重装ギミックスペシャル-3 heavy gimmick special-3

 

追加ギミック-2

 今度は、右側のビーム砲を動くようにします。

 長さ11mmに切った3mmのプラパイプをネジで止めます。

 まず、1.8ないし1.9mmの穴をハードポイントに開けます。その上で、2mmのネジで11mmに切ったの3mmのプラパイプを止めます。この時に接着剤を併用します。

 ジョイント穴を貫通させます。3.5mmのドリルが貫通するようにします。この穴には、3mmのプラパイプが通ります。

 

 図に従って、1.2mmのプラ板を切り出します。8mmに切った3mmのプラ角棒を接着します。赤い矢印の方向が前方です。円形部分と長方形部分の接合部は、強度確保とあわせて、少し体裁を整えて太くすべきでしょう。

 まず、図面をプラ板に書き込み、それよりも大きめにプラ板を切り出します。その後ヤスリで必要な形に整えていきます。6mmの穴は、小さめの穴を開けておいてから、テーパーリーマーで必要な大きさまで拡大していきます。

 3mm幅の長方形部分の一部には、適度な長さに切った、3mmのプラ角棒を接着します。

 これをビーム砲に接着します。ただし、接着位置は、後に仮組みをして他のパーツとぶつからず、不自然にならない位置を決めてから接着します。

 5mmのプラ棒を厚さ2mm程度に輪切りにします。そして、円周の一カ所に切り込みを入れます。画像は製作途中のため、4mm程の厚さがあります。

 これをパワーユニットのゼンマイの捲き軸に接着します。接着位置は、パワーユニットを本体に装備したときに、脚のギミックパーツの外側であり、なおかつ腕パーツの内側になるようにします。また、ゼンマイの捲き軸は、切り込みの中に収まるよりも、かろうじてはみ出る程度にしておきます。

 ここまで出来上がったパーツを仮組みします。

 フレームにパワーユニットを内蔵し、尻尾足を取り付け、歩行できる形にまでします。

 そして、ビーム砲をゴムキャップでとめます。この時、ビーム砲にとめたプラ板の部品と、パワーユニットのゼンマイの捲き軸にとめたプラ棒がしっかり重なるようにします。もし上手く重ならないようであれば、ゼンマイの捲き軸に取り付けた円盤状のプラ棒の接着位置を調整します。

 パワーユニットに取り付けた円盤上のプラ棒の接着位置に問題なく、ビーム砲だけはとりあえず動く状態になったら、ビーム砲に取り付けたプラ板の最終的接着位置を決めます。

 やはり手首を取り付けた腕を装備して、腕とビーム砲がぶつからないかを確認します。クランク軸から取り出した腕の上下の動きと、ゼンマイの捲き軸から取り出したビーム砲の上下の動きでは、動きのスピードが異なりますので、実際に動かしての確認が必要です。

 こうして、ビーム砲が上下するようになりました。

 

続くnext

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