スケールは大きいのにギミックは小さい
little gimmick
ゾイドは、1/72スケールから始まっていたことと、私が航空機モデルが好きなので、これまでずっと1/72のゾイドばかりを作ってきました。24ゾイドも持っていないわけではないですが、改造はしたことが無かったです。今回初めて24ゾイドの改造をしてみようと思います。
選んだのは、ゴーレム。パンツァーティーアとして発売されたゴーレムです。再販版で気をつけなければいけないのは、接着剤です。ABSで作られているので、ジャンクパーツを貼るときにスチロール樹脂用の流し込みタイプの接着剤を使うことが出来ません。それに留意しながら、先の作業の方針や手順を考えていきます。
まずは各パーツを成形して、組み上げます。
ランナーから部品を切り離す前に、ランナーごと中性洗剤の入っているたらいにしばらくつけておきます。接着剤や塗料がしっかり食いつくように、部品についている離型剤を落とします。
ランナーが乾いたら、部品を切り離す前に、明らかに埋めることになるピン跡に予めパテを盛ります。場所によっては、パテを盛るのではなく、2mmのドリルでピン跡を大きくし少し深めにしたところに、2mmのプラ棒を差し込んで接着します。この時点で、全ての肉抜き穴を処理するわけではありません。
最初の段階ですから、部品をランナーから切り離し、ゲートを処理して、パーティングラインを消して、パーティングラインのところで出来てしまっている段差を無くしています。
そして、動きにまつわる部分のみを組みあげて、スイッチを入れて、実際に動かしてみます。
歩かせるのはもちろんですが、手に持ったまま動かして、後の作業で干渉しそうな部分を予め予想しておきます。
見えてしまっている肉抜き穴はどこかを確認します。基本見えてしまっているところは全て処理するつもりです。
そうして、今後の作業方針や作業の順番を考えます。