2004年7月6日 午後9時、銅鑼湾時代広場にて、杜琪峯監督､古天樂、郭富城、梁家輝主演作品、「柔道龍虎榜」の首映会が行われました。
「少林サッカー」でおなじみのタイムズスクエアには首映式の始まる前から大勢のファンが集まり､それぞれ応援する明星のボードなどを用意して陣取り始め、会場には「エーロン！エーロン！」という声が響き渡っていました。「クーチャイ！」と応援する声は比較的静かでしたが、一生懸命自分の星を応援する心意気は誰もが同じ､たいへん熱気あるプレミアショーイベントとなりました。会場には劇中で蔡一智が歌う日本の７０年代のドラマ「姿三四郎」（竹脇無我主演）の主題曲が流れ､ステージの上には畳が敷かれ、柔道の技のデモンストレーションなどがおこなわれ、かなりジャパネスク・ノスタルジックなムード。この映画のためにスポーツ刈りにしたアーロンが登場したときには会場の盛り上がりもピークに達し、彼はわれんばかりのファンの声援に笑顔で答えていました。
梁家輝は劇中、ルイス演じる主人公の宿敵の柔道家、阿岡を演じています。彼はこの役を演じるにあたり、３ヶ月みっちり専門家について柔道を習い､いっさい替身（スタント）なしだそうです。ジョニー・トーが黒澤明監督へオマージュをこめて撮ったというこの作品､日本でも早々と2004東京フィルメックスで１１月22日､24日上映が決定しています。
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