最後の砦 goalkeeper -5
装備その弐 -2
田宮の工作セットの遊星ギアセットを用意します。遊星ギアセットには、280モーターが同梱されていますが。今回は140モーターを用います。
ギアは1:80のギア比になるようにギアを選択しました。要は、束ねた4砲身を回転させガトリング砲にします。
使用する電圧と見た目の感覚で、どの程度のギア比を選択するかは、完成後の見た目の印象を変えることになるでしょう。明らかに連射していることを印象づけるには回転が速い方がよいですし、設定よりもおもちゃとして回転している事を印象づけるには、かえって回転は遅い方が回転している砲身がそれぞれ見えるようになり、ギミックらしく見えると思います。完成後の印象を考え、ある程度のスピードを望むのであれば、ギア比を下げればよいわけですし、ゆっくり回すにはギア比をあげればよいのです。しかし、あまりギア比を下げすぎると、今度はパワー不足でガトリング砲を回転できなくなってしまいます。同じギア比でも、電圧が異なれば回転するスピードも変わります。
砲身を切り取った長距離キャノン砲の基部を更に開口します。
こうして、モーター部分をしっかり収納してしまうようになるまで開口します。
側面部分にモーターが見えてしまっているので、ここはプラ板でふさぎます。
1.2mm厚のプラ板を左の図のように削りだします。同じモノを4枚つくります。
こうしてモーターが見えなくなりました。
遊星ギアのケースはそのまま外部露出させます。接合部分やその独特の形から、そのまま利用した方がおもしろいであろうと考えました。
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これは100円ショップで買った、調味料入れ。これの底部分をまっ平らにして、適度な長さに切ります。 底の部分には、穴を4つ開けます。真ん中の穴は、遊星ギアの出力軸を通します。円周上の3つの穴は、遊星ギア本体を形作るビスを通す穴です。 |
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これを取り付けます。
この時に、遊星ギア付属の台座を取り付けます。
画像では台座が前後に二つついていますが、撮影後に前側の台座の使用はやめました。台座は後ろ側のみ取り付けます。