分にあいます。小さい穴は、帝国軍共通ハードポイントに差し込んでちょうど良い大きさです。更にその目的はといいますと・・・・

こんな風に、帝国軍標準コクピットをミサイルポッドアタッチメントに取り付けるためです。改造はサーベルタイガーMk-2プロトタイプとしましたので、量産型として就役したグレートサーベルよりも、エレクトロニクス面での技術開発が出来ていないという設定にしました。そこで、プロトタイプは、エレクトロニクスの遅れをレーダー手兼火器管制手が乗り込むことによって補うようになっているので、もう一つコクピットが必要になるです。こうして、Mk-2プロトタイプは複座型のまま試験評価が行われていたという設定にしました。

 もちろんこれらコクピットの装備にかかわる部品には、ゾイドの特徴を残して接着を行っていませんので、後で就役型(商品として発売された)のグレートサーベルになることは可能です。

 ポリジョイントを用意します。左が加工後、右が加工前です。3mmで統一されたポリジョイントを2カ所が3mm軸1カ所が3mmの受け穴となるようにしました。そして、これをミサイルポッドアタッチメントの共通ハードポイントに取り付けます。取り付けると言っても、ここは共通ハードポイントなので、差し込んであるだけで接着はしません。

 

 部品が全てそろいましたので、塗装に入ります。

 塗装といっても、グレートサーベルと大きく変わることはありません。目指したのはアイアンコングMk-1です。装甲パーツは黒、内部構造パーツはダークレッド、装飾パーツはシルバーにしています。

黒いランナーパーツは全て艶消し黒。アイアンコングに準じた色であることと、隠密行動を取ると設定したので、ステルス性を印象づける艶消し黒にしました。

赤いランナーパーツは、全て旧帝国レッド。あのダークレッドを再現したつもりですが、画像ではよくわからないのが残念です。 

大型装備系は、メタルブラックにシルバーを混ぜた色にしました。ウイングの可動部分とミサイルポッドの可動部分は、稼動することを考慮して、無塗装です。

 残りの牙と足先のランナー部品と、帝国軍標準装備のランナー部品は、全てシルバーにしました。

 

 

続くnext

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